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170321読んだ本

[左斜め下]児玉清に「緑の方、連続正解! 9番に続いて、10番の窓に飛び込んだ!」と言ってもらいたい(..)

【読んだ本】

駒田信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)所蔵本

早急にやらなきゃならぬことある上、メチャ身体ダル重で本読む気になれず(+_+) どーにかこーにか
「河間の女」という一篇だけ読んだ(+_+) 「貞女のかがみ」だったのに、「夫の一族の者のなかで
日ごろよからぬ行いをしている連中」の罠に掛かって、「希代の淫婦」へとコペルニクス的転回(?)
を遂げた女性の話という、ほとんど内容はエロ小説だが、「悪女」と呼ぶのは気の毒かと思うぞ(+_+)
本家ブログで取り上げた『中国妖女伝』(旺文社文庫,1985)は、「河間」という2頁ちょいの小品で、
柳宗元『河間伝』にも言及(..) 本書の「孟光」に関して、同書に「荊妻」なる一篇_φ( ̄^ ̄ )メモメモ

カレー沢薫『ブスの本懐』(太田出版,2016)所蔵本

雨樋が直ってないのを今日再確認(..) SEEDの先週の新OPからニコルが消えたのは露骨すぎ(;_;)
タグ:中国 列伝
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170320読んだ本

「振り返れば奴がいる」(゚o゚;) 小生がnice!した記事に、たいてい同じ人がnice!してるんだけど、
テイストが同じ・・・なわけねーだろ^_^; 誰彼構わずnice!していると誤解されるのは嫌だな(+_+)

【読んだ本】

杉本苑子『別れ霜』(朝日文庫,1985)所蔵本

春季彼岸法会なので寺&お墓まで蜿蜒たる尾根道を歩いて往復したけど、今日は愛想のいい猫も居ず、
鳥もウチで見掛けるのばかりだったので、道中ひたすら本書の一篇「偐紫楼の秋」を読み耽った(^^)
「げんじろう」と読む、その表題から既にネタバレしてるので書くけど、主人公は柳亭種彦で、その
半生を描いた歴史小説(^^) 登場するのは、歌川国安、山東京山、為永春水、式亭小三馬、瀬川路考、
坂東三津五郎、歌川国貞、笠亭仙果、柳下亭種員などで、いかにも小生好みの作品で、面白かったし、
張り巡らされた伏線もきっちり回収するストーリー展開も良い(^^) 柳亭種彦は「六樹園・石川雅望に
つき、国学の泰斗・加藤宇万伎にも師事し」た由、この加藤は「賀茂真淵門下で、四天王のひとりと
いわれた国学者」で、種彦の妻の祖父(^^) 「種彦」の謂れが、「古今集の序」にあったとはね(゚o゚;)
そんな「古典の素養」を活かせる、本来の居場所を『偐紫田舎源氏』で見出せてホント良かった(^^)
書斎に「愛雀軒」という扁額を掛け、雀の群れに生米をまいてやるのを日課とし、「古本あさり」を
楽しみとした種彦とは馬が合いそう^_^; さてさて、守随憲治校訂の同書(岩波文庫,1953年)だが、
学生時代に中巻と下巻を新刊で購入したっきり、上巻が欠けていることもあって、読むことはなく、
とっくにナントカ紙は破れて取れちゃってて、本棚で朽ちてた(;_;) ウチの書庫は本の墓場だな(+_+)

カレー沢薫『ブスの本懐』(太田出版,2016)所蔵本

午後は久々にブックオフに行きたかったが寝不足に加え既に疲れてしまって街まで歩く気力なし(+_+)
タグ:小説 歴史
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170319読んだ本

「野犬」は「やけん」と読むのに対して、「野猫」は「のねこ」と読むらしい____φ( ̄^ ̄ )メモメモ

【読んだ本】

杉本苑子『別れ霜』(朝日文庫,1985)所蔵本

表題作の一篇を読んだ(^^) 「刀に訴えても、受けたはずかしめはそそがねばな」らない「武士社会の
常識」、加えて「世間への義理、継母への義理」という「武家家庭の規範」がテーマの時代小説ゆえ、
なかなか感情移入しにくいストーリーだけど、そこは杉本苑子らしく、キャラ設定と目紛しい展開で
一気に読み終えちゃった(^^) 結末(短刀が命中)はリアリティに欠けるというか無理がある気も^_^;
ネタバレしないよう書くと、この通りなんだが、後でコレ読んでも、あらすじ思い出せないかも(..)
昨夜は『イナズマン①』を寝床で読んだが、『番長惑星』とか『買厄懸場帖 九頭竜』もそうだけど、
石ノ森章太郎作品はヒロインなど女性キャラが魅力的(^^) 手塚治虫だと和登さんしか思い付かん^_^;
例えば、芸術新潮2008年11月号の「特集 生誕80周年記念 手塚治虫を知るためのQ&A 100」の中の
森重良太(選+文)「手塚治虫キャラクター名鑑100」を見ても、そもそも女性キャラが少ない(@_@)

カレー沢薫『ブスの本懐』(太田出版,2016)所蔵本

今朝は庭で啄んでるシジュウカラとメジロを眺めてた(^^) 実家の新しくなった濡れ縁はいいな(^^)
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170318読んだ本

貫地谷しほり好きだけどやはり桜井淳子と菅井きんの掛け合いを視たかった(..) 原作の「洋子」は
外見はさえないしウブな「おみやさん」を小悪魔的に誘惑してからかったりするから面白かった^_^;
飛ばされた後の某先生と飲んだ際に首相からのメールを見せられたが興味なかったので読まなかった
ことを思い出した(..) 異動の内示に不満を懐き史上初となる現職首相の視察という一大花火を最後に
打ち上げたのも個人的人脈を梃子に実現まで漕ぎ着けたんだろうけど今となっては全てが夢の跡(..)

【読んだ本】

杉本苑子『別れ霜』(朝日文庫,1985)所蔵本

「椎の葉便り」という一篇を読んだ(^^) 彫金師の主人公と親友の売れない絵師とのドタバタが面白く、
「一方の運が悪く、逆に一方の運がよくなる偶然が重な」るストーリー展開は何とも可笑しかった^_^;
主人公は百科事典に載る実在した装剣金工師で、親友はwikiにもある超有名な実在の絵師であることが
最後に判明も、そのチト変わった名前の絵師のことは『はみだし人間の系譜』(中公文庫,1996)でも
取り上げられていたのは憶えていた(^^) 「別件逮捕の島流し」と題した回で、そこで明かされていた
「三宅島への配流の原因」の「真相」は、本作品とは異なるし、紹介された逸話から窺い知れる性格も
本作品のとはまるで別人のよう(゚ロ゚;) 「足かけ十二年に及ぶ島ぐらし」の結果なのかもしらんが^_^;

カレー沢薫『ブスの本懐』(太田出版,2016)所蔵本

一年前の今日の記事に「体年齢=実年齢-17。」(゚o゚;)ナンデスト? 今日から腹筋&腕立てを再開(+_+)
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170317読んだ本&買った本

ベタだけど「しあわせナッツ」(アーモンド)食べる幸せ(^^) スイーツじゃないけど_φ( ̄^ ̄ )メモメモ

【読んだ本】

カレー沢薫『ブスの本懐』(太田出版,2016)所蔵本

【買った本】

角田喜久雄『振袖地獄』(春陽文庫,1990改装版)

いずれドカーンと高い本を買うため今月はポイントを使いたくない一方、僅かとはいえ今月末までの
期間限定ポイントがあるため、貧乏人としては悩ましい問題(..) 期間限定ポイントだけを使っても、
258円以下にはなるので購入(..) 取り立てて欲しかった本じゃないけど、他の選択肢がなかった(..)
角田喜久雄は今のとこハズレがないから、読み始めれば、いい買い物をしたと思うだろうけどね^_^;

久保田淳校注『新潮日本古典集成 新古今和歌集』下(新潮社,1979)

購入は来月の予定だったけど、半額以下になるまでポイントも貯まったので我慢できず購入した(..)
久保田淳『新古今和歌集全注釈』(角川学芸出版,2011-12)全六巻を既に所蔵しているのに、古くて
「語釈」も物足りない本書を買った理由は、本書の上巻を拾い読みした限り、本書にしか出ていない
指摘があることと「和歌の現代語訳」は本書が一番しっくりくる気がするから(^^) そう感じたのは、
「和歌の現代語訳」に費やされている文字数を比べると本書の方が多い歌が結構あったためかと(^^)
久保田淳訳注『新古今和歌集』上・下(角川ソフィア文庫,2007)は比較対象にすらならん代物(+_+)
勿論、悉皆調査したわけではないから、偶々そうだったのかもしらんが、この買い物に悔いなし(^^)

眠くはないが昨夜のTV視聴による寝不足のせいか身体が超ダル重(+_+) 予定も変更し本も読めず(;_;)
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170316読んだ本&買った本

今夜の「華麗なるミュシャ 祖国への旅路 パリ・プラハ 二都物語」はHDに余裕がなくて留守録が
できずリアル視聴するしかない(;_;) みどりん、お子ちゃまだから、とっくに寝てる時間でちゅ(..)

【読んだ本】

杉本苑子『別れ霜』(朝日文庫,1985)所蔵本

続けて「泣かぬ半七」なる短篇を読んだ(^^) 最初の方は女流作家にあるまじき(?)お下劣さだが、
大笑いした^_^; ソレは元ネタがあるのか、あるいは主人公に誰かモデルがいるかは判らないけれど、
途中から時代小説というよりは歴史小説へと変貌した感(^^) いわゆる××時代(「龍助」と言えば、
判っちゃう人もいるかしら)の時代相をヴィヴィッドに描き出していて、中には知らなかった逸話や
忘れてた逸話(海音寺潮五郎『悪人列伝』を確認した)もあるが、きわめて個人的に気になったのが、
「ご時服」のリサイクル(?)という不正の温床の話(..) この一年の間に読んだ杉本苑子の小説で
使われてたか、あるいは歴史随筆で紹介されてた記憶はあるけど、それらしき本を小一時間調べても、
見つからないので、見付け次第「追記」することに(+_+) ストーリーの方は、忠節を尽くすというか
意地を張り続ける主人公にだんだん笑えなくなり、この結末をどう受け止めるべきなのだろうか(..)

【買った本】

川崎三枝子『ご近所番外地 仁侠編』(竹書房バンブーコミックス,2013)

毎日コツコツ、てゆーか、セコセコと貯めているけど、期間限定ポイントの期限である今月末までに
得られるポイント数を計算したら、欲しい本には足りないことが判明し、とりあえず本書をゲット^_^;
洗練さっぱりしたけど、女性キャラがまるで美容整形顏なので、大昔の劇画の頃の画風が良かった(..)

にしてもやるべきことが多いな(+_+)
タグ:小説 漫画 歴史
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170315読んだ本

チェックの度に値が下がってるのでニヤニヤしながら底値になるのを待ってたら先に買われた(゚ロ゚;)
まさか同じ(本の)趣味の人間がこの世にいるとは思わんかった(-_-) 買ったことあるショップから
配信される「あなたへのおすすめ商品のご案内!」でも常に興味関心の全くない本ばかりなのに(..)

【読んだ本】

澁澤龍彦『世界悪女物語』(河出文庫,1982)所蔵本

承前m(__)m 澁澤の書いたものに盗作・剽窃・パクリが多いことは以前から言われていたわけだけど、
「自己表現、自己主張がない」との評(猫目)にはナルホドと思った(@_@) 私小説が長年主流だった
文壇では、やはり「異端」となるわな^_^; 外国文献の引き写しばかりでオリジナリティがない研究者
しかいない学界あるし、後進国における学問・研究発達史の典型的パターンかと(+_+) 中山茂『歴史
としての学問』(中公叢書,1974)を読み直そうかと思うも、本書の「フレデゴンドとブリュヌオー~
六世紀フランク」を再読(すっかり忘れてたから実質的には初読)^_^; 駒田信二『世界の悪女たち』
(文春文庫,1985)の「フレデゴンド」を昨日読んでたからか、今回は頭にスムーズに入った感じ(^^)

久保田展弘『修験の世界~始原の生命宇宙』(講談社学術文庫,2005)

これまた承前m(__)m 本書110頁に「金峰山と葛城山のあいだに橋を渡して通わせるという伝承は、
何を語っているのだろうか。それはあるいは、両山それぞれに行を積む修験者たちの大同団結を、
小角その人が画していた、そのことを指しているのかもしれない。」___φ( ̄^ ̄ )メモメモ また同
111頁に「平地に住む都の人間にとっての異界である葛城山系は、役行者小角に象徴される山岳
修行者たちによって、やがて吉野へ、さらに金峰山へとその修行の地が広げられていったのでは
ないか。『霊異記』の、両山に橋を渡すという伝承の意味は、このことをいっているのではない
だろうか。」_φ( ̄^ ̄ )メモメモ 雪は降らなかったけど超寒い(+_+) 来週は滝行だな(´・ω・`)

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

昨日お古のプリンターを貰うも巨大すぎて床に置くしかなく書斎=ゴミ部屋を早く片付けなきゃ^_^;
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170314読んだ本

やっちまった(;_;) コツコツ貯めてきたギフト券がアホちゃいまんねんパーでんねん!!(`ш´)
ブログ「メイド式 萌株レヴュー」にミュシャ展がレポートされてて、NHKの放送もある由、
イヤ~な予感的中と思ったが、末尾にミュシャ展の図録がアマゾンで購入可能との情報も(゚o゚;)
1時間ほど逡巡したが結局注文し、ギフト券で買う予定だった本が買えなくなった上に出費(T_T)
雨が止んでる時間を縫って本の返却やら入金やら振込やらは済ませたが他にもやること一杯(+_+)

【読んだ本】

駒田信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)所蔵本

続けて読んだのは、「アグリッピナ」の一篇(^^) 駒田らしく紙幅が無くても読ませる筆致だけど、
弓削達『アグリッピーナ物語』(河出文庫,1985)には及ばないわな^_^; 次の「フレデゴンド」は、
小生の知らない人物ゆえ、非常に興味深く読んだ(^^) ネット検索すると、ブリュヌオーとセットで
語られているのね~と頷いてたら、澁澤龍彦『世界悪女物語』(河出文庫,1982)に「フレデゴンド
とブリュヌオー~六世紀フランク」が入ってるじゃん(゚o゚;) 単に忘れてしまっただけだった(+_+)
澁澤の同書には「アグリッピナ~一世紀ローマ」という一篇もあって再読したら、吃驚仰天(゚ロ゚;)
駒田の本書の「アグリッピナ」はマジそっくりさんだぞ(@_@;) 個々の文章から話の展開までが、
全く同一ではないけど、これを盗作・パクリと言わずして何が盗作・パクリに当たると言うのか、
というぐらいの激似(@_@) 史料の限られた時代の人物が対象だから、2人とも同じ文献に依拠したが
ために記述や構成が似てしまったのかも(@_@) だとしたら、ともにタネ本をパクってることに(+_+)

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

明らかに昨日より寒いけど昨日ほど寒気はしない(..) 明日は予報では雪の可能性も(..)
タグ:歴史 列伝
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170313読んだ本

今朝には2歳も老けてしまったし、あまりの身体のダルさに久しぶりにリポDを投入したがダメ(+_+)
屋根&屋根裏の点検をすっぽかして嘘までついたので、そんな奴は信用できないし家に入れられない、
と言ったら、なら屋根だけでも点検させて下さい、とフザケたことを言い出したので、担当者変更を
強く求めたところ、別の方が来宅(-"-) 屋根&屋根裏に問題は無かったようで、気になってた雨樋を
応急手当してくれたm(__)m 屋根が危ないと指摘してきた地元業者は、その後も遭遇する度に色々と
話した限りでは、怪しい人物じゃなかったんだけど^_^; 専門的すぎて素人が調べるのも限界ある(..)

【読んだ本】

後藤昭雄&池上洵一&山根對助校注『新 日本古典文学大系32 江談抄 中外抄 富家語』(岩波書店,97)

「巴峡」を国文学者は「三峡」の一つとして挙げるが、中国文学者の言う「三峡」には入ってない(..)
小生思うに、「巴峡」は「三峡」の別称だが、本書112頁注一は〈「巴峡」は長江の巫山から巴東まで
(湖北省)の名称。〉と記す(@_@) だが、松原朗『唐詩の旅~長江篇』(現代教養文庫,1997)掲載の
「長江三峡図」に当たると、ソレが指す場所は「三峡」の一つの「巫峡」じゃん(+_+) 本書付録の「新
日本古典文学大系 月報78」16頁の校注者紹介には、順に「日本漢文学専攻」、「古代・中世説話文学
専攻」、「古代説話文学専攻」と全員国文(..) 専門外の中国の地名だし、調べりゃすぐ判るのに(+_+)
研究ノート化してるけど、単なる好奇心にすぎないし、たまたま目についたのをメモっているだけ^_^;

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

今日はマジでダメ(T_T)
タグ:中国 古典 説話
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170312読んだ本

昨日の今日ゆえ身体メチャだる重(+_+) 一方で今朝の体年齢が実年齢-16歳まで下がったのは謎(..)

【読んだ本】

久保田淳訳注『新古今和歌集』下巻(角川ソフィア文庫,2007)

先日の源通具「石上布留野の桜たれ植ゑて春は忘れぬ形見なるらむ」で、片桐洋一『歌枕 歌ことば
辞典 増訂版』(笠間書院,1999)も念のため参照してみた(^^) 「いそのかみ【石上】」の項に続けて
「ふる【布留】」の項を読むと、新古今集(歌番号1028)の藤原良経の「石上布留の神杉ふりぬれど
色にはいでず露も時雨も」に言及があり、その脚注には〈「石上の布留の神杉は年を経てしまった
けれど、少しも色づかない。露や時雨にあっても」が表面の意だが、「久シク忍ブル恋」という題で
よまれた歌であるから「私の恋は久しくなってしまったけれども、少しも顔色には出ない。涙に濡れ
ても」と裏の意を解すべきであろう。〉とある(^^) 石田吉貞『新古今和歌集全註解』(有精堂出版,
1960)や久保田淳『新古今和歌集全注釈 四』(角川学芸出版,2012)は「表面の意」も「裏の意」も
訳してるし、窪田空穂『完本新古今和歌集評釈』(東京堂出版,1964)中巻も「釈」で「表面の意」、
「語釈」や「評」で「すべて暗喩になっている」として「裏の意」を解説していた(^^) しかるに、
本書は「表面の意」だけで、「布留の神杉」の語釈の末尾で初めて「ここでは長いこと恋心を忍んで
いる自身の隠喩。」と触れるだけ(゚ロ゚;) 「恋歌」の巻に入っているんだしさ、もっと小生のような
ド素人も一読で理解できるよう敷衍してくれないと、本書だけ読んでたら、この歌を味わえんよ(+_+)

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

ネット巡回の元気もなし(+_+) カラーイメージスキャナーのお古を貰ったけど使い道あるのかしら(..)
タグ:古典 和歌
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