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161031読んだ本

電車内で周囲はスマホだらけの中、独り昂然とガラケーを操作するおっさんが勇者に見えた(;_; )ナケルゼ

【読んだ本】

森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本

文字通り味読してきた本書も読了して大満足であるとともに読み終えてしまったのが淋しくもある(;_;)
付箋を貼った箇所の中から特に気になった件を少しだけメモ(^^) 「文学と書物とは本来不可分の関係に
ある。・・・文学に現れた書巻の気の多少が直にその作者の読書力を計量する道具にはならぬにせよ、
全然没交渉だとするわけには行かぬであろう。」〈芥川龍之介氏は自家の蒐集について「少くとも僕の
架上の書籍は僕の好みを示している。あるいはいろいろの時期における好みの変遷を示している。その
点では――僕というものを示している点では僕の作品と選ぶ所はない。・・・」といった。〉「奇書の自ら
愛書の人に属することは、[伊沢]蘭軒の説の如くである。一たび売却した書物を復架上に置き得る
清福に至っては、何人もこれを羨まずにおられぬであろう。」「古来どれだけ貴重な書物が火のために
失われ、永久に見ることが出来なくなっているであろう。人間に取って最も必要な火が、文化的至宝たる
書物を焼く立場になっているのは、一種不可思議な運命といわなければならぬ。」「書物の名は著者の
性格なり趣味なりを表現する。・・・子供の名前には親の性格なり趣味なりが窺われる。書物の名は子供の
名前に相当すべきものであろう。子供に気取った名前をつける人は、どこか共通した厭味があるものだ
という説を聞いたことがある。装幀と服装との間にもほぼ同様の消息が認められるかと思う。」(^^)

西村亨『王朝びとの四季』(講談社学術文庫,1979)所蔵本

帰りの電車ではむくつけき顏のリーマンがリボンをあしらった大輪のバラの花束を片手に乗ってきた^_^;
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