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161110読んだ本

朝日夕刊「広島県警によると、男性は重傷だが意識はあるという。中垣内さんも軽傷。」の「も」???

【読んだ本】

杉本苑子『秋蘭という女』(講談社文庫,1992)

「獄門に死す」は馬場文耕の評伝で、これも「講釈師 馬場文耕の死」という一篇が『江戸を生きる』
(講談社文庫,1997)所収も異同は未確認^_^; 「現代とでは講談、講釈師への理解のしかたが、だいぶ
違う」し、「講釈は彼ら[江戸時代の庶民]にとって、りっぱに一種の〝学問〟たり得たのだ。」(@_@)
太平記、源平盛衰記、義経記、平家物語等は「信頼すべき史料であり史書と受けとられた」由(゚ロ゚;)
「ある悲劇」は「天誅組挙兵の主謀者吉村寅太郎」の評伝で、天誅組に関し通り一遍の知識(←使い方、
変かも)しかないので、非常に勉強になったm(__)m 「稲田騒動」は庚午事変とも呼ばれる、ちょっと
変わったお家騒動で面白いけど、『歴史エッセイ 江戸散策』(旺文社文庫,1985)の中の一篇「白足袋と
紺足袋」とほぼ同一^_^; 違いは、「はく物」が「履く物」になってて、誤植が消えたぐらいかしら^_^;
同書同篇は既に詳述したから、その際に書き漏らした「公式儀法にのっとっての、日本に於けるこれが
『最後の切腹』であった点、特筆に値する事柄と思う。」という件をメモっておく(^^) 最後は表題作の
「秋蘭という女」だが、秋蘭若江薫子[におこ]のことは全く知らなかったので勉強になりましたm(__)m
一条左大臣家の姉妹の「御教育掛り」も務め、孝明天皇の皇太子・睦仁親王の妃にどちらが相応しいかを
問われて推薦した妹の方が入内して後に明治天皇の皇后(昭憲皇太后)になるけど、興味はないなぁ^_^;
以上で本書は読了だが、多くが史論で、「歴史小説らしき9篇の短篇から構成」との予想は大ハズレ^_^;
藤田昌司の「解説」曰く「この作品集で描かれる歴史上の人物の、歴史のベクトルに対する錯誤や負の
情熱[ex.吉村寅太郎や秋蘭若江薫子]は、時空を越えて今日に示唆することが多い。歴史に学ぶという
のはそういうことであろう。読後の視野に、現代の風景がダブルイメージとなって浮かび上ってくる。」
由、反面教師だな(^^) 同「解説」の各作品要約で「稲田騒動」は稲田家の家臣らの「不満」を誤読^_^;

西村亨『王朝びとの四季』(講談社学術文庫,1979)所蔵本

園生義人『令嬢はお医者さま』(春陽文庫,1972)所蔵本

本を新品で買うことにしたが、ヤフーで注文すべきか、楽天で注文すべきか、それが問題だ( ̄ヘ ̄)ウーン

[追記161211]

2015.9.3に『江戸を生きる』(講談社文庫,1997)を取り上げた際、次のように書いたのを失念(+_+)

  上記誤読もそうだけど、各随筆の初出が何時なのかは大事なので(前述の海音寺の疑問も
  多分1956年以前に公表されてたのだろう)、本書はその点の記載が一切ないのが残念(+_+)
  でも中央公論社から1976年に単行本、1979年に文庫本として刊行されたこと、「私説 徳川
  光圀」「講釈師 馬場文耕の死」は講談社文庫『秋蘭という女』に重複収録されてること等
  を本書はちゃんと巻末に明記している点は非常に良心的で読者にやさしい(^^)
タグ:評伝 歴史
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