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161021読んだ本&買った本

デュエル、バスター、ブリッツ、イージス___φ( ̄^ ̄ )メモメモ すぐに忘れてしまうのが、情け無や(;_;)

【読んだ本】

杉本苑子『女人古寺巡礼』(講談社文庫,1996)所蔵本

「法輪寺―赤染衛門―」では(奈良のではない)「法輪寺の本尊は、伊勢の朝熊、会津の柳津とともに
『日本三虚空蔵』の一つに数えられている」そうで、その「十三詣りの風習」が紹介されているのだが、
「ただし、帰り道、渡月橋を渡り切るまでは、うしろを振り返って見てはいけない。せっかく頂いた
智恵福徳が消滅してしまうと信ぜられている。」という点がチト気になった(..) 赤染衛門は「虚空蔵
さまを信仰していたのだろうか、単独で、あるいは女主人藤原倫子のお供で、しばしば法輪寺へとお籠り
に来ている。」由、大江匡衡との逸話などが紹介されている(^^) なお、〈ものには近まさりと近劣り
がある。/「法輪寺の虚空蔵さまには、やはり・・・・・・」/「やや離れて、渡月橋あたりから拝を
捧げるほうが、よさそうですね」〉とある^_^; ちなみに、月岡芳年の『月百姿』に「法輪寺の月 横笛」
という作品があるけど、この寺のことのようですな(^^) 「村雲御所・瑞龍寺―殺生関白の母とも―」は、
『影の系譜~豊臣家崩壊』(文春文庫,1984)で御馴染の秀吉の姉で秀次の母の瑞龍院日秀(とも)に
よって開かれた浄刹を訪ねている(^^) 同書の話に加えて、この村雲御所(八幡山瑞龍寺とも併称)は
「後陽成天皇の代に勅願所と定められてからは、代々、皇族や華族出身の女性が入室する日蓮宗の尼寺
では唯一の、格式高い門跡寺院」で、御目通りした第十三世の門跡尼公の「小笠原英法尼」(元宝塚の
桜緋紗子)の話や、その義理の姉に当る第十二世日英尼(伯爵小笠原長幹の五女)のことも(^^) なお、
思い出したので調べたら、吉屋信子『私の見た人』(朝日文庫,1979)が取り上げていた「九条日浄尼
[瑞龍寺門跡、村雲婦人会総裁]」が第十一世だった(^^) wikiには出てなかったけど、同書によると、
戦後に彼女の過去のゴシップを週刊誌が暴いたり、色々と騒動があったりして大変だったみたい(;_;)

池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本

池田弥三郎『光源氏の一生』(講談社現代新書,1964)所蔵本

森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本

【買った本】

杉本苑子『天智帝をめぐる七人』(文春文庫,1997)
杉本苑子『新とはずがたり』(講談社文庫,1993)
杉本苑子『私家版 かげろふ日記』(講談社文庫,2002)
杉本苑子『華の碑文~世阿弥元清』(中公文庫,1977)
杉本苑子『姿見ずの橋』(中公文庫,1987)
杉本苑子『散華~紫式部の生涯』下(中公文庫,1994)
杉本苑子『悲華 水滸伝』一~三、五(中公文庫,2001)

久しぶりに図書館に行ったけど、新着コーナー見ても食指が動く本が無かったので、ブックオフへ(..)
10冊中7冊が108円ゆえ、つい高めのも買っちゃった^_^; 能は分らんし世阿弥も興味ないんだよね(..)
上杉可南子『飛天の舞』(小学館PFコミックス,1997)は好きだけど^_^; この頃のプチフラワー誌は
毎号面白かったな(..) 杉本の水滸伝はチラッと見た限り評判が芳しくないのは、吉川英治と比べられ
ちゃうからか^_^; 山田孝雄『櫻史』講談社学術文庫が無くなってたけど、誰か買ったのなら嬉しい(^^)

本で重くなった荷物を背負って距離もかなり歩いたけど、「甘栗むいちゃいましたバー」を買い食い^_^;
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161020読んだ本

自らを「超一流」って、斎藤澪奈子かよヾ(^o^;) オイオイ なら、『新古今和歌集一夕話』の校閲はどうよ?
「手前味噌で恐縮だが、新潮社の校閲部と言えば、出版業界では“超一流”として知られた存在。」と
週刊新潮10月20日号が書いていた由、ヤフーのニュースで読んだわ^_^; こんな自負を持っているから、
それだけ高品質の本を造っているのに売れないのは図書館の所為である、と新潮社の石井昴は論理構成
するんだろうけど、「幾ら誤植のない本を作って見たところで、愚書凡書は依然として愚書凡書である。」
という森銑三の言葉を噛み締めるべし^_^; 定価に見合うだけの価値ある良書を出版してから言えよ^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『女人古寺巡礼』(講談社文庫,1996)所蔵本

「石山寺―菅原孝標の娘―」だが、石山寺は寺伝によると聖武天皇の発願で良弁僧正が開基したらしく、
古来「石山詣で」が盛んな由(^^) ここにメモるのも憚れるような恥ずい展示物のことを紹介してから、
「寺はしきりに紫式部との結びつきを強調なさる。たしかに式部も、石山詣ではしたにちがいない。
しかしここで『源氏物語』の筆をとったというのは、室町時代に書かれた『河海抄』あたりの記述を
もとにした伝承にすぎず、式部自身は、そのような事実に言及していない。」とする^_^; 石山参籠を
はっきり記した平安朝の女流として右大将道綱の母と菅原孝標の娘を挙げるが、後者の「参詣の目的」
を読むと、いかにも現代っ子^_^; 寺号のもとともなった「巨大な岩石群」については「・・・伽藍が
建てられるはるか以前から、まず、ここに岩山が存在し、それへの畏敬が凝って、後年、寺院の建立へ
と移行していったのではあるまいか。」と推理しているぐらいだから観てみたいな(^^) それを芭蕉も
吟じたことが句とともに紹介されているが、「孝標の娘は一言も、その大岩石群に触れていない。なぜ
だろうと考えているうちに、熱いうどんが運ばれてきた。」とあって興味深いが、やはりキャラか^_^;
「廬山寺―紫式部―」の同寺は正しくは廬山天台護寺で「現存するただ一つの摂家門跡」だそうだが、
元は堤中納言こと藤原兼輔の邸宅跡と言われ、兼輔の孫・為時とともに紫式部も居住していたとか(^^)

池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本

池田弥三郎『光源氏の一生』(講談社現代新書,1964)所蔵本

森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本

今日も27℃(+_+) 長いこと図書館に行ってないことに気付いた^_^; 明日あたり行ってみようかな(^^)
タグ:歴史 紀行 列伝
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161019読んだ本

「犬は自分の小舎の回りでは絶対に排便をしません。散歩に出るまでじっと我慢しています。」(@_@;)
久々の再読でも胸にじいんとくる谷口ジロー『犬を飼う』(小学館ビッグコミックススペシャル,1992)
巻末の「思い出すこと」と題した著者の一文にあったけど、これは犬一般に言えることなのかしら(@_@)
もしそうなら、他人の家の門前や玄関先で排便するのは非道い(-"-) 勿論そんな風に描いてないけど^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『女人古寺巡礼』(講談社文庫,1996)所蔵本

掲載順に読むこととし、先ずは「東慶寺―覚山尼―」「興福寺―光明皇后―」の2篇(^^) 目次を見て、
海音寺潮五郎『日本名城伝』みたいな感じなのかと思ったら、寺のこと、その寺に縁のある人物のこと、
他に観光的なこと(「読者代表」の「Kさん」が同行していて、近隣の土産や食事のネタが多い?)が
付け足しという構成なのかな(^^) 「東慶寺―覚山尼―」では、いわゆる「縁切り寺法」というシステム
が詳述され、同寺法の効力を高めるための権威づけとして「開山の覚山尼からはじまって、第五世には
後醍醐帝の皇女・用堂尼、第二十世には豊臣秀頼の娘・天秀尼というように、代々東慶寺には名門の
女人らが住職として入山し、ことにも用堂尼のころからは松ケ岡御所とも尊称されて、大名諸侯の行列
も道でこの寺の尼公の通行に遇えば槍を伏せ、いそいで片脇へ寄るほどになった。」由(@_@) 覚山尼は
北条時宗の妻だったわけだが、「戦前、私たちが教えられた歴史では、後醍醐天皇側のいわゆる〝官軍〟
に刃向かったというだけで、北条氏は徹底的に逆賊扱いされた。しかし、古代から近代まで通して権力
者の在り方をながめた場合、北条氏ぐらいクリーンな政権はなかったことに気づかされる。・・・後醍醐帝
の軍隊は、いわば〝国を救った政権〟の弱体化につけ込んで、これを倒したのだと言ってよい。」と
評してるけど、この件の前段は『決断のとき~歴史にみる男の岐路』(文春文庫,1993)の「北条時頼」
の項に同旨(^^) 「興福寺―光明皇后―」の光明皇后に関しては、昨日メモった永井路子『美貌の女帝』
(文春文庫,2012新装版)と同旨^_^; (東大寺も訪れて)「お水取りがすむと、ようやく春がきます。」
と奈良の人は語るが、「奈良には、おいしいものがなくて・・・・・・」^_^; 「奈良でのおみやげなら、まず
墨と筆、刃物と一刀彫りだろうか。・・・一刀彫りではほど近い小西町の路地裏に、小林宏寿さん
という名手が工房を構えておられる。」由(^^) 色々と忙しいので、少しずつ読んでいくことにする(^^)

池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本

池田弥三郎『光源氏の一生』(講談社現代新書,1964)所蔵本

森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本

一夜にして2歳も年とっちゃった(;_;) 生チョコモナカ恐るべし(+_+) それだけじゃないだろうけど^_^;
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161018読んだ本

So-netすごろくゲームはゴールさせる気ないな(-_-) たった1pのくせにケチ・・・(._+ )☆ヾ( ̄ヘ ̄; )バシッ

【読んだ本】

永井路子『美貌の女帝』(文春文庫,2012新装版)所蔵本

読了(^^) 元正女帝の生涯を、持統天皇の晩年から孝謙天皇即位前年(大仏開眼数年前)に亡くなるまで
描いた長篇で、読者に親切なことに略系図が頻繁に出て来るし(ただ、「宅子娘」が「蘇我の女たち」
と誤記されている略系図が一つあった)、説明もメチャ解り易いから、この時代を理解するには最適の
歴史小説かと思うね(^^) 但書つきだけどさ^_^; 架空の登場人物は1人も出て来なかったみたいだし、
百目鬼恭三郎『現代の作家一〇一人』(新潮社,1975)が著者を論じた際に「歴史復原型の歴史小説」
と「歴史を借りて現代を描く型の時代小説」に分けていたけど、この作品はまさに前者(^^) てゆーか、
小説の名を借りた歴史書だと思うぞ^_^; だから、付箋も大量消費^_^; 本書の注目すべき点から著者の
各作品の特色まで要領よく指摘している磯貝勝太郎の巻末「解説」(1988年刊の旧版の「解説」に加筆
した由!)が、「作者の異説」、「史観は、きわめてユニーク」、「新しい歴史解釈」と評するように、
どうやら本作品は従来の歴史解釈とはかなり異なるみたい(@_@) 昔の手帳の読書記録を見ると、さほど
刊行年が古くはない奈良時代に関する歴史の本を10冊以上は借りて読んでいたけど、内容を全く憶えて
ない(+_+) 本書巻末「史料のことなど」で列挙されてる参考文献の中に3冊持ってるのがあったので、
改めて読み直してみたけど、それらのチト古い歴史の本と比べると、たしかに「新しい歴史解釈」(^^)
以下、ネタバレになっちゃうけど、杉本苑子も『随筆集 霧の窓』(光風社出版,1992)所収の「激動の
世紀を見守った道具たち」で「・・・持統、元明、元正ら藤原氏排除の線で結束していた蘇我系の女帝
たちと相容れず、皇室の一員でいながら聖武帝は、藤原一門の利益代表をつとめざるをえなかった。」
とし、同書所収の「長屋王と邸跡出土の木簡」でも「・・・長屋王の活動期は、政治・外交の路線変更を
めぐって、皇室[「持統・元明・元正ら蘇我系女帝群」]と藤原氏の水面下での対立が激化した時代
だった。」などと評していたし、更に「女帝の世紀」という文藝春秋編『エッセイで楽しむ日本の歴史』
上(文春文庫,1997)所収の一篇で同様の見解を披露しているんだけど、本書と全く同じ歴史解釈(^^)
『ごめんあそばせ 独断日本史』(中公文庫,1988)でも2人でこれらと同じことを唱和しているし(^^)
納得いくかはさておき、知的興趣の尽きない作品(^^) 小説としての面白さは、どんでん返しもあるし、
聖武天皇が狂王の如く描かれてて「幻想の王国」を造ろうとする姿はルートヴィヒ2世を髣髴(@_@;)

伊藤整ほか編集『日本現代文學全集 86 石坂洋次郎・石川達三集』(講談社,1980増補改訂版)

池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本

池田弥三郎『光源氏の一生』(講談社現代新書,1964)所蔵本

森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本

今朝2歳若返ったし、晴れて26℃もあったから、つい生チョコモナカ買い食いしちゃって明日が心配^_^;

[追記161019]

元正即位後に薬師寺移転も実現して、薬師三尊を見つめていた吉備内親王が「台座を切ったのですか。
上の方の模様が少し短くなっています。」と指摘するシーンがあった(^^) 町田甲一『大和古寺巡歴』
(講談社学術文庫,1989)掲載の写真で確認でき、それが論点となっていることも同書から分かる(^^)
タグ:小説 歴史
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161017読んだ本&買った本

「わたしのラブリー睡眠 さよならラブリー睡眠」(;_;) 布団に入る前、つい本棚から取り出しちゃった
鬼頭莫宏『のりりん』講談社イブニング全11巻を時に大爆笑しながら読み耽ってしまい、寝不足に(+_+)
にしても、小生の全く知らなかったジャンルゆえ自転車に関するマニアックな知識満載という感じ^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『聞き語り にっぽん女性「愛」史』(講談社文庫,1992)所蔵本

「川上貞奴と松井須磨子」に出てきた或る人名に頭がピピピッと反応したので、ブログ内を検索したら、
やっぱり吉屋信子『私が見た人』で知った人物だったため、こうやって書いているだけでも意外に頭に
残るということを実感した(^^)v 貞奴について「奉公人たちはたいへんだったでしょうけどね。お風呂
の湯かげんをみるのでも、手を直接、湯舟に入れたりすると、汚ないといって叱られる。必ず汲み桶で
汲み上げて、他の桶に移してそこへ手をつけろと。それぐらい潔癖で、厳しかったようです。」とある
けど、これは温泉とか共同浴場に入る時のマナーとして見倣おっと^_^; 「樋口一葉と与謝野晶子」で、
一葉について「客観的な目をいつも必要とする作家修業の立場からすれば、師に対して熱にうかされた
ような溺れ方をしたのでは、本当の勉強はできません。」との発言は、やはり吉川英治を念頭に置いて
読むべきか^_^; 鉄幹と三角関係になった山川登美子の辞世の歌が最後に紹介されてて、魅かれた(..)
「おつとせい氷に眠る幸ひをわれも今知るおもしろきかな」(;_;) 本筋から外れたところだけを今回は
メモったけれど本書も読了(^^) 所蔵本ゆえ遠慮なく付箋が貼れるし、色々と勉強になりましたm(__)m

永井路子『美貌の女帝』(文春文庫,2012新装版)所蔵本

池田弥三郎『光源氏の一生』(講談社現代新書,1964)所蔵本

【買った本】

宮城谷昌光『三国志外伝』(文春文庫,2016)

取り寄せを頼んでたのを受け取った(^^) 『三国志』の方は、単行本を借りて読んで、文庫化されたら
即購入して再読してたけど、文庫本の第十一巻と第十二巻は買ったまま未読^_^; 再び第一巻から通読
しようと考えているため(^^) でも、宮城谷三国志は読むのに知力と体力を要するから踏み切れず(..)
本書は活字がメチャ大きくて老眼になった小生にはありがたいm(__)m 巻末に年表あれど解説なし(-_-)

電車内で背広に社章を付けたまま『経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由』を読む人が^_^;
タグ:小説 歴史 列伝
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161016読んだ本

星野之宣『レインマン』小学館ビッグコミックススペシャルを一気に3冊通読したら左脳が疲れた^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『聞き語り にっぽん女性「愛」史』(講談社文庫,1992)所蔵本

先月2日にトイレで「或時将軍が庭へ下りようとされた時履物が廻っていなかった。宮御覧になって、
あなやと縁からお下りになり、御自身の草履を将軍にお捧げになった。何という清淑な可憐な女性に
おわしたことだろう。」(森銑三『偉人暦』[中公文庫,1996]下)という件を読み、和宮様に惚れて
しまった(^^) 前に実家にあった有吉佐和子『和宮様御留』の単行本を探したけれど、見つからず(+_+)
その上、本書の「天璋院篤姫と皇女和宮」にはショック(;_;) 〈家茂の死後、幕府が瓦解し、大政奉還
となって和宮が京都に帰るときに、「お忘れにならないように」と、兄孝明天皇の位牌と夫家茂将軍の
位牌を侍女が出しておいたら、お兄さんの位牌だけ持って帰ってしまった。〉(+_+) 「唐人お吉と松尾
多勢子」では、「先の章の天璋院の場合にしても、時代の要請でたまたまそうした運命を背負わされた
わけですけれど、それを自分で切りひらいていくか、流されていくかで、まったく違った人生になる
ような気がします。」という聞き手に対し、「そうね、運命が絶対にその人の一生を左右するとばかり
は言えません。一つ一つの転機をどう生かすか殺すかは、その人間の性格や努力や考え方によって
変わってくるのです。」という件は深く噛み締めねば(^^) んなわけで、本書も残り2章となった^_^;

永井路子『美貌の女帝』(文春文庫,2012新装版)所蔵本

伊藤整ほか編集『日本現代文學全集 86 石坂洋次郎・石川達三集』(講談社,1980増補改訂版)

池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本

池田弥三郎『光源氏の一生』(講談社現代新書,1964)所蔵本

森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本

昔から積み重ねられてきた議論も知らず必須の基本文献すら読まずに語るブログを反面教師としよう^_^;
タグ:歴史 列伝
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161015読んだ本

水玉螢之丞『すごいぞ!おかあさん』を買ったら「おすすめ商品」が『すごいよ!!マサルさん』(-"-)

【読んだ本】

杉本苑子『聞き語り にっぽん女性「愛」史』(講談社文庫,1992)所蔵本

「池玉瀾と滝沢お路」では、一般女性よりはるかに高かったとされる遊女の教養について、「ところが
中期以降になって武士の経済力が衰退し、お金を持っている町人に客層が入れ代わってくると、遊女の
教養もさほど必要ではなくなってきます。」に得心(..) お路については前に別ブログで言及したけど、
中村真一郎が解読した、息子の嫁・路との「性的交渉の様々な種類を正確に記録し」た馬琴日記の暗号
とは真実だったのかな(..) 梶子、梶子の養女・百合子、百合子の娘・町子(玉瀾)の女3代も好いし、
池大雅&玉瀾のほのぼの夫婦ぶりもメチャ好いから、NHKが大河とかでドラマ化すればいいのに(^^)
同章が紹介するエピソード等は前に読んだ記憶があり、杉本の短篇かと思い、両ブログを検索したけど、
ヒットしないし、出典は『近世畸人伝』というから、『はみだし人間の系譜』(中公文庫,1996)まで
ざっと読み直すも、見つからない(+_+) 諦めかけたところに、森銑三『偉人暦』(中公文庫,1996)と
判明^_^; 上巻「四月十三日 池野大雅」と下巻「九月二十八日 玉瀾女」だけど、後者が良かった(^^)

永井路子『美貌の女帝』(文春文庫,2012新装版)所蔵本

森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本

試したら出来たので昨日はヤフー版5日分を再投稿^_^; お騒がせしちゃってたならごめんなさいm(__)m
タグ:歴史 列伝
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161014読んだ本

楽ビューおねえさんがイケメンからお茶に誘われるのを見ると心から良かったねと思える今日この頃(^^)

【読んだ本】

杉本苑子『聞き語り にっぽん女性「愛」史』(講談社文庫,1992)所蔵本

続き^_^; 「日野富子と森侍者」では、いきなり「悪女というよりむしろ愚女ではないでしょうか。」
と富子を酷評^_^; 後でフォローもしてるけど^_^; 富子がテーマの中公新書を持ってたよなぁと思って、
本棚を見たけど無かった(+_+) 利用してる図書館のOPACで検索すると、小林千草『応仁の乱と日野
富子~将軍の妻として、母として』(中公新書,1993)と判明し、内容は忘れたが、絶対に読んだ気が
するんだけど、ざっと見た限りでは手帳に記録が見当たらないので宿題(+_+) 同章で面白かったのが、
〈高柳光寿先生って歴史の泰斗がいらしてね。その方のところにお邪魔しましたときに、「ぼくは義政
みたいに生きるのが理想だよ」っておっしゃいました(笑)。まったく、義政みたいに無責任で生きられたら
しあわせ・・・・・・。〉^_^; 次の「お大ノ方とお市ノ方」では、その冒頭に「戦国時代にあまり小説家
としての食指が動かない」理由が語られてて、『二条の后』の解説で磯貝勝太郎が紹介してた話に
通ずる(このブログだと、9月4日の『孔雀茶屋心中』で取り上げてた)(^^) また、聞き手の「よく戦国の
武家社会と現在のサラリーマン社会とを対比させて、戦国武将に学べ式の本や雑誌を見かけますけど、
現代人の感覚と戦国人の意識とではかなり違いがあると思うのですが。」との質問に「ぜんぜん
違います。」と答えてる(^^) 「淀殿と細川ガラシャ」では、「北政所の行動の根は、すべて」「秀吉
が足軽の時代から一緒に築いてきた栄光なのに、後嗣を産まなかったばかりに晩年に至ってお飾り妻的
な立場に追い込まれた無念さ・・・・・・。」にあるとし、「ですから徳川氏のお先棒をかついで彼女を
むりに美化せずに、ズバリ、嫉妬と見たほうがむしろ歴史の真相を突くことになるのです。」という件が
興味深かった(^^) 「築山殿とお勝ノ方」を読んで、流石にお腹一杯になり、続きは明日読むことに(^^)

永井路子『美貌の女帝』(文春文庫,2012新装版)所蔵本

ダルいし、エンジンかからんし、次々と雑用が入ってくるし、マジ面倒(+_+) ちょっとブログで実験^_^;
タグ:歴史 列伝
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161013読んだ本

「コールドケース」が好評を博したのは、何よりキャスリン・モリスだったから、と思うんだけど・・・

【読んだ本】

森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本

森銑三パート「書物 甲篇」を読了したので、付箋を貼った中から気になる件を続けてメモっておく(^^)
「校正はむつかしい問題である。それを気にし出したら際限がないが、そうかといって、幾ら誤植の
ない本を作って見たところで、愚書凡書は依然として愚書凡書である。」「書物には誤植がある上に、
原稿の誤書があり、文字の誤用がある。その上に内容の誤謬まで数えたら、大抵の書物は誤に充ち満ち
ていることになる。」「西鶴を読むのに、『言海』は少しも役に立たぬことをその時知った。」「国史
方面には、明治以降相当に学者を出しているにもかかわらず、一般国民の教養のために読むべき親しみ
のある国史の書物は何もない。」「しかしもし私が絶海の孤島へ流されでもするとしたら、僅かに持参
する書物の内に、『源氏』だけはどうでも加えるであろう。この書が一部あるならば、私は決して退屈
はしないだろうと思っている。」「・・・書物の顕晦には量るべからざるものがあって、意外の珍物に
やすやすと巡合うかと思うと、それほどでもないものに、容易に行当らなかったりする。」「この本は
先年巌松堂の目録に見出して、雨の中を早速買いに行ったら、もう売れてしまっていた。私はがっかり
してしまったが、さような本に注意している人が、どこかにあるということが嬉しくもあった。それに
してもいち早くその本を買って、私に失望を嘗めさせるのは何人だったろうか。私はその人の名を知り
たいと思う。」「私は今でも高く積上げられていたその美しい合本を思出す。あの本が何人かに買われ
て、現在も無事にいてくれたなら、それは嬉しいことであろう。」「博文館は雑誌を通して、文化の普及
に努めてくれたということが出来る。」「[博文館の「独擅場だった」]その雑誌界に、日露戦争後の
新気運に乗じて実業之日本社が浮び出して、・・・博文館の雑誌は圧されるに至った。然るにそれも
束の間で、時代が大正に入ると講談社が勃興して、これはその講談の語が現しているように、努めて
あくどく、野暮ったく、程度の低い人々に迎合をこれ事として、ついに一の雑誌王国を形造って、一時
全国を風靡した。目覚しいといえば目覚ましいかも知れないが、講談社の雑誌は、雑誌界の水準を低め
こそすれ、何らわが国の文化を高める仕事などはしていない。旧い雑誌を見直すことに興味を持つと
いったけれども、私は今さら講談社の雑誌まで見返そうという勇気はない。」「宇宙間に存在する書物
は無数に近い。私等が一生涯を読書に費すとしても、読み得る書物の量は高が知れている。全体から
見れば、それは大海の一滴たるに過ぎないであろう。どのような書物の博覧家があるとしても、未見の
書物は無数に存するわけである。強いて多くを貪ろうというは愚かな話である。」「見られぬ書物も、
思いがけない時に、突如として出現してくれたりする。どうしても見られぬものならばあきらめるより
外はない。そのために徒らに苦慮するのは愚かしいことかも知れないが、あきらめかけた頃になって、
意外の辺からそれが現れる。私等はその出て来てくれる日を気永に待っているべきである。」「一口に
書物を読むといっても、いろいろな場合があるわけであるが、私自身の場合を考えて見ると、さように
画然とは区別せられない。そしてただ読みたいから読む。書物が好きだから読むというだけの漫然たる
読方をしている場合が多いようである。」「大きな問題と四つに取組んだような力作の続々と刊行せら
れるのも、わが国の文運のために慶賀すべきであるが、その一方には、明るくて、軽くて、肩の凝らぬ、
万人共に親しみの持たれる、そしてまたあまりに多くの時間を費さずに通読せられる好著が欲しい。」
「あまり世間からも注目せられずにいて、そのためにかえって落ちついて、念の入ったものを書いて
いられる人がまだまだあるのであろう。私はそうした人を知りたい。そしてそうした人の著書を知りたい
と思っている。」「宋の黄庭堅が士大夫の家に読書の種子を断絶せしむべからずといっているのが、
いかにもとうなずかれる。よし書巻に親しむ機会は少くなくとも、人間に書巻の気だけはありたい。・・・
せめて書巻の話を聴こうとする人、書物のことを話題に上すことの出来る人、そうした人を実社会の
上層にある人々の内にも見たいと思う。新刊書の売行がよいということは慶賀すべき現象としてよかろう
が、それにしては書巻の気を有する人がどの方面にも少過ぎる。・・・全体的に書物を読む人々が殖えて
来ているにもせよ、私等としては、書物そのものに特別の趣味と愛着とを有する人が存外少いのではない
かとも思われる。書物に親しむことが楽しいのと同時に、書物に親しんでいる人と語るのもまた楽しい
ことであるが、その書物に親しんでいる人というが容易には得がたいのだから淋しい。」「[大町桂月
が『伯爵後藤象二郎』を出版した際の宴で]その時の翁の挨拶に、これまで本屋の雇人かのようにこき
使われて来たが、・・・[この]桂月翁の言葉は、明治大正時代の著述家と書肆との関係を語っている
ものとして、記憶せられてもよいかも知れない。」「なお[本書]旧版発行当時と現在とは、出版界の
情勢の変化を来していることどもも多く、今ならばかようには書かないと思う箇所もないではないが、
・・・」「最後に私の繰返して主張して置きたいと思うのは、書物愛護の精神の徹底である。・・・そして
その大人に、書物愛護の精神を欠いている人ばかり多いのだから始末が悪い。/書物愛護の精神を
徹底せしめるのには、一般図書もまたあまりに粗悪なものにせずに、贅沢にせよというのでは勿論ない
が、自然に鄭重に取扱いたくなるような書物が作られるようにしたいものである。廉価本ばかりが横行
しているのは、書物そのもののためにも決して喜ぶべき現象ではない。書物愛護の精神を徹底せしめる
と共に、一方では十分に愛護するに足る、あるいは愛護せずにはいられない、やはり内容外観共に見る
べき書物のつぎつぎ作り出されるようにしたい。」(^^) 〈書巻の気を有する人が少なくて淋しい〉と
いう件から連想したのが、唐の太宗(^^) 国中から蒐集した王羲之らの書の真贋を一緒に鑑定していた、
虞世南に続いて、欧陽詢まで亡くなってしまい、「ともに書を論じる者を失って、淋しくてならぬ」と
嘆かれた由(;_;) でも、名臣・魏徴が「褚遂良がおります」と進言するや、ハッと気づいて、ただちに
褚遂良を宮中に召し出したという有名な逸話だ(^^) それにしても、初唐の三大家の一人をつかまえて、
聖武天皇の書の方が上だ、と言い放つんだから、いやはや(@_@;) ここにも分をわきまえない人(+_+)

永井路子『美貌の女帝』(文春文庫,2012新装版)所蔵本

伊藤整ほか編集『日本現代文學全集 86 石坂洋次郎・石川達三集』(講談社,1980増補改訂版)

池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本

やらなきゃいけないことが次々増えたせいかエンジンかからず(+_+) 入荷連絡あるも気分じゃない(;_;)
タグ:出版 書道 書物
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161012読んだ本

たしかにカリ城の原型と評される傑作回でクライマックスに涙腺決壊しそうも作画崩壊しとった(;_;)
第21話「ジャジャ馬娘を助けだせ!」の話だけど、とにかく別冊宝島737号『完全保存版「ルパン三世」
PERFCT BООK』(2003年)の批評はマジ的確m(__)m SEEDは3話目で既にキャラの作画が
目も当てられない状態(+_+) ただでさえ魅力ないのに(..) 今のとこ好いのはOPとEDの曲だけ^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『聞き語り にっぽん女性「愛」史』(講談社文庫,1992)所蔵本

続けて「紫式部と和泉式部」を読み、色々と勉強になりましたm(__)m 〈また、じじつ『小右記』には
「アンチ道長派と彰子太后の間にあって双方の取りつぎ役をした侍女は藤原為時の娘だ」とも書かれて
います。つまり紫式部のことですわね。〉とあった(@_@) 「建礼門院徳子と北条政子」は、聞き手の
「政子という人は、知れば知るほど深さと豊かさを感じさせる女性ですね。」という発言に同感(^^)
「阿仏尼と後深草院二条」は、「・・・残念ながら、『十六夜日記』は王朝文学の後塵を拝すというか、
その余光にかすかに照らされているだけで響きもなければ香りもない。文学作品としては価値が高いとは
いえないものです。」(+_+) 他方、「自己確認のために、『とはずがたり』はどうしても書かなければ
ならない告白文学であり、女西行としての旅を続けた果てに、生まれるべくして生まれた作品といえ
ますね。」とあるので、これは読まねばと思い、持ってたはずと本棚を探すと、『とりかへばや物語』
と勘違いしてたことが発覚(+_+) とまれ、同章を読むと、阿仏尼に好い印象は持てないし、御子左家を
二条、京極、冷泉の三家に分裂させた酷い女と思うけど、「冷泉 家の起こり」(作・山口晃)という
漫画(芸術新潮2009年11月号掲載)だと、むしろ教養深い女性で、「この婦人を、為家が得がたき人と
思い定めるのも無理からぬところ」として描かれてる(@_@;) 「京都千年のタイムカプセル 冷泉家の
ひみつ」という特集の一部だから、当たり前なんだけどさ^_^; なお、この三家(てゆーか、二家)が、
大覚寺統と持明院統にそれぞれ付いたこと、歌風・歌論で対立したこと等は、黒田俊雄『日本の歴史8
蒙古襲来』(中公文庫,1974)や村松剛『帝王後醍醐~「中世」の光と影』(中公文庫,1981)に(^^)

永井路子『美貌の女帝』(文春文庫,2012新装版)所蔵本

伊藤整ほか編集『日本現代文學全集 86 石坂洋次郎・石川達三集』(講談社,1980増補改訂版)

池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本

森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本

除湿機かけたら敷布団の凹消えた(^^) 押入れの「ドライ&ドライUPコンパクト400ml」も6個交換(^^)
タグ:歴史 列伝 和歌
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