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170218読んだ本&買った本

良い子のみんな~! この本は、おにいさんのマネして買っちゃ、ぜったいダメだぉ~!!o((≧∀≦))o!!

【読んだ本】

駒田信二『漢詩名句 はなしの話』(文春文庫,1982)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

【買った本】

久保田淳訳注『新古今和歌集』下(角川ソフィア文庫,2007)

毎日マメにクイズに答えていたらポイントが貯まってクーポンと併せるとタダになったのでネットで
注文しちまったぜ(+_+) キミだけに、そぉ~と教えちゃうけど、この本はネット書店で買っちゃダメ、
てゆーか、リアル書店の棚にあっても、ダメよ~ダメダメ、絶対に買ってはいけない本なのさ(-_-メ)
何故って? 久保田淳『新古今和歌集全注釈 六』(角川学芸出版,2012)の「あとがき」に「・・・
平成十九年三月、角川文庫版『新古今和歌集』上・下の刊行を見た。以後はこの文庫本を土台として、
旧著[講談社から刊行の『新古今和歌集全評釈』全九巻]の改訂作業を進めた。その過程で気付いた
ことは、文庫本が版を重ねる際にできるだけ反映させるように努めている。」とある上、本書上巻で
久保田淳は「改めて注釈にはおわりがないことを痛感している」と記してたから油断できない(゚ロ゚;)
前に「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」で、島津忠夫訳注『新版 百人一首』(角川ソフィア
文庫,1999)を検証したけど、「版[角川文庫では「版」を「刷」の意でも使用]を重ねる」ごとに
あんな細かく修正されたら愛読者でもフォロー不可能(+_+) そもそも自分が買ったのが最新版なのか
分からないし、買うことが増刷=重版への一助となって自分のが古くなっちゃうかもしれない(゚ロ゚;)
買うバカ、推奨するバカ、教科書に指定するバカ・・・どいつもこいつもバカバカばかりでゲス(-"-)
その飽くなき探究心には心から敬意を表するし、研究者の鑑として見習わなきゃとマジ思ってるけど、
良心的な研究者であろうとすることは、愛読者にとっては傍迷惑な自己満足にすぎないのかもね(..)
んにゃ、ド素人でも気付くミスや学識を疑う記述満載の某屑本よりマシヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!

またコツコツとポイント貯めなきゃ(..) もう一つの鉢のクリスマスローズが咲かない(..)
タグ:古典 和歌
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170217読んだ本

先月は本を買いすぎたから「リボ払いにしませんか?」攻勢が凄い(゚ロ゚;) でも、負けないぞ(`´)

【読んだ本】

川口久雄全訳注『和漢朗詠集』(講談社学術文庫,1982)

本書「巻下 猿」454「瑤台に霜満てり 一声の玄鶴天に唳く 巴峡秋深し 五夜の哀猿月に叫ぶ」の
「巴峡」の「語釈」は「四川東部、揚子江の急流地帯に巫峡・瞿塘峡・巴峡があり、これを三峡
という。」とあるのが気になる(..) 大曽根章介&堀内秀晃校注『新潮日本古典集成 和漢朗詠集』
(新潮社,1983)も参照したが、その頭注の「巴峡」の語釈も全く同じで、「四川省の東部にあり、
巫峡・瞿塘峡とともに三峡と称す。」とある(..) ところが、松原朗『唐詩の旅~長江篇』(現代
教養文庫,1997)には「三峡」という章が設けられていて、「長江三峡図」という地図も掲示して、
「三峡は、上流から瞿唐峡・巫峡・西陵峡の三つの総称である。」と本文に(@_@) Wikiだけでなく
百科事典や辞書も同様の説明だが、「巴峡」とは西陵峡の異称なのかしら(..) まさか「巴峡」が
広島県三次市のソレを指すわけないし^_^; が、「漢詩を楽しもう tiandaoの自由訳漢詩」という
下記ブログが、王維「暁行巴峡」の中の一節を解説する文章中に〈翌年の春には都に呼びもどされ、
帰りは「巴峡」(はきょう)、つまり長江の三峡を船で通過して、湖北から北へもどったようです。〉
とあり、巴峡は三峡の異称なのか(..) 本書は761でも「巫の三峡」の「語釈」が「揚子江の上流、
四川・湖北の間にある三峡。巫山峡、明月峡、広沢峡。」云々とややこしい(+_+) 前記「長江三峡図」
は瞿唐峡、巫峡、西陵峡の三峡のそれぞれ中に更に峡谷があり、その名称も示してるが、そこには
「巫山峡」「明月峡」「広沢峡」という名前は見当らない(@_@) 勿論、偶々挙げられていないだけ
なのかも^_^; それにしても、コレに限らず、中国文学者の書くものとの異同が散見されるね(+_+)

http://blog.goo.ne.jp/tiandaoxy/e/a72f5b21c79bad12e51ad01524920897

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

春一番と理解してもあまりの強風に今日は予定変更(+_+)
タグ:中国 古典
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170216読んだ本

縄文と弥生の二層構造から成る日本文化に西洋文明を融合させた回転寿司こそ現代日本の象徴(^^)

【読んだ本】

里崎智也『非常識のすすめ』(角川書店,2015)

丸一日で読了(^^) 本書扉には「元千葉ロッテマリーンズ捕手」という肩書(?)が付されているが、
同球団を応援してたから(今はオリで今季はドラも応援予定)、その現役時代はチェックしてたし、
その言動の面白さから、球界切ってのエンターテイナーと思っていた(^^) ただ、最近スポーツ紙の
記事で著者のコメントを読んでて目から鱗なことが多かったので、本書を借りて読んでみた次第(^^)
本書に「野球界の常識は非常識ばかりだ」「僕は常識こそは非常識だと考えているから」「非常識が
モットーなので」云々とあるが、ナルホドと思わせる話が多かった(^^) それに、なによりも著者は
頭がいいよね^_^; 例えば、「契約更改必勝法」の項、コレ一つ読んでも、その巧みな交渉術は大変
興味深かった(^^) おそらく契約更改の席に臨む前に他の選手も里崎と同じように「万全の準備」を
してるんだろうけど、「球団は、70人を相手にしなければならない。そうなると調査は、どうしても
不十分だ。僕は自分のことだけを考えればいいのだし、細かい反撃材料をそろえるのは難しくない。」
と自信を持った上で「シミュレーションを綿密にしておく」んだから、実際の交渉でも強いはず^_^;
また「毎日更新した2006年のブログ」の項で、ブログを「1年でキッパリとやめた」理由を述べた後、
「・・・やはりブログには、本音を書けないという本人発信のメディアの限界があった。」〈本音と
建て前の、建て前の部分ばかりがブログの多くを占めてくるようになると、僕自身がつまらなくなって
きて「毎日書く」というモチベーションを保つことが難しくなる。〉とあったのは参考になるね(..)
あと個人的には、「今のように映像を重ねる技術もない時代」に、福浦和也が「アナログな手法」を
用いて、「計2時間ぐらい自分の[バッティングフォームの映った]ビデオをチェックする」話には、
驚きを超えて感動したよ(;_;) やはり先生は神であったm(__)m なお、同工異曲なのを見かけるけど、
本書の名言としては、「失敗というのは、そのまま放置しておくから失敗なのだ。なぜ失敗したのか
という総括と分析と対策を練って、答えを見つけ、それを実行に移して、次に成功すれば、もう失敗
は失敗ではなくなる。成功するためのプロセスに過ぎなくなる。」(本書212頁)____φ( ̄^ ̄ )メモメモ

駒田信二『漢詩名句 はなしの話』(文春文庫,1982)所蔵本

吉川幸次郎&桑原武夫『新唐詩選続篇』(岩波新書,1954)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

昔はPDSサイクルと言ったが、今はPDCAの方が一般的かな(..) にしても、やること一杯(+_+)
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170215読んだ本

セーラーマーズは「火星に代わって折檻よ!」だが、原作では「ハイヒールでおしおきよ!」
らしいのでメモっておこう_φ( ̄^ ̄ )メモメモ セーラームーンすら視聴したことないのだが^_^;

【読んだ本】

角田喜久雄『まぼろし若衆』(春陽文庫,1977)所蔵本

いかにも角田喜久雄らしい伝記時代小説で、上下二段組みで500頁の長篇だけど興趣冷めることなく
一気に読み終えてしまった(^^) ストーリーの面白さで読み手をぐいぐい引っ張るし文学的修辞など
使ってないからスラスラ読める^_^; 主人公は後の棋聖・天野宗歩であると冒頭に明記されてるので
(弟子の「行燈の太郎松」も出てくる)、最後まで死なないことは分ってても絶体絶命のピンチには
ハラハラさせられた^_^; ただ、ピンチ脱出と思ったら実は罠だったり、敵キャラが凄すぎる(゚ロ゚;)
相変わらず次々と謎で引っ張る展開なんだけど、なによりも魅力的なキャラを造るのが巧いね(^^)
ドS趣味が半端なくフランス書院文庫に向いてる高砂蔵人より、お菊さまが(最後の方はアレだが)
好きだな(^^) ただ、ある人物の動きが途中から全く聞えてこなくなり、しかも、何もなかったかの
ように再登場してるのはちょっと変だったね(..) それはさておき、薬物(阿片)はマジ怖い(+_+)
なお、本書に触発され、司馬遼太郎『大盗禅師』(文春文庫,2003)を読み直そうかと思ったけど、
安彦良和『麗島夢譚』Ⅰ~Ⅳ(徳間書店リュウ・コミックス,2009-13)を久しぶりに通読した^_^;
両作品とも好きだけど、風呂敷を広げ過ぎて畳めなくなったのか結末が期待外れなのも共通点^_^;
五味洋治『父・金正日と私~金正男独占告白』(文藝春秋,2012)は読んだ記憶あるも記録なし(..)

駒田信二『漢詩名句 はなしの話』(文春文庫,1982)所蔵本

吉川幸次郎&桑原武夫『新唐詩選続篇』(岩波新書,1954)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

絶滅危惧種ガラケー族ゆえ「5のつく日」とは無縁に( ̄^ ̄)フンッ! そもそも本を買う金ないけど(..)
タグ:小説
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170214読んだ本

たかっ!たかっ!たかっ!たかっ!たーたかたったっ・・・Ⓒ蓑輪貴成@最近のブックオフ(+_+)
いつかやると思ってたが足場にボーズ頭をぶつけて出血(;_;) ボーズは毛がないはずなのに(T_T)
とりあえず「血のバレンタイン事件」と呼ぶことにして、今夜はSEEDを録画予約する(+_+)

【読んだ本】

小林信彦『アイドル女優に乾杯!~本音を申せば⑩』(文春文庫,2017)所蔵本

「ファンクラブ誌とある怪人の終り」は、数藤康雄が編修してたアガサ・クリスティ・ファンクラブ
のリファレンス・ブック「ウィンタブルック・ハウス通信」終刊の話と、花森安治についての話(^^)
津野海太郎『滑稽な巨人~坪内逍遥の夢』平凡社、同『ジェローム・ロビンスが死んだ』平凡社、
同『したくないことはしない~植草甚一の青春』新潮社、同『花森安治伝~日本の暮しをかえた男』
新潮社に言及(^^) 「花森安治の名はその仕事より、〈パーマをかけた怪人〉というイメージで有名
だった。」_φ( ̄^ ̄ )メモメモ 〈ケイリー・グラントと「ガンガ・ディン」〉は、「アクション映画の
ベスト3に入る出来」と表題作を高評し、また「ローマの休日」に関し「ハリウッドの赤狩りの時代
なので、オール・イタリア・ロケという断りが出るが、・・・」_φ( ̄^ ̄ )メモメモ 「クラシック映画
の面白さ」は、クリント・イーストウッドの「もう二度と西部劇は作らない。馬に乗れる者がいない
から」という発言から興味深い話が続いたのに、途中で変調して青島幸男の話になってしまった(..)
「明るい年を望む」は、「二〇一三年ほど悪い年はなかったと思う。」という書き出し(ちなみに、
「あとがき」には「この年は、大島渚さんの死で明け、大瀧詠一さんの死で終りました。」とある)
だが、スティーヴン・キング『11/22/63』文春文庫(書名は「ケネディがダラスで暗殺された日」
の意)、そしてジャック・フィニイ『ふりだしに戻る』も取り上げられてる(^^) 以上で読了だが、
映画の話ばかりで本の紹介が少なかったのが、小生的にはがっかり(..) 「解説 玄人筋の読み」で
芝山幹郎曰く「ざっと数えただけで、この本には二百六十本を超える映画の題が出てくる。」(゚ロ゚;)
そして「こんなにてんでんばらばらな作品を並列して収拾がつくのだろうか、と首をかしげる人も
いるだろう。/収拾はつくのである。ここが映画の楽しいところで、横のつながりや縦のつながりは
いうまでもなく、対角線のつながりや補助線を引いたときに浮上するつながりも、至るところで発見
されるのだ。」「見方や切り口をいくらか変えるだけで、映画の世界は蜘蛛の巣や地下茎のように
拡張されていく。言及される題名や人名も、ネズミ算的に増殖する。」云々とあるのは映画に限らず
書物だって同じだな^_^; そもそも書物そのものがそういうものだし、「読み手」次第で更にね(^^)

駒田信二『漢詩名句 はなしの話』(文春文庫,1982)所蔵本

吉川幸次郎&桑原武夫『新唐詩選続篇』(岩波新書,1954)所蔵本

角田喜久雄『まぼろし若衆』(春陽文庫,1977)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

面識ないけど玉稿を読んだことある課長のフットワークのお蔭で電話を切って7分後にはOKがm(__)m
タグ:評論 随筆 書物
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170213読んだ本

玄関先で啄んでた鳩が慌てて飛び上がるも家を囲む薄いブルーシートにぶつかりバタバタしてた(;_;)
鳩は眼が悪いのか(..) 真上はガラ空きなんだからハリアーみたいに垂直上昇は出来ないのかしら(..)
しばらく足場にとまってこっち見てたけど、その後、無事に脱出(?)できたみたいで良かった(^^)

【読んだ本】

小林信彦『アイドル女優に乾杯!~本音を申せば⑩』(文春文庫,2017)所蔵本

「手遅れ」は、〈VHSかベータか〉からレーザーディスクを経て〈DVDかブルーレイか〉という
多くの人々を悩ませてきたであろう問題の話^_^; 「内外のうまい演技者」は、主に「奇怪な芸人」
リベラーチェを丁寧に紹介した上での新作映画「恋するリベラーチェ」の話がほとんどで、最後に
公演「その場しのぎの男たち」での伊東四朗の「絶妙な演技」の話(^^) 〈最悪の時代のヒット秀作
「あまちゃん」〉は、東京オリンピック批判の後に、「こういうドラマは論じては野暮になるので、
有村[架純]と能年[玲奈]と小泉今日子の顏をじっくり眺めていればよいのだ。」って・・・(+_+)
〈傑作「モンテ・ウォルシュ」ほか〉は、映画の話で、表題作に出てるジャック・バランスのことを
読んでいて、藤子不二雄Ⓐ『まんが道⑦』(中公文庫コミック版,1996)の中で、上京した足塚茂道が
手塚治虫と会食するシーンが思い出された(^^) 2013年12月初週号分まで読んだので、あと少し^_^;

駒田信二『漢詩名句 はなしの話』(文春文庫,1982)所蔵本

吉川幸次郎&桑原武夫『新唐詩選続篇』(岩波新書,1954)所蔵本

角田喜久雄『まぼろし若衆』(春陽文庫,1977)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

OKの連絡あり10年以上前に別施設へ申込の電話をした際に対応してくれたことの御礼も申し上げた(^^)
タグ:評論 随筆
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170212読んだ本

ハッピーターンとカールの「違いがわかる男」になりたいぜよ(^_^;) 味覚障害なのかしら(..)

【読んだ本】

渡辺淳一『影絵~ある少年の愛と性の物語』(中公文庫,1994)所蔵本

「渡辺淳一の〝ヰタ・セクスアリス〟ともいうべき作品」(清原康正による「解説」)読了(^^)
「解説」の初出情報によると、「幼・少年期から思春期にかけての〝愛と性〟の問題に揺れる
高村伸夫の内面を描き出した」本作品が「婦人公論」に連載されてたとは、なんか凄いな(゚ロ゚;)
清原康正は「男の子を持つ母親たちに是非とも一読をお勧めしたい」としてて、御尤もだとは
思ったけど、チト赤裸々だからねぇ^_^; にしても、この清原康正の「解説」は素晴しいね(^^)
曰く「この高村伸夫は、渡辺淳一の全五部作からなる自伝的長編小説『白夜』の主人公でもある。
・・・『白夜』は、作者とほぼ等身大の青年・高村伸夫が、北海道大学教養部から札幌医科大学
医学部に進んで外科医となり、医学と文学のはざまで迷い、悩んで、やがて作家になることを
決意して上京するまでを描いた、渡辺淳一の青春史、成長史であった。」(゚ロ゚;) また本作品で
「天才少女画家と騒がれていた同級生の時住純子」が主人公を振り回すが、「この時住純子は、
作者の初期作品『阿寒に果つ』の女主人公・時任純子である。」(゚ロ゚;) 更に、「『何処へ』は、
妻子を札幌に残したまま、作家を志して上京してきた相木悠介が、週三日の医師のパートタイム
をしながら、女性関係のトラブルが続出する中で小説を書き続ける物語で、主人公の心象風景は、
一九六九年春[この前年に和田移植!]に上京して翌年夏に直木賞を受賞するまでの作者のそれ
に近いという。」とある(^^) 「したがって、一連の自伝的作品から渡辺淳一の折々の心象風景や
心の成長過程をたどるには、まず本書を、そして『阿寒に果つ』『白夜』『何処へ』の順で読んで
いくといい。」とあり、お手本のような「解説」で同時点での〈渡辺淳一入門〉として有益m(__)m
本書は再読かと思ったら初読だったらしく、もし前に読んでいたら絶対に付箋を貼っていたはずの
箇所が一つ^_^; 「闇を一切せず、配給だけに頼って栄養失調で死亡したという裁判官のことが、
同情と要領の悪い人という軽い侮蔑で語られたこともある。」(-"-) これは山口良忠判事を指し、
彼が死の床で綴った日記の中の一節、「食糧統制法は悪法だ。しかし法律としてある以上、国民は
絶対にこれに服従せなければならない。自分はどれほど苦しくともヤミの買出なんかは絶対に
やらない。・・・自分はソクラテスならねど食糧統制法の下喜んで餓死するつもりだ。」ともども
有名な話(;_;) 当時も大反響で、山形道文『われ判事の職にあり』(文藝春秋,1982)が紹介する
当時の北海道新聞(函館市内版)の記事が「痛烈極まる」内容で、函館署がヤミ一斉取締りをした
同じ日の同じ時刻に署長らが出席した「祝賀懇親会」では「酒、ビール、珍味」が出てたことが
その会に「招かれた一人」によって告発されてるんだからね(゚ロ゚;) 清原康正は本書を「男の子を
持つ母親たちに是非とも一読をお勧めしたい」とする理由として「戦後日本の社会状況がバックに
とられているが、ここに表現された少年心理は、時代を超越した普遍のものであるからだ。」と
「解説」を〆てるけど、「社会状況」もまた「時代を超越した普遍のもの」のような気もする(-"-)
なお、本書で描かれる「国語の山中先生」の「教え方」、特に「漢字相撲」が興味深かった(^^)

松原朗『唐詩の旅~長江篇』(現代教養文庫,1997)所蔵本

駒田信二『漢詩名句 はなしの話』(文春文庫,1982)所蔵本

吉川幸次郎&桑原武夫『新唐詩選続篇』(岩波新書,1954)所蔵本

角田喜久雄『まぼろし若衆』(春陽文庫,1977)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

大工さんが忌引で昨日は来なかったが前に病欠もあったし工事日程は大丈夫なのか(..)
タグ:小説 自伝 伝記
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170211読んだ本

見たことないものがSo-netトップページに漂ってた(@_@) 「不思議な箱」と思ってクリックしたら、
2ポイント^_^; 『江談抄』を借りに近くの大学図書館へ行くと真っ暗(゚ロ゚;) 祝日で休館かぁ~僅か
2ポイントで今日の運を使い果たしたかぁ~(+_+)と歎いたら、図書館やってた(T_T) 更に館内から
ブログにアクセスしたら改行とか崩れてなかった(^^) なら、小生のPCが異常ってことじゃん(+_+)

【読んだ本】

小林信彦『アイドル女優に乾杯!~本音を申せば⑩』(文春文庫,2017)所蔵本

「〈攻撃〉と〈愛〉の芸人たち」は、スティーヴ・マーティン、ダニー・ケイの補足(^^)
次の「やなせたかしさんのこと」は、〈戦中派〉やなせたかしに焦点化して追悼(;_;)
読ませるのは「ヒッチコックを描く二本の映画」で、前述の「サイコ」とテレビ用の映画
「ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女」を肴にして、ヒッチコックに会った際に受けた
「不能者という印象」の話に^_^; 〈「サイコ」を撮り終えたヒッチコックは次の作品の
女優を探していたが、TVのCМで見かけたブロンドの美女(ティッピ・ヘドレン)に
一目惚れする。/次の大作「鳥」はどうしても彼女でなければいやだという。・・・
「鳥」は終って、次の「マーニー」にかかるが、ヒッチコックはこれもティッピを主役に
しようとした。〉(@_@) ティッピ・ヘドレンの娘であるメラニー・グリフィスが「母親に
まとわりついたヒッチコックを憎んでいた」話も聞いたことあったけど、ジェームズ・
スパダ(仙名紀訳)『グレース・ケリー~プリンセスの素顔』(朝日新聞社,1989)は少し
違って、〈一九六〇年の初め、グレースがスクリーンに戻ることを承知しなかったために、
「マーニー」に主演させた愛らしいブロンドのティッピ・ヘドレンに関心を持ち、不器用に
言い寄って彼女をかなり困らせた。〉とある(..) それに「マーニー」もシナリオ作家兼
小説家のエバン・ハンターに原作の小説を送って映画用台本を書かないかと誘った段階で
両者の間ではグレース・ケリーをヒロインに想定してた事実が具体的に描かれてる(..)
スパダの記述が正しいなら、ティッピ・ヘドレンはグレース・ケリーに断られた末の代役
にすぎないわけで、その上でまとわりつかれたとなると、ちょっと立つ瀬がないよね(;_;)
末尾に「フジテレビは八〇年ごろから漫才ブームで伸び始めたが、日本人の笑いを低劣化
させたといえるだろう。番組に大阪の笑いを注入したからである。」___φ( ̄^ ̄ )メモメモ
とりあえず、2013年11月初週分までは読んだ(^^) やっとゴールが見えてきたかしら^_^;

青木太朗『忠岑と躬恒 コレクション日本歌人選 024』(笠間書院,2012)

駒田信二『漢詩名句 はなしの話』(文春文庫,1982)所蔵本

吉川幸次郎&桑原武夫『新唐詩選続篇』(岩波新書,1954)所蔵本

渡辺淳一『影絵~ある少年の愛と性の物語』(中公文庫,1994)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

右手に続き左手までシモヤケになり、左足親指の内出血したみたいに変色してた部分に痛みが(+_+)
タグ:評論 随筆 伝記
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170210読んだ本

Aimerのも好きだけど、Kyleeのも心に沁みるな(^^) ガンダムUCの歌の話なんだけどね^_^;

【読んだ本】

橋本崇載『棋士の一分~将棋界が変わるには』(角川新書,2016)

一気に読了(^^) 映画「武士の一分」は観てないが、藤田伸二『騎手の一分~競馬界の真実』
(講談社現代新書,2013)は既読(^^) エージェント制度の問題点とか納得したこと、なにより
藤田伸二の矜持( ← 本書と絡めた訳ではない)を感じたことなど憶えてるが、なにしろ馬券
購入経験すらない小生ゆえ読みが浅かったのなら許して^_^; そのパフォーマンス等をネット
視聴し笑わされたことも何度かあった橋本崇載八段が「棋士とコンピュータ将棋との対局」に
「一貫して否定的なスタンスを取ってきた」こと、その理由を本書で知り、これまた得心(^^)
「とりわけ将棋という有限の[指し]手しかないゲームにおいて、無限の可能性を感じさせる
[指し]手を編み出すこと、つまり将棋の途方もない奥深さを見せるのが、プロ棋士の大きな
役割だった」と、橋本崇載は本書で再三強調する(^^) なのに、コンピュータ将棋と対局して
(しかも、当時の米長邦雄将棋連盟会長の「私利私欲」からソレは始まったと弾劾している)、
結果、「コンピュータのほうが棋士より強いのではないかという認識が広まっていったとき、
プロ棋士に対して憧れをいだくことができるのか。棋士が生涯の職業になるものと考えられる
のだろうか」という橋本崇載の懸念は説得力があり、対局する棋士たちは自らの首を絞める縄を
せっせと編んでるとしか思えぬ(+_+) また新聞小説の如く「かつては七大タイトルの観戦記が
あるために部数を増やせた時期があったのだとしても、今の新聞における将棋の記事が以前ほど
の意味をもっているとは考えにくい」として、橋本崇載が抱く危機感(大手新聞社との契約金
大幅減額の可能性)も当然か(..) が、課題山積も将棋連盟内では「とくに本来であれば、組織
の中核になるべき[羽生善治ら]四十代、五十代の棋士たちがまったく動こうとしない」由、
びっくり(゚ロ゚;) 同状況と「棋士の数が増えすぎているという問題」から個人的に連想したのは
立川談四楼『シャレのち曇り』(文藝春秋,1990)がヴィヴィッドに描いた当時の落語協会(@_@)
三遊亭円丈『御乱心~落語協会分裂と、円生とその弟子たち』(主婦の友社,1986)も名著だよ、
関係ないけど^_^; 「トーナメントで勝ち抜いた場合には、コンピュータ将棋の代表と戦うことに
なる」叡王戦への啖呵、「個人的には、プロがコンピュータに負けるところが商品価値になって
いるような棋戦には、何のモチベーションもわかない。勝手にやっていろと思う。」というのは
読んでて爽快だった(^^) でも、後の方で、「個人的には第一期叡王戦には出場したが、出ない
という選択肢があると考えておらず、全員が出場するものと思っていた。」との言い訳はちょい
歯切れが悪いよね(+_+) 橋本崇載の言動が本当に「一貫して」たのか、ここは疑問に感じた(..)
三浦弘行をめぐる騒動以前に本書は企画・執筆され、新たに設けたという序章で論じていた(@_@)
「角川oneテーマ21」という名称の角川の新書は数冊持ってるけど、いつのまにか変ったんだ(..)

小山順子『藤原良経 コレクション日本歌人選 027』(笠間書院,2012)

青木太朗『忠岑と躬恒 コレクション日本歌人選 024』(笠間書院,2012)

渡辺淳一『影絵~ある少年の愛と性の物語』(中公文庫,1994)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

午後から一転して曇→小雨→雪で今日も予定変更(+_+) 他方、連絡ないから予定が立てられぬ(..)
タグ:自伝 評論 歴史
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170209読んだ本

マキシム・スティック・キャラメルマキアートが製造終了してた(゚ロ゚;) 売ってないはずだよ(;_;)
同じAGFのブレンディ・カフェラトリースティック・濃厚キャラメルマキアート買ってみたが、
封を切った時に甘~い香りが漂うこともなければ、味も・・・個人的には劣化した感が濃厚(+_+)

【読んだ本】

小林信彦『アイドル女優に乾杯!~本音を申せば⑩』(文春文庫,2017)所蔵本

〈「あまちゃん」はなぜ面白いか?Ⅰ〉と〈「あまちゃん」はなぜ面白いか?Ⅱ〉の2篇だが、
未視聴だし^_^; 〈むかし、朝ドラが始まったころ――たしか昭和三十六年(一九六一年)の
獅子文六作「娘と私」だったと思うが――朝ドラは新聞小説の代りといわれた。/新聞小説は
その新聞の売りもので、戦後でいえば、作家は獅子文六、石坂洋次郎、石川達三が主な戦力で、
特に獅子文六は最強の作家だった。/小説で新聞が売れる可能性が少く[ママ]なった六〇年
安保の翌年、テレビの朝ドラが新聞小説に代った。第一作が獅子文六というのも象徴的で、
〈朝の連続テレビ小説〉と呼ばれたのが凄い。〉___φ( ̄^ ̄ )メモメモ 安保騒動との因果関係が
小生には正直理解できないのだが(..) ともかく、今日は2013年10月の2週間分を読んだ(^^)

久保田淳校注『千載和歌集』(岩波文庫,1986)

片野達郎&松野陽一校注『新 日本古典文学大系10 千載和歌集』(岩波書店,1993)

小山順子『藤原良経 コレクション日本歌人選 027』(笠間書院,2012)

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

予報通り午後から降ってるけど積もらないといいな(..) 寒い(+_+) いつもより返事が遅いな(..)
タグ:評論 随筆
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