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161020読んだ本

自らを「超一流」って、斎藤澪奈子かよヾ(^o^;) オイオイ なら、『新古今和歌集一夕話』の校閲はどうよ?
「手前味噌で恐縮だが、新潮社の校閲部と言えば、出版業界では“超一流”として知られた存在。」と
週刊新潮10月20日号が書いていた由、ヤフーのニュースで読んだわ^_^; こんな自負を持っているから、
それだけ高品質の本を造っているのに売れないのは図書館の所為である、と新潮社の石井昴は論理構成
するんだろうけど、「幾ら誤植のない本を作って見たところで、愚書凡書は依然として愚書凡書である。」
という森銑三の言葉を噛み締めるべし^_^; 定価に見合うだけの価値ある良書を出版してから言えよ^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『女人古寺巡礼』(講談社文庫,1996)所蔵本

「石山寺―菅原孝標の娘―」だが、石山寺は寺伝によると聖武天皇の発願で良弁僧正が開基したらしく、
古来「石山詣で」が盛んな由(^^) ここにメモるのも憚れるような恥ずい展示物のことを紹介してから、
「寺はしきりに紫式部との結びつきを強調なさる。たしかに式部も、石山詣ではしたにちがいない。
しかしここで『源氏物語』の筆をとったというのは、室町時代に書かれた『河海抄』あたりの記述を
もとにした伝承にすぎず、式部自身は、そのような事実に言及していない。」とする^_^; 石山参籠を
はっきり記した平安朝の女流として右大将道綱の母と菅原孝標の娘を挙げるが、後者の「参詣の目的」
を読むと、いかにも現代っ子^_^; 寺号のもとともなった「巨大な岩石群」については「・・・伽藍が
建てられるはるか以前から、まず、ここに岩山が存在し、それへの畏敬が凝って、後年、寺院の建立へ
と移行していったのではあるまいか。」と推理しているぐらいだから観てみたいな(^^) それを芭蕉も
吟じたことが句とともに紹介されているが、「孝標の娘は一言も、その大岩石群に触れていない。なぜ
だろうと考えているうちに、熱いうどんが運ばれてきた。」とあって興味深いが、やはりキャラか^_^;
「廬山寺―紫式部―」の同寺は正しくは廬山天台護寺で「現存するただ一つの摂家門跡」だそうだが、
元は堤中納言こと藤原兼輔の邸宅跡と言われ、兼輔の孫・為時とともに紫式部も居住していたとか(^^)

池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本

池田弥三郎『光源氏の一生』(講談社現代新書,1964)所蔵本

森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本

今日も27℃(+_+) 長いこと図書館に行ってないことに気付いた^_^; 明日あたり行ってみようかな(^^)
タグ:歴史 紀行 列伝
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