So-net無料ブログ作成

170228読んだ本

うずうず・・・あと数時間も我慢できないから本注文していいかしらウキウキ♪o(^-^ o )(o ^-^)oワクワク♪
でも、いちばん欲しい本は値段がチト高めだから、もっとポイント貯めてからじゃないと(_ _。)・・・シュン

【読んだ本】

駒田信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)所蔵本

「クサンチッペ」は、佐藤愛子『ソクラテスの妻』(中公文庫,1974)の再読を一瞬考えるも、同じ
「悪妻の代名詞」である「河東の柳氏」(=「蘇東坡の友人だった陳季常の妻」)のことも紹介^_^;
太公望呂尚の妻である馬氏や朱買臣の妻と対比して、「クサンチッペも河東の柳氏も、夫を罵って
ばかりいたが、別れようとしたことはなかったようである。」とし、また「ともに夫から離別される
ことはなかったのである。」ゆえ「悪女ではなかろう。」と^_^; 次の「孟母」はメチャ笑えた(^^)
〈孟母がなぜ、「二遷」のときに市場の近くに引越したのか、私にはわからない。〉し、三遷後に
〈孟母は安心して、生活のために機織りにはげんだ。なんでもまねをする孟子も、機織りのまねは
しなかったようである。もし孟子が機織りのまねをしだしたら、孟母は何をして食べていこうとした
であろうか、と私は気になる。〉^_^; 更に〈孟母には嫁の気持ちが全くわかっていないのである。
それは孟子に妻の気持ちがわかっていないのと同じである。〉として、〈これらの「美談」がもし
ほんとうのことだとすれば、孟母という人は全く鼻持ちのならない悪女ではなかろうか。〉と^_^;

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

昨夜たまたまTV点けたら可愛いぺトラが女型の巨人に殺される場面(;_;) そのせいで寝不足に(+_+)
タグ:中国 列伝

170227読んだ本

3月は月代りで本が買えるぞ~本が買える買えるぞ~本が買えるぞ~(^^)v
4月も月代りで本が買えるぞ~本が買える買えるぞ~本が買えるぞ~(^^)v
5月は金無くて本が買えぬぞ~本が買えぬ買えぬぞ~本が買えぬぞ~(+_+)
12月と1月に高い本をカードで買いまくったため2月は本買えなかった(;_;)
また買い過ぎて金欠となり5月は買えぬとかならないようセーブしなきゃ^_^;

【読んだ本】

司馬遼太郎『一夜官女』(中公文庫,1984)所蔵本

「京の剣客」を読んだ(^^) 主人公の吉岡兄弟は、ともに名前は違うけど、井上雄彦の『バガボンド』
をやはりイメージしちゃうな^_^; 祇園藤次が好きだったなぁ(;_;) つーても、似てるとこあるけど、
『妖怪』(講談社文庫,2007新装版)の如き伝奇的場面もあり、好みの時代小説だなぁと愉しみつつ
読み進めてったら、史伝だった(゚ロ゚;) いかにも司馬遼太郎らしく〈真説・吉岡兄弟〉みたいな内容で、
ちゃんと付箋を使うべきだった^_^; ただ、「播州の新免宮本武蔵政名」というのは、どうなんだ(..)
政名の方の武蔵は作州出身で、播州出身の武蔵は玄信だったはず(+_+) 綿谷雪『考証武芸者列伝』
(三樹書房,1982)は2006年に借りて読んだけど、読み辛い文章だったな(..) 同『実録 後藤又兵衛』
(中公文庫,1984)は博多駅近くのブックオフで200円で購入したのを読んだが、非常に良かった(^^)

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

あと1日だけ本を注文するのを我慢するなりよ^_^;
タグ:評伝 歴史

170226読んだ本

「なんだ・・・猫か、」でも猫好きゆえinfoseekのNews Quizのポイント抽選はハズレた感なし^_^;
楽天の各ラッキーくじは猫よりも犬が出てくるものの方が多いところはチト残念ではある^_^;

【読んだ本】

駒田信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)所蔵本

「妲己」「夏姫」「驪姫」「西施」の4篇を読んだ(^^) この顔触れは『中国妖姫伝』(講談社文庫,
1979)や『中国妖女伝』(旺文社文庫,1985)、それに『夏姫物語』(徳間文庫,1991)で御馴染^_^;
「だが、もし父の有蘇氏が降伏のしるしとして彼女を紂王におくらなかったならば、小国の美貌の姫
として、他の小国のあるじの夫人となり、あるいは幸せな生涯を送ったかもしれないのである。」
として、「それにしても、女を悪女にし、淫婦にし、毒婦にするのは、男であろう。」とする^_^;
西施に関し、「だがまた、范蠡とともに終りを全うしたという伝説もある。」由、同伝説に沿って、
宮城谷昌光『呉越春秋 湖底の城』もストーリーを展開させて、爽やかな結末になってほしいな^_^;
なお、「鴟夷子皮とは、馬の皮で作った伸縮自在の袋のことである。その皮袋の自由さを、すべてを
投げ捨てて自在の身になった自らにたとえるとともに、呉王夫差のためにはかりながらその夫差の
ために命をうしない、皮袋に入れて長江に捨てられた伍子胥のことを寓意するものでもあったろう。」
__φ( ̄^ ̄ )メモメモ と思ったら、ほぼ同じ文章を駒田信二&常石茂&他『新十八史略 第一巻 王道・
覇道の巻』(河出文庫,1981)でも書いてた(..) 記憶になかったし、付箋も貼ってなかったけど^_^;

久保田淳『王朝の歌人9 藤原定家』(集英社,1984)

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

スーパーで580円で購入したというメチャ小さい鉢のクリスマスローズは造花のように見える^_^;
タグ:中国 列伝

170225読んだ本&買った本

みゅしゃ、みゅしゃ、みゅしゃ、みゅしゃ、がんぷく、がんぷく(^^) いつのまにか、もう一つの鉢の
クリスマスローズも蕾が膨らんでた(^^) いま満開の鉢のとは色が違うから、たのしみ、たのしみ(^^)

百目鬼恭三郎『奇談の時代』(朝日文庫,1981)所蔵本

永井路子『頼朝の世界』(中公文庫,1982)所蔵本

村山修一『藤原定家』(吉川弘文館人物叢書,1962→1989新装版)

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

【買った本】

芸術新潮2017年3月号

第2特集〈山陰の「写真の神様」塩谷定好〉は興味持てなかったが、同特集に「見学記」を寄稿した
藤野可織による写真の方が小生には魅力的m(__)m 特集「秘められたミュシャ~パリで咲かせた華、
スラヴに見つけた星」はメチャいいな(^^) 「スラヴ叙事詩」全20点が揃って展示されるのは今回が
2回目という貴重性より何より、超魅力的な作品群じゃあ~りませんか(゚ロ゚;) 這ってでも観に行き、
死んでも図録も買うぞ(^^) でも、それぞれの作品に主題についての解説が付されてるけど、チェコ
を始めスラヴ系の国々の歴史について基礎知識があった方が良さそう(..) 同特集の「主要参考文献」
を眺めてみたが、その末尾に「取材協力 NHKプロモーション・・・」とあり、イヤ~な予感(+_+)
「プラハ特別取材《スラヴ叙事詩》全点撮り下ろし!!」とあるからか(..) 毎度のことだが、NHK
が大々的に宣伝することで行列になったらイヤだな(+_+) 去年の若冲展の超大行列の悪夢が・・・(T_T)

連日寝不足(+_+) あと数日もすれば本を一冊ぐらいは注文できるようになる^_^;

170224読んだ本&買った本

花屋さんを覗いたらクリスマスローズが3800円(゚ロ゚;) ウチのは5000円で売れるかもという声が^_^;

【読んだ本】

司馬遼太郎『一夜官女』(中公文庫,1984)所蔵本

「女は遊べ物語」は、『常山紀談』に載ってる逸話をふくらませたらしいけど、何度か吹き出すほど、
面白かった(^^) 「気楽に」読んでたけど、「十年つれそっても、見当のつかないのは女房というもの
である。」という名言があり、付箋を貼った^_^; それにしても、明らかに困ったチャンな妻なのに、
それが可愛く思えてしまうわ、仕事にも精が出るんだから、ホント男ってバカだねぇ^_^; そのお蔭で
手柄を立てまくるんだから信長の殿にとっては悪妻ではなく忠義者だという秀吉の発想は凄いね(^^)

百目鬼恭三郎『奇談の時代』(朝日文庫,1981)所蔵本

永井路子『頼朝の世界』(中公文庫,1982)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

【買った本】

川口久雄全訳注『和漢朗詠集』(講談社学術文庫,1982)

そんなに美品でもないのに960円の値は高いと思ったが、他に適当なの無かったし、文句は言えぬ^_^;
摘み読み程度だが、大曽根章介&堀内秀晃校注『新潮日本古典集成 和漢朗詠集』(新潮社,1983)の
方が情報量が多い気がするね(..) でも、同書には致命的な難点があって、目次が無い(゚ロ゚;) 正確には
目次はあるけど、そこには「巻上」と「巻下」しか(頁が)出てない(+_+) 本書なら「巻上」の中が
「春」「夏」「秋」「冬」と分かれ、更に「春」は「立春」「早春」「春興」・・・と分かれていて、
頁も表示されているから初心者の小生には有難い(^^) 本書が「白文」を省略してることは「凡例」で
「著者の本意ではありませんが、やむをえないこととおゆるしをいただきたいのです。」とある(;_;)
なお、他に頼まれていた、宮本輝の108円の文庫本を4冊、こちらは1割引き券を使って購入した(^^)

前に会津さざえ堂を観光したことを今日は思い出した(+_+) 今思えば当時の研究テーマに繋がるな^_^;
タグ:小説 歴史 古典

170223読んだ本

クリック寸前に動くことで意に反して表示させる広告は印象が悪くなり逆効果だと思うのだが(..)
特に、あなたのサイトの広告収益を上げます系の広告だと、そんな手法で上げるのかしら、と^_^;

【読んだ本】

司馬遼太郎『一夜官女』(中公文庫,1984)所蔵本

「あとがき」に「ここにおさめた六つの短編は、いずれも気楽に書いたよみものばかりである。」と
あるので、付箋も貼らずに読み始めた(^^) 「一夜官女」は、主人公の女性が生き生きと描かれてて、
ストーリーも含めて個人的には『風神の門』を連想^_^; 歴史上てゆーか講談で有名な豪傑が登場し、
念のため少し調べたら、このストーリーの骨格部分については伝承が実際に存在することが判明(^^)
「雨おんな」は、1頁目で物語の舞台は見抜けた( ̄^ ̄)エヘン ところが、次頁に地名が記されてた^_^;
巻措く能わざるといった類いではないけれど、面白く読ませるストーリーだった(^^) この短篇もまた
女主人公が精彩に富み魅力的(^^) それに司馬遼太郎作品で歴史小説ではなく時代小説は珍しい感^_^;
ネタバレしないよう書いてみたが、たぶん半年後に読んだら、あらすじも思い出せないだろうね(..)
まぁ、この2篇は自分的には「再読もあり(^^)」と思ったから、忘れても全然構わないんだけどさ(^^)

百目鬼恭三郎『奇談の時代』(朝日文庫,1981)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

今日も午前中は強風も南風だから小雨も降ったが温かい(^^) やること多すぎて間に合わぬ(+_+)
タグ:小説 歴史

170222読んだ本

ちょっと、一言いいですか?(._+ )☆ヾ( ̄ヘ ̄; )シツコイ!!! 今日はメチャ寒く感じるのですが(+_+)

【読んだ本】

宮家準『役行者と修験道の歴史』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー,2000)

しつこいようだけど、片桐洋一『歌枕 歌ことば辞典 増訂版』(笠間書院,1999)の「かづらきやま
【葛城山】」の項に「役の行者は、大和国葛城の郡に住んでいたが、修行の効果あって孔雀王の呪法
を修持し、奇異の験術をマスターして鬼神を自在に使っていた。ある時、鬼神に、この葛城山から
吉野の金峰山[きんぷせん]に岩の橋を作って架けるように命じたところ、多くの鬼神はこれに
従ったが、一言主神だけは夜のみ働いて昼は働かない。何ゆえに働かないのかと行者が問いただすと、
容貌が醜いのではずかしくて昼は働けないという。怒った行者は一言主神を縛りあげて谷の底に落と
したという話である。」と(^^) 宮元啓一『日本奇僧伝』(東京書籍,1985)も「あるとき、役小角は
鬼神たちを集め、吉野の金峰山[みたけ]と葛城の峰との間に石の橋を築くよう命令した。」云々と
紹介(^^) 〈これに対し近年中村宗彦は、この金峰は葛城山中の岩橋山あるいは金剛山をさすとの興味
深い説を提示している。すなわち中村はまず『日本霊異記』における景戒[←「役小角による葛城から
金峰への架橋譚を創作したと推測」される]の用字を丹念に分析して、彼が吉野の金峰山をはじめ、
吉野比蘇寺など吉野に関することを述べるときには、吉野の地名を冠して大和を冠していないことを
発見する。そしてこれをもとに彼が大和の金峰山といったときは、吉野の金峰山をさしてはいないと
する。そのうえで現実に葛城山の支峰の岩橋山から金剛山に向かって橋板状奇岩があり、しかもこれは
あたかも西南の金剛山に向かうようにのびていることに注目する、また和歌山県の串本や徳島県那賀郡
椿村などに各地に、鬼が一夜で架橋しようとして失敗する一夜工事の伝説があることを指摘する。
そして大和の金峰山は金剛山、金剛峰を金峰と略記したのではないかとしている。たしかに平安時代に
一夜で恋が成就しないことを示す歌枕としての久米の岩橋の意味を解するには、この解釈の方が適して
いるかもしれない。現に大和平野からは、男山と女山が並ぶ二上山が美しく望見されるのである(中村
宗彦「日本霊異記における役行者説話の再検討」〈『万葉』六九、昭和四三年〉)。〉と本書34-35頁
(゚ロ゚;) 宮元は「なお、石橋を建造するというこの話は、『三斉略記』(『太平広記』二九一)の、
秦の始皇帝が海中に石橋を造ろうとしたという話と軌を一にする。しかもその話の中には、同じく、
容貌のはなはだ醜い神が登場し、始皇帝のこの神に対する接し方のまずさによって石橋建造が失敗する
ことになっている。/葛城山は、古くから神聖な山として畏敬の念をもって崇められていた。しかし、
地図を見ても分かるように、この山は、深山幽谷というほどの深さはなく、むしろ浅いぐらいである。
そのためか、やがて畿内の霊山としては、さらに奥深い場所にある金峰山の方が注目されるように
なった。そこで、金峰山が山岳修行の中心地となりつつあった時代の人びとが、金峰山を役小角の名に
よって権威づけようとして、始皇帝の石橋建造の話を借用した、というのが真相であると思われる。」
由(@_@) たしかに修験道が役小角をその「開祖」に仕立て上げたのは「権威づけ」だけど、「失敗」
した話の借用が「権威づけ」になるのか(..) 〈・・・それとはまったく関係なく、「葛城や高間の山
・・・・・・」と続けて、その「高間の山」の桜の美しさをよむ歌も、平安時代後期には多くなってきた。「高間の山」は、今の奈良県御所市高天にその名が残っているが、金剛山の別名と見てよかろう。〉
と片桐は同項で続けている__φ( ̄^ ̄ )メモメモ 色々と勉強になりますなm(__)m それにしても寒い(+_+)

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

眠いし時間が無い(+_+)

タグ:歴史 和歌 説話

170221読んだ本

最近のきわめて個人的な実感としては「早起きは三文の徳」ならぬ「早起きは3ポイントも得」^_^;
でも、この一週間は寝付きが悪くて(『新唐詩選続篇』を読んでて寝落ちも)寝不足がツラい(+_+)
一晩に嫌な夢3連発で夜中に3回も目が覚めた日まであった(+_+) せめて夢見が良いといいのに(..)

【読んだ本】

片桐洋一『歌枕 歌ことば辞典 増訂版』(笠間書院,1999)所蔵本

「ゆめぢ【夢路】」の項は、〈現実に逢えない男女が、あるいは現実に逢ってもなお逢いたい男女が
「夢で逢いたい」とよむ発想は、すでに『万葉集』からあったが、〉云々と解説は始まるが、〈なお、
「住の江の岸による浪よるさへや夢の通ひ路人目避くらむ」(古今集・恋二・敏行、百人一首)の
「夢の通ひぢ[ママ]」は「夢路」をくわしく言ったもの、・・・〉とある(^^) 更に興味深いのは、
〈ところで、「夢路」という歌語は、『古今集』で五例、『後撰集』で八例と数多くよまれたが、
その後は急に減少して、『拾遺集』ナシ、『後拾遺集』一例、『金葉集』ナシ、『詞花集』一例、
『千載集』ナシ、『新古今集』三例というようにほとんど用いられなくなってゆくのであるが、
『新古今集』の場合は・・・のように「夢」とほとんど変わらぬ意で用いられ、夢の中で人に逢う
通路の意はなくなっているのである。〉という件(@_@) 新古今集の藤原有家の秀歌「夢通ふ道さへ
絶えぬ呉竹の伏見の里の雪の下折れ」の「夢通ふ道」から「夢の通ひ路」を連想するなど同歌を恋歌
と強引に解釈する古文講師の誤りを先月指摘したけど、その恋愛脳的解釈には無理があることの傍証
たりうるでしょ、この解説は(^^)v 現に本書は「くれたけの【呉竹の】」の項で同歌を挙げ、脚注で
「人の通う道が絶えた上に夢の通う道までも絶えた。伏見の里の雪の下折れのために。」と訳す(^^)
ここで終れば完璧なんだが、「したをれ【下折】」の項の脚注で、「夢の中で、思う人のもとに通う
道まで絶えてしまった。伏して夢を見るという名をもつ伏見の里の呉竹が雪で下折れする音で。」と
訳してた(゚ロ゚;)エェッ!? 本書は分担執筆による共著ではなく、片桐洋一による単独執筆のはずなのに
記述が一貫してないじゃん(-"-) 『原文&現代語訳シリーズ 古今和歌集』(笠間書院,2005)も脚注
の解説が現代語訳に反映してないとこあったし、どうやら片桐洋一の辞書には一貫性とか体系性など
といった文字はないみたい^_^; 百人秀歌と百人一首の関係でも改説したらしいしね^_^; 勿論、改説
自体は悪いことではないですm(__)m それに本書のような内容の濃い辞典(事典?)をたった独りで
書き上げたことに対し敬意を払うべきで、執筆者の頭の体力、精神の持久力を云々するより、編集者
のチェック機能を問題視すべきか(@_@) ここだけの話、笠間書院の出版物は事実関係のミス多い(;_;)
なお、窪田空穂『完本新古今和歌集評釈』上(東京堂出版,1964)も、「語釈」で〈「夢通ふ道」は、
夢になって思う人のもとへ通う道で、夢路という。〉として「評」で「雪のあわれに、恋のあわれを
持ち込んで、いわゆる艶を添えようとする」云々としてた(゚ロ゚;) 「筆者は和歌文芸としては万葉集を
愛好していたが、古今・新古今集はそれほどには思っていなかった。」と「序」で告白してるぐらい
万葉集大好き万葉脳だから、オールドファッションであることに気付かなかったのかもねと邪推^_^;
他の新古今集入集歌でも「万葉集の風に近いものである。」との理由で評価が高かったりもする^_^;

松浦友久『詩語の諸相~唐詩ノート』(研文出版,1981)

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

ミルクレアクレームブリュレ満ち足りず(..) 温経湯は切れたがシモヤケ快方に(^^) 春が近いのか(^^)

170220読んだ本

ロッテ・カラメルとろ~りこだわり卵のプリンアイスバーをお腹いっぱいになるぐらい食べたい(^^)
栗を贅沢に使ったスプーンいらずのモンブランアイスバーが今日寄ったコンビニにはなくて残念(..)
電車も停まったほどの強風だったけど、例によって歩いて街へ向かったら、途中の桜は既に満開(^^)
保険屋さんを訪ねた後、確定申告も済ませる予定だったけど、昨日予習できなかったのでスルー(+_+)
夕方から予報通り降り出して風もあったから、ブックオフを廻らずに帰路についたのは正解だった^_^;

【読んだ本】

片桐洋一『歌枕 歌ことば辞典 増訂版』(笠間書院,1999)所蔵本

ホントは新古今集や古今集の各注釈書をのんびり味わいたいが時間ナシ(+_+) でも、やっと購入した
本書の摘み読みが精一杯の状況(;_;) 本書の「かり【雁】」の項に、〈「春来れば雁帰るなり白雲の
道ゆきぶりにことやつてまし」(古今集・春上・読人不知)〉とあるけど、古今集歌番号30の同歌の
作者は奥村恆哉校注『新潮日本古典集成 古今和歌集』(新潮社,1978)や西村亨『王朝びとの四季』
(講談社学術文庫,1979)は勿論、片桐洋一御自身による『原文&現代語訳シリーズ 古今和歌集』
(笠間書院,2005)も「凡河内躬恒」だぞ^_^; 小生が購入した本書は既に「第五刷」なのにね(+_+)
本書には版元宛の「料金受取人払郵便」のハガキが挟まっているはずなのに誰も指摘しないのか(-_-)

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

次々と雑用が入ってくる(;_;)

170219読んだ本&買った本

この世に自分がもう一人いた(゚ロ゚;) 欲しい本を某ショップで検索すると「この商品を買った人は、
こんな商品にも興味を持っています」として表示される本が全て小生が前に買った本なのだが^_^;

【読んだ本】

吉川幸次郎&桑原武夫『新唐詩選続篇』(岩波新書,1954)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

【買った本】

片桐洋一『歌枕 歌ことば辞典 増訂版』(笠間書院,1999)

参考図書なので一週間しか借りられず延長もできないし、また宣伝文句の「読む辞典」というより
小生としては〈読みたい辞典〉だった本書(^^) 約三ヶ月前から買いたい本の筆頭だったんだけど、
買おうと思ったら品切だったり、別の本を先に買う必要があったりで、やっと三割引きで購入^_^;
本書を「参考文献」に挙げながら実際には「参考」にしたとは思えぬ、学識が疑われる記述満載の
小林大輔編『ビギナーズ・クラシックス 新古今和歌集』(角川ソフィア文庫,2007)は本書を手に
取る契機となったということで、小林大輔センセイの学恩には心より感謝しておりますですm(__)m
小林大輔センセイも執筆陣のお一人であらせられる「コレクション日本歌人選」の一冊、青木太朗
『忠岑と躬恒 コレクション日本歌人選 024』(笠間書院,2012)の巻頭は、壬生忠岑の「春立つと
いふばかりにやみ吉野の山もかすみて今朝は見ゆらん」という拾遺集の巻頭歌でもある秀歌(^^)
その「口語訳(大意)」は「立春になったというだけで、あの吉野の山も霞んで今朝は見えている
のだろうか。」としてるけど、「あの」の含意は本文(「鑑賞」)を読まなければ分からないのが
ちょっと残念^_^; 本書の「よしのやま【吉野山】」の項を読んでいくと、〈・・・など例は多いが、
麓の里が時雨の時に吉野山はすでに雪だというこの発想が、春の場合には「いづことも春の光は
わかなくにまだみ吉野の山は雪降る」(後撰集・春・躬恒)「吉野山雪は降りつつ春霞たつは春日の
野辺にぞありける」(躬恒集)のように、里には春が来ているが吉野山にはまだ雪が降っている
という形になるのである。〉といった風に例も挙げて解説した後、忠岑の同歌へと展開していき、
脚注に「立春が来たというだけで、あの雪深い吉野山でさえ何となく霞んでいるように今朝は見える
のだろうか。」と簡潔かつ意も尽くされた口語訳(^^) 類似の解説が、片桐洋一『原文&現代語訳
シリーズ 古今和歌集』(笠間書院,2005)の歌番号3「春霞たてるやいづこみよしののよしのの山に
雪は降りつつ」(よみ人しらず)の脚注にも出てるけど例証として挙げられた歌が少ないのがね^_^;
ただ、本書は取り上げてる歌の全てに口語訳が付されてるわけじゃない点が小生的にはネック(..)

満開の方の鉢のクリスマスローズは今年は支えなかったから背丈が低く、俯いてるので写せない(..)
タグ:古典 和歌