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170510読んだ本

チョー眠くて目も開けてられないほどだけど王子様のキスはノーサンキューでお願いしますm(__)m

【読んだ本】

駒田信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)所蔵本

「妲己のお百」を読んだ(^^) お百の生涯を叙述した後で、「実録本という名のフィクションでは、
お百は・・・」「実録本の結末は、・・・」「・・・ということにした実録本もある。」などなど
お百についての俗説まで紹介してるのは、自らの叙述はノンフィクションであると思わせる効果を
狙ったのかしら(..) この一篇の冒頭では「妲己というあだ名は、殷の紂王の妃で、妖狐の化身と
いわれた妲己のように、妖しいほどの美貌で、しかも荒淫だったからであろう。」としているが、
海音寺潮五郎『レジェンド歴史時代小説 列藩騒動録(上)』(講談社文庫,2016)「秋田騒動」は
〈彼女がなぜ妲己などという恐ろしい異名を取ったかといえば、こうだ。お百は育ちが育ちである
から、とても厳格な武家女房などにはなれまいと思われていたのに、那河[忠左衛門]の家に来ると、
「昨日までの風俗に引きかえ、武家の妻の行儀をたしなみ、まことに気高く、いみじきこと言う
ばかりなし」とある。つまり、その変化があまりにも鮮やかであるのがばけものじみているという
ところからの異名なのである。毒婦的であるということからではない。毒婦どころか、お百は生涯
津山友蔵の墓参りをしたり、友蔵と夫婦である間にもらった男の子を最も深い愛情で愛しつづけたり、
最も女らしいこまやかな愛情の女であったように、ぼくには見える。こんな女であり、茶の湯・生花
・香道、何一つとしておろそかなものがなかったので、久松夫人にも、佐竹夫人にも気に入られて、
いつも両家の奥へ出入りして女中らに慕われていたという。ぼくは七八年前、この女が昔からあまり
にも悪く言われているのをいきどおって、「哀婉一代女」という長篇小説を書いて、講談社から
出したことがある。主人が秋田騒動の関係者だというので、連れ添う女房まで毒婦あつかいにされて
はかなわない。〉(..) なお、駒田も「ただ、お百が武家の養女として、すべての点で忠左衛門の同僚
や下僚たちの、もともと武家の娘だった妻女たちよりも一段とすぐれていて、家中の評判者であった
ということだけは伝えられている。」とは記している(..) こうやって読んでくと本書は俗書かな(..)

昼過ぎまで小雨が降ってたから今日は寒いね(..)
タグ:列伝
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