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170531読んだ本

睡眠不足だの眠いだの毎日ここに書いてるせいか、グリナの広告ばかり出るようになった( ̄▽ ̄;)
昨夜So-netブログ「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」からトラックバックすることで広告を
消したけど、アクセスしちゃった方いたら、ごめんなさいm(__)m 前に実験した時から思ってたけど、
一定期間更新しないで広告が出る状態になると、カウンター上はアクセス数が激増するのが謎(@_@)
記事連投でアクセス数を稼ぐ方法とは真逆^_^; 今回も広告が出てから激増し始めて、ランキングが
ぐんぐん上昇していくから毎日呆れてた^_^; それにしても今日も眠くて本も読めない状況だよ(+_+)

【読んだ本】

駒田信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)所蔵本
綿谷雪『近世悪女奇聞』(中公文庫,2010)所蔵本

両書の「花井お梅」という一篇を読む(^^) 「役者買い」もし「・・・男と寝るということは、なにも
格別のことではなかった。」というお梅は、「それ[=出獄]からは汁粉屋、小間物屋などをしたが、
うまくいかず、旅役者の一座に加わって、峯吉殺しを自演してまわったが、そのときはもう五十歳に
近かった。」( ̄▽ ̄;) この駒田のはよく纏まってて、その読後ならば、綿谷のも理解しやすい^_^;
篠田鉱造『明治百話』、木村綿花『灰皿の煙』から、『国益新聞』、『時事新報』の公判記録等々を
「継ぎ合わせて」紹介してるので^_^; 「峯吉殺しは裁判中に早くもその件の実録の草双紙ができた。」
と綿谷にあってまた驚かされたが、犯罪・事件報道の歴史についての本で読んだような気もする(@_@)

固定資産税は領収証書の保管用の貼付台紙があり納付の度にグリーンスタンプを貼ってた頃の気分^_^;
タグ:列伝
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170530読んだ本&買った本

それでは問題です(^^) 次の本の訳注者の名前は何と読むのでしょうか? 正解は記事の最下部に(^^)

【買った本&読んだ本】

久曾神昇(全訳注)『古今和歌集(三)』(講談社学術文庫,1982) 
久曾神昇(全訳注)『古今和歌集(四)』(講談社学術文庫,1983) 
阿部俊子(全訳注)『伊勢物語(下)』(講談社学術文庫,1979)

「あべ としこ」(._+ )☆ヾ( ̄ヘ ̄; )そっちじゃねーだろ! 久曾神のは各360円のを1割引券で購入
したけど、GWに買ってたら2割引だった(+_+) 久曾神の名は今まで和歌の本で何度も見かけてるし、
その学識を素人の小生が疑うわけじゃないけど、この『古今和歌集』は買う価値あるのか正直よく
分らんね(..) 例えば、百人一首の注釈書なら、石田吉貞『百人一首評解』(有精堂出版,1956)は
島津忠夫訳注『新版 百人一首』(角川ソフィア文庫,1999)「解説」で「百人一首注釈書中の白眉。」
と評され、その本文等でも再三登場してた(^^) 新古今集なら、久保田淳訳注『新古今和歌集』下巻
(角川ソフィア文庫,2007)「解説」が「主な注釈書」として(自身の講談社版を除けば)石田吉貞
『新古今和歌集全註解』(有精堂出版,1960)と窪田空穂『完本新古今和歌集評釈』上中下(東京堂
出版,1964-65)のみを挙げ、久保田淳『新古今和歌集全注釈』一~六(角川学芸出版,2011-12)を
読んでると、よく窪田は言及・引用されてて、どこか意識している印象(^^) 門外漢の小生だけど、
たしかに石田や窪田はメチャ素晴しい注釈書なんだよね(^^) 古今集で手元にあるのは奥村恆哉校注
『新潮日本古典集成 古今和歌集』(新潮社,1978)と片桐洋一『原文&現代語訳シリーズ 古今和歌
集』(笠間書院,2005)だけで、片桐の「解説」の「参考文献」の「注釈研究」の項は、久曾神のを
「なお、その他、」「また文庫本として」挙げてるだけだし、同「本文研究」で久曾神の古今集に
関する著作を筆頭に挙げてるが、その「資料編は・・・研究史に残る業績。」としながら「研究編」
は評価してるのかしてないのか分らぬ解題(..) 同著作は奥村「解説」は肯定的に言及してたが^_^;
専門外の分野だから分らないよ(..) とりあえず、奥村のと片桐のは語釈が小生的に物足りないので、
試しに久曾神のを買ってみただけ^_^; 伊勢物語は現代語訳付の角川文庫&講談社文庫のはあるけど、
古すぎるので、試しに108円のを1割引券で買った^_^; 西村亨『王朝びとの恋』(大修館書店,2003)
を読むには伊勢物語の知識があった方が良いから(..) ともに大ハズレだったら、笑うしかない^_^;

正解は「きゅうそじん ひたく」(^^) ゴミ捨て場に国内累計発行部数最高のコミックスが数十冊(゚o゚;)
タグ:古典 和歌
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170529読んだ本&買った本

猟師気分で待ってるけど小生のブログに来るような人は知的だから広告なんて踏まないね(´・_・`)
紀貫之が岩波文庫の表紙カヴァーに「貫行」と間違って記されているという昨日の話なんだけど、
アマゾンに載っている表紙画像を拡大表示してみたら、これも「貫行」になってる版だったね^_^;

【買った本&読んだ本】

みなもと太郎『風雲児たち~幕末編 29』(リイド社SPコミックス,2017)

ポイント払いで予約してたのが発売日に届いた(^^) 本巻は寺田屋騒動とその後始末を描いてる(^^)
海音寺潮五郎『寺田屋騒動』(文春文庫,1987→2007新装版)は所蔵既読もすっかり忘れちゃったし、
やはり漫画表現だとインパクトがある^_^; 作者のギャグはベタなんだけど、一ヵ所だけ笑えた(^^)
136頁の最後のコマに「二年後に起きる寺田屋の変で新選組が京の治安を守った――と」「評価する
のであればこの寺田屋の変もほぼ同格の意義があったと見るべきである」とあるが、言うまでもなく
最初の「寺田屋」は「池田屋」の誤り(+_+) なお、フツーは「池田屋事件」「寺田屋騒動」じゃね?

杉本苑子『能の女たち』(文春新書,2000)

ポイント払いの198円(^^) 別サイトに「非常に良い」で出てたけど赤鉛筆が引きまくりだった^_^;

杉本苑子『冬の蝉』(文春文庫,1988)
杉本苑子『雪中松梅図』(文春文庫,1991)
海音寺潮五郎『史伝 西郷隆盛』(文春文庫,2017新装版)

ブックオフを3店舗廻ったけど、セールの内容が各店舗で異なるので、買い物がチト難しかった(..)
杉本のは1割引で計194円(^^) 『冬の蝉』(文春文庫,2006新装版)と『雪中松梅図』(集英社文庫,
1985)を所蔵も、前に書いたように杉本は同じ作品でも版元が変わると微妙に違ってたりする^_^;
今回購入の『冬の蝉』は図書館で借りて読んでて、「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」にも
書いたけど、特に「嫦娥」という短篇はマジ名作だと思う(^^) 珍しく熱く書いてしまったほど^_^;
この文春文庫版の『雪中松梅図』は、最終頁に各篇の初出誌が記載されてるのは有難いのだけど、
まるで毎日新聞社刊の単行本『蚤さわぐ』を改題・文庫化したかのような書き方は、集英社文庫など
眼中に無いということなのか(゚ロ゚;) 神谷次郎の「解説」も含めて(多分)そっくりそのままなのに
非道いね(-"-) 510円だった『史伝 西郷隆盛』は、1985年の旺文社文庫版も文春文庫の1989年版も
持ってるし既に読んでるけど、今回の新装版は「解説」が磯貝勝太郎から葉室麟に交代してた(゚ロ゚;)

風が強かったけど午後も歩き廻ったからメチャ疲れたなり(+_+)
タグ:漫画
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170528読んだ本&買った本

岩波文庫の表紙カヴァーを見て、おもわず軟式globeの歌を口遊んでしまったじゃねーか(+_+)

【買った本&読んだ本】

樋口芳麻呂&後藤重郎校注『定家八代抄―続王朝秀歌選―』(下)(岩波文庫,1996)

その後、上巻は途中で読むのを挫折(+_+) 前に書いたが、定家八代抄は八代集の各集内での配列を
勝手に並び替えてんだもん(..) 新古今集は配列も鑑賞のポイントなのに(;_;) 定家は新古今集に
不満だったから当然か^_^; 本書はアマゾンで「選ばれた歌は勅撰和歌集同様、季節の移り変わりや
恋の進展といった時間の経過によって配列されています。」とレヴューされているけど、ちゃんと
読んだ上で書かれたものなのかは疑問だわな(@_@) 例えば、本書上巻「春歌上」の歌番号2~4には
「春立つといふばかりにやみ吉野の山も霞みてけさは見ゆらん」(壬生忠岑)「吉野山みねの白雪
いつ消えて今朝は霞の立ちかはるらん」(源重之)「み吉野は山も霞みて白雪のふりにし里に春は
きにけり」(後京極摂政[=藤原良経])の歌が並んでいるけど、どれも〈吉野山でも雪は消えて
霞がかっている〉情景を描き出してる(^^) ところが、その後に続く歌番号10「春霞たてるやいづこ
み吉野の吉野の山に雪はふりつつ」(よみ人しらず)は、一転して〈吉野山はまだ雪が降っている〉
と詠む歌じゃんか^_^; とまれ、索引があれば・・・と思い、ショップが怪しげなんで逡巡した末に
ギフト券を使って237円で注文購入(´・_・`) 日本郵便で発送と表示されてたのにヤマト運輸で届き、
表示もいつのまにか変ってて、やはり怪しかった^_^; 「良い」だけど天・小口・地のヤケが尋常に
非ず(+_+) 表紙カヴァーが美麗だから許す^_^; 「和歌初句索引」「作者別索引」「詞書事項索引」
が下巻にはあるけど、「作者別索引」作成者は社内でも気が利かない使えない奴と評判のはず(-"-)
先日の天声人語が出しにしてた、読人しらずで千載集に選ばれた平忠度の歌「さざ波や志賀の都は
荒れにしをむかしながらの山ざくらかな」(歌番号66)は本書の上巻にも入っている(歌番号103で
歌意は「志賀の大津の都は荒廃してしまったが、長等山の山桜は、昔のままの美しさだ。」)(^^)
が、本書「作者別索引」から同歌に辿り着くことは不可能だろう(+_+) 先ず「忠度」が立項されて
ない上に「よみ人しらず」の項は(数え間違いがなきゃ)376首の該当歌番号がただ並べられてるだけ
だから(゚ロ゚;) 久保田淳校注『千載和歌集』(岩波文庫,1986)の「作者索引」なら「忠度」の項が
あって「→読人しらず」と記されていて、「読人しらず」の項を見ればちゃんと「六六(平忠度)」
と出てくる(^^) 作者名が判明してる他の「読人しらず」も同様の記載で同書は気が利いてるね(^^)
本書下巻の表紙カヴァーに記載された内容紹介文がこれまたおかしい(+_+) 定家八代抄に初撰本と
再撰本があること、それぞれの入集歌数の多い歌人が異なることなどは、本書上巻「解説」に拠って
前に書いた(^^) ちなみに、本書は再撰本がベースだけど、初撰本の段階で選ばれた歌はソレと判る
ようになっている(^^) 本書「解説」に「『定家八代抄』の初撰本と再撰本を比較すると、初撰本は
最初に八代集から選出した秀歌だから、定家の好尚に強く合致した歌が多く、一方再撰本は世人の
目に触れることを配慮して形態を整えた撰集であるから、無難に仕立てられているといえよう。」と
あるのに、本書下巻の表紙カヴァーには〈『定家八代抄』に入集歌数の多い歌人は、人麻呂、俊成、
西行、貫行、業平、和泉式部、慈円ら。定家が自ら座右において愛翫した本書は、歌人定家の好尚が
うかがわれるとともに、・・・〉だとさ(゚ロ゚;) 表紙カヴァーで紀貫之を「貫行」と誤植してるのも
アホだなぁと呆れたが(第1刷)、この内容紹介文を書いた人は本書「解説」を読んでないのか(-"-)
岩波書店のHPに掲載されている本書下巻の内容紹介文&表紙画像は「貫之」に修正されていた^_^;
松本清張『棲息分布~長篇ミステリー傑作選』(文春文庫,2009)もそうだったけど、大手出版社も、
読まずにレヴューできるアマゾンと変らんな(..) それとも読解力がない出版社社員なのか(@_@;)
なお、片野達郎&松野陽一校注『新 日本古典文学大系10 千載和歌集』(岩波書店,1993)曰く「俊成
は、平氏への鎮魂の意をこめ、滅びの世界の中に花の美の永遠を讃えたこの一首を撰入した。」(^^)

22時前消灯だと夜中に目が醒め今日は寝不足は変わらず身体がダルかった(+_+) パークマンサー^_^;
タグ:古典 和歌
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170527読んだ本&買った本

ポイント失効前に「仮」も取れたので満を持して注文(^^) 注文確定を押したら在庫切れエラー(゚ロ゚;)
ショップに戻ると「在庫あり」と表示されるのに何度やっても在庫切れエラー(T_T) そのショップは
別サイトにも出品してるので、そっちを見たら無くなってたから、そっちで先に買われたっぽい(;_;)

【買った本&読んだ本】

鴨長明(久保田淳訳注)『無名抄 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫,2013)

お買い物マラソン期間限定のポイントが少し残ってて、千円以下の安~い某勅撰集の注釈書(?)を
買おうかと思ったけど、結局スルーした^_^; 版元のHPで3頁だけ中身を立ち読み可能だったけど、
それは目次と序の一部だけで、肝心な歌の頁は全く見られないという意味不明な設定(゚ロ゚;) まるで
新発売のカレーライスの試食コーナーで福神漬けしか食べさせないようなもんだろ(+_+) んなわけで
冒険しないことにした(..) んで、手持ちのポイントも少し足して本書の新品を500円で注文購入(^^)
本書は歌学書・歌論書としては鴨長明の「師俊恵の教えを祖述し」(本書「解説」)てくれてたりも
する訳だが、某サイトのレヴューに長明の歌の師匠を源俊頼(俊恵の父)と書いてる人がいた(゚ロ゚;)
本書「解説」に長明は「和歌は俊恵を師として学び」と書かれてるし、てゆーか、その程度のことも
知らないなら(そもそも俊頼と長明は同時代人じゃねーし)本書を読んでも味わえないと思うね^_^;
別の人がさりげな~く訂正してるけど、その人も本書の「解説」で述べられている久保田淳の見解を
自らの見解と受け取られかねない書き方をしてる点はいただけないね(@_@) 他方で、出典を明記して
引用であることは明確にしているが他人の著作の一部を抜き書きしているだけで自分のコメントすら
全く加えない記事をアップしているソネブロあるけど、それも著作権法違反なこと知らんのかな(..)
そんなことはさておき、本書「解説」は本書(の各篇)について「ところどころ連想の糸でつながり
ながら、硬質な歌論的部分と肩のこらない随想的乃至説話的部分とがないまぜになっている作品なの
である。それは歌論書というよりむしろ和歌随筆または歌話とでも呼ぶほうがふさわしいとすら思わ
れる。」と評してる(^^) そのような内容の本書ゆえ「長明自身が見聞きした当時のいわゆる歌壇での
話柄」を始めとして歌人逸話などは(前述のように)歌壇の人間関係が頭に入っている人なら、ヨリ
深く味わえるね(^^) が、百目鬼恭三郎の『新古今和歌集一夕話』(新潮社,1982)や『奇談の時代』
(朝日文庫,1981)とか、石田吉貞『百人一首評解』(有精堂出版,1956)を始めとする各注釈書とかで
紹介されてるのを読み尽くしてしまった気もして、初見初耳未読の話で面白いのが残ってるのかなぁ
と心配したけど、パラパラと本書を読んだら杞憂だった^_^; 例えば「6 名無しの大将のこと」という
一篇で、後徳大寺左大臣実定が「無明の酒」を「名もなき酒」と詠み、入道俊成は歌道の長老なのに
「富士の鳴沢」を「富士のなるさ」と詠んで〈「なるさの入道、名なしの大将」と一対にして人々に
笑われなさったので、歌道にとってのひどく残念なことでした。お二人ともこの程度のことをご存知
ないことはないであろうが、思い違いなさったのであろう。〉という話は初見だけど、面白いね(^^)
この評を読むと意外なことに長明は大人だね(゚o゚;) 小生も見習わなきゃね(..) 上記レヴュアー様も
この程度のことをご存知ないことはないであろうが、思い違いなさったのであろう・・・なーんて、
「ホラ、自分でいってて鳥肌!鳥肌!」(Ⓒ知佳ちゃん=『どっきりドクター』錦小路はるか先生の
イトコ)^_^; やはり歌人説話から成る三木紀人全訳注『今物語』(講談社学術文庫,1998)と違って、
本書は巻末に人名なども含んだ「主要語句索引」が付いているのはメチャ助かるね(^^) 残念なのは、
「補注」の活字のポイントがメチャクチャ小さくて、小生のような老眼は(寝床だと)ツラい(T_T)
でも、そのお蔭で「補注」は情報量的には非常に充実してる感じがするから、不満は言えないか^_^;
なお、久保田淳による「現代語訳」は散文として熟れてない日本語に感じるのは小生だけかしら(..)

明け方まで降ってたが一転して暑くなった(+_+) 22時消灯で夜中に一度目が醒めたけど寝不足解消(^^)
タグ:和歌 説話
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170526読んだ本

ハチ公の銅像はその生前に建てられたものだが毎日ハチ公は自分の銅像を見て何を思ってたのか(..)

【読んだ本】

駒田信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)所蔵本
綿谷雪『近世悪女奇聞』(中公文庫,2010)所蔵本

両書の中の「島津お政」を読んだけど、「いずれにせよ青春のつぼみを金持ちのぼんぼんに蹂躙され
なかったら、彼女の人生コースはもっと違ったものになったかも知れない。世には天性の悪女もある
らしいが、男性や社会環境が無理々々こしらえ上げた気のどくな悪女のあることは、考えて見ねば
ならないことだ。」と綿谷は記すし、悪女とは言いづらいわな(..) ただ、駒田は論ってるけど^_^;
綿谷の本にある「刑期が短縮されて放免され」てから9ヶ月後には「早くもお政の経歴の記録が出版
された。」には驚き(゚ロ゚;) 駒田も書くように〈出獄してからは、住吉の寺で黒髪を下ろして尼になり、
托鉢と勤行に明け暮れているうちに、堀江の芝居小屋で自分の経歴を劇化した舞台が人気を呼んでいる
ことをきき、ひそかに見物に行っているうちに、芝居のこつを覚え込んで、自分で自分の芝居をやって
みようと思い立った。/そのあげく、素人役者をかり集め、「改心劇」と名乗って道頓堀の弁天座で
旗上げをしたが、本人の出演ということで人気が集まって連日満員だったという。以後、お政は全国
を股にかけて旅興行をおこない、後には芝居の方は役者たちにやらせて、自分は幕あいの舞台で懺悔
の講話をするようになった。/お政の懺悔芝居以後、同種のものが流行して、それは阿部定の芝居に
までつながって行くが、お政の場合は収益の半分を寺社へ寄進していたという。〉(゚o゚;) 綿谷には
「だが年齢の進行とともに、毒婦芝居だけの内容では自分でも気が刺すようになり、芝居の途中で
突然カツラを脱いで心学を基本にした勧善の主旨を演舌するようなことを始め、後には芝居は役者に
まかせて、・・・」といった流れも描かれているし、駒田が触れていない点は他にもあったね(@_@)

昨日に続き今日もコーヒー3杯も飲んだけど死ぬほど眠いし雨で寒い(+_+)
タグ:列伝
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170525読んだ本&買った本

「まもなくポイントが失効します」と言われても「25日前後」に付くはずの期間固定ポイント待ち(..)

【読んだ本】

片桐洋一『歌枕 歌ことば辞典 増訂版』(笠間書院,1999)所蔵本

政治的話題が多くて天の声のくせに俗っぽいから読まないのに、昨日の「天声人語」は「千載和歌集」
という言葉が目に入って読んだ^_^; やはり政治ネタだったが、気になる点があり、本書を読んでると、
正誤表シリーズ(+_+) 「引用歌作者略伝」の「成範」(藤原信西の息子)の項に「永治の乱で下野に
配流されたが、・・・」とあるが、これは言うまでもなく「平治の乱」の誤植(+_+) 第5刷なのに(+_+)

【買った本&読んだ本】

芸術新潮2017年6月号

特集は「歌麿と行く吉原」だけど、ともに興味ないなぁ(..) だから、知識も持ち合わせてないので、
永井義男監修による「What's Yoshiwara? 吉原ってどんなとこ?」は勉強になりそうだし、それと
「吉原絵画小史~歌麿と歌麿以前、そして以後」は一気に読み(薄い気もするが)勉強になった(^^)
浅野秀剛解説「《青楼十二時》でよみとく花魁の24時間」も啓蒙的(^^) その中の一つに〈「丑の刻」
(午前2時頃)が描くのは、床をぬけだして手洗いにたつ花魁。夜着の上にしごきを結び、手には
照明用の紙燭(しそく)と懐紙をもっています。寝ぼけまなこで上草履(うわぞうり)をつっかける
様子がいかにもリアル。〉とあるけど、「リアル」なのはむしろ「懐紙」かと^_^; 女子大で学生が
ポケットティッシュだけ手にしてトイレへと走って行く姿を連想(..) 「ヴァン クリーフ&アーベル
と日本工芸がおりなす超絶技巧の宴」という記事も見応え(^^) ただ、小生の趣味じゃないけど^_^;
その中の「《鯉鮟鱇(こいあんこう)対花瓶》は水面から勢いよく飛び出してきたかのような趣だ。」
が魚の顏が愛らしい(^^) 来月には札幌で芳年の「月百姿」の展覧会あるみたいだけど行きたいな(..)

杉本苑子『冥府回廊』下(文春文庫,1985)
杉本苑子『鶴渡る』(集英社文庫,1988)
杉本苑子『絵島疑獄』上(講談社文庫,1986)

1冊だけ259円で他の2冊は258円^_^; 1冊は先日の瑕疵の件で同じショップの別店舗で注文したもの(+_+)

昨夜から午前中に小雨が降ったり止んだりで涼しかった(..)
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170524読んだ本&買った本

同じスーパーなのに1km離れた店舗の方が安かった(゚ロ゚;) 高級住宅地に住んでるのさと慰める(+_+)

【買った本&読んだ本】

生方敏郎『明治大正見聞史』(中公文庫,1978)
三好徹『まむしの周六~萬朝報物語』(中公文庫,1979)

アサイチで図書館の返却ポストに本を入れた後、ブックオフに寄ってみたら、ともに比較的キレイで、
それぞれ260円という微妙な値が付けられてたので、頼まれてた葉室麟の文庫本と一緒に購入した(^^)
生方の方は百目鬼恭三郎が『新聞を疑え』(講談社,1984)や『風の文庫談義』(文藝春秋,1991)で
取り上げてる(^^) 前者は「乃木大将の忠魂」という章の一部を要約紹介してたけど、現物を読むと、
朝日新聞社内での記者たちによる乃木大将の自殺に対する「罵倒」ぶりは、読むに堪えない酷さ(+_+)
乃木自殺の第一報が信じられず、乃木家への電話で事実と判明し、「奥様も一緒だそうだ」と聞くと
〈「何が一緒だ」/とOが口を出した。/「一緒に自殺したというんでしょう」/「では心中だな」
/と小柄な社会記者Wは鋭い声でやったので、皆がどっと笑った。乃木大将という観念と心中という
言葉とがあまりに不釣合いだったからだ。/「だって、そうじゃねえか。男と女が一緒に自殺すりゃ、
誰の場合だって立派に心中だ」/Wはきめつけるような調子で重ねてこう言った。赤ら顔の軟派記者
大酒呑みのB君は、/「心中というにはいかにも艶がなさ過ぎらあ」/と呟いた。「共同自殺や」/
と前歯のひどくとび出しているOという老記者が、その頃、岩野泡鳴と遠藤清子との、いわゆる共同
生活から流行り出したところの共同という言葉を混ぜて、得意らしく叫んだ。〉(゚ロ゚;) そんな彼らを
「主筆のTさん」(百目鬼によると鳥居素川)がたしなめると、「いや、僕たちはちっとも不真面目
じゃありませんよ。思っている通りのことを言っているんです。何しろ、こんな忙しい[明治天皇の
御大葬の日の]晩に死ぬなんて、全く新聞記者泣かせじゃありませんか」と口答え(+_+) それなのに
翌日の紙面は「誠忠無二の軍神乃木大将、すべて記事の文字は一頁より八頁まで、どこまで行っても
常にこのような尊敬を極めた美しい言葉を以って綴られてあった。それは他のどの新聞を見ても同様
だった。」という(゚ロ゚;) 「私はあまりに世の中の表裏をここに見せつけられたのであった。」(+_+)
これに対する百目鬼の評はさておき、三好のは「・・・本書は黒岩涙香の正統的な伝記でもなければ
評伝でもない。もとより歴史的な事実については正確を期したが、心は歴史小説家が史上の人物を
書くのと同じである。」と「あとがき」にあり、史伝あるいは歴史小説といったとこで面白そう(^^)

ゲロゲロ(゚ロ゚;) 1割引券を使うの忘れた(T_T) 明日までのポイントあるから今夜中に使わなきゃ(..)
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170523読んだ本&昨日買った本

超眠くて本なんか読めないよ(+_+) そんな時は、読・み・た・く・な~れ♡萌え♡萌え♡キュン(^^)v

【昨日買った本&読んだ本】

杉本苑子『傾く滝』(講談社文庫,1985)
杉本苑子『絵島疑獄』下(講談社文庫,1986)
杉本苑子『冥府回廊』上(文春文庫,1985)
杉本苑子『歴史を語る手紙たち』(文春文庫,1998)
綿谷雪『近世悪女奇聞』(中公文庫,2010)

一昨日の朝6時過ぎに注文したら夕方には発送され、通常より半日早く昨日の17時前に届いた(゚o゚;)
届いたのは6冊で、1冊だけ文庫に付いてる栞が頁に貼り付いちゃってて、メチャ慎重に剥がしたけど、
数文字分が剥落して穴が空いてしまった(T_T) そのショップの系列店が同じ本を同じコンディション
「良い」で別サイトに出品してたから、ソレとの交換を問い合わせたところ、テンプレの返事が来て、
有無を言わさず返金された(..) 全額ポイント払いだったけどクーポン使ってたために代金が998円に
なり1000円割ったぞ(+_+) 買い回りでゲットできるはずのポイントも消えたし、同じ本は別サイトで
チョイ高めで注文する破目となり最悪(-"-) 届いた他のもコンディション「良い」とは思えぬものも
あり、気付いたことが(@_@) このショップは同じ「良い」でもテンプレ状態説明文には微妙な違いが
あるんだけど、付けられた値段にも要注意なことを今回発見(@_@;) 綿谷のは駒田信二『世界の悪女
たち』(文春文庫,1985)で引用されていて、ブックオフで見掛けたような気もするけど注文した^_^;
その目次を見たら、駒田の「妲己のお百」以降の11篇=11人全部が載ってたけど、タネ本かしら(@_@)
でも、「茨木お滝」を読むと、駒田の方が面白かったなぁ(..) 小説教室やってただけあるわ(@_@;)
「解説」で山本博文が「最後に、時折見せる綿谷氏の考証のさえを紹介しておこう。」として、例の
「権妻」について、綿谷による考証を数行に要約して紹介して「なるほどもっともな推論である。」と
評しているが、当該考証は2頁にも亘っていて、そこら辺が綿谷らしく、好悪の分かれるところか^_^;
あと何故か中公なのに光文社文庫編集部編「文庫のぶんこ」第36号(1994年3月20日)が挟まってた^_^;
表紙&裏表紙を含めても僅か16頁の小冊子なのに、意外にも読み応えのあるコンテンツだったな(゚o゚;)
ネットで検索すると、コレクターの方かしら、ほぼ全冊の目次をアップした貴重なサイトがあるけど、
残念ながらそこからは実物の面白さは伝わってこない(..) 案の定ヤフオクとかにも出品されてた^_^;
なお、『歴史を語る手紙たち』は『夢まぼろしの如くなり~書簡にみる歴史群像』(旺文社文庫,1985)
の改題だけど、前に指摘したように杉本は断りなく改稿してることがあるから、一応購入した次第^_^;

今日も暑くて、メチャ風も強かった(+_+) そのせいかウグイスが道路で何かを啄んでた(^^)
タグ:列伝
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170522読んだ本&買った本

寝室の窓越しに隣家の方から悩ましい声が聞こえてきて眠れなかった(+_+) 庭の野良猫達だけど^_^;
ファンでもアンチでもないが、今朝の朝日スポーツ面に「30歳上田 3年ぶりV」との見出しで本文も
「30歳の上田桃子が」「区切りの30歳。」と年齢を執拗に連呼しているのは如何なものだろうか(..)

【読んだ本】

ヨシムラヒロム『美大生図鑑~あなたの周りにもいる摩訶不思議な人たち』(飛鳥新社,2017)

「芸術新潮」は30年近く毎月購読してるけどアートには詳しくないし、新聞広告を見て深く考えずに
予約を入れて読了(^^) ちなみに、各頁の下部には「Bidai Word」なる一行情報が載っているけれど、
そこに「美術手帖」は出ていたが(BTは過去一度しか買ってない)、「芸術新潮」は出てない^_^;
その中でもツボったのは、「廃材置き場」の「美大にある夢の島。ゴミを拾ってヤフオクで転売する
猛者もいる。」や「ユザワヤ」の「世界堂に次ぐ美大生御用達の店。何でもあるため、散財しがち。」
といったとこ^_^; 「現代美術」で「落書きにしか見えない絵が44億円だったりする難儀な芸術」と
あるのは気になるし、「東村アキコが自身の修業時代を描いたマンガ。美大生は絶対読むべし。」と
説明される〈「かくかくしかじか」〉もメモっておく(^^) 各美大についての寸評コラムも載ってて、
金沢美術工芸大学の頁では「この漫画の最終巻を読んだとき、絶句した。そこには、この本で僕が
書きたかった美大生の本心が描かれているではないか!」とあるから、余計に気になる(^^) 本文は
73項目から成り、興味深い内容(^^) 「49 芸能人アーティストが大キライ ベテラン芸能人による
アーティスト活動という戯れ。インスピレーションで絵を描く。」という項で〈芸能人アーティスト
を彩るのは「感性、自由、ひらめき」というフレーズ。これには辟易。たしかにアートには感性も
大事。しかし、それ以上に色の配置などを考える論理的な思考が重要だ。それを勉強せずに作品を
つくるので、芸能人が描く絵は総じて脆い。画力も低いため、絵の幅も狭いから嫌になっちゃう。〉
などとあったりする(゚o゚;) 勿論、本書の中心的テーマの美大生あるあるネタも興味深かったね(^^)
ただ、本書の「はじめに」の冒頭記述は気になる(@_@) 〈美術・芸術大学は個の強い大学。誰もが
「美大」そして「美大生」に、大なり小なり変わっているというイメージを持っているはず。/僕
自身、美大出身者だが、美大生全員が「個性的」とは限らない。美大は「秘境」でもないし、美大生
は「天才」でもない。数千人に1人、個性的な天才がいるだけ。その他は普通の人々、他の大学生と
何も変わらない。/ただ変わったフリはしている。僕がいまだに「変わっているね」と言われるのは、
美大生の頃に貼られたレッテルの影響下にあるから。他者の期待に応えるために〝ちょっとした変人〟
を演じ続けてきた。〉とあって、他者から期待されている役割を意識的に演じているだけというのは
ナルホドで、「46 変わり者だと思われたい 普通の人とは異なったモノを愛でたがーる。つまりは
サブカル。」の項も^_^; ただ、美大で学習し無意識に行なってしまっている行動様式もあるはずで、
これは本人たちは気付いてないから厄介(@_@) 20年ほど前、某学会の大会で登壇した発表者が〈ある
行動〉に出たらソレに対して会場にいた(一人を除いた)全員が一斉に〈反応〉するのを目撃(゚o゚;)
同学会の当時の会員構成は現職が圧倒的多数で、OB・OGも数人いるけど、全くの部外者の会員は
小生一人だけ(^^) その〈反応〉が日常の勤務で身に付いた条件反射なことは容易に理解できたけど、
その後、同会場にいたという現職に訊ねてみても、誰一人その出来事は記憶に無かったからね(゚o゚;)
その種の行動様式(文化)まで本書が描き出せているのかどうかは小生には分らぬ(..) ただ、著者は
「5年制の高等専門学校のデザイン科を卒業後、デザイン事務所のアルバイトを経て、京都造形芸術
大学の3年に編入。そこで1年間学んだのちに、さらにムサビへと編入した。」という「変わっている」
経歴の持ち主ゆえ、客観視できたかもしれないしできなかったかもしれない(@_@) また「本書を書くに
あたり、美術、美大をテーマにした本や漫画を数多く読んだ。」とはあるけど、東村アキコ『かくかく
しかじか』集英社の他に参考・参照文献が何一つ挙げられてない(+_+) 予約多数ゆえ速攻で返却だ^_^;

【買った本】

杉本苑子『珠の段』(旺文社文庫,1987)

短篇集で時代小説らしいが、収録された5篇中2篇は確実に既読だけど258円のをギフト券で(^^)

片野達郎&松野陽一校注『新 日本古典文学大系10 千載和歌集』(岩波書店,1993)

新古今時代の歌人の歌も入ってるから千載集の注釈書が欲しかったわけだが、本書よりも良い注釈書
があるかもしれないし、ないかもしれない(..) たしか図書館に本書しかなくて、摘読した限りでは
悪くない感じだったけど、比較したのが久保田淳校注『千載和歌集』(岩波文庫,1986)だからね^_^;
少なくとも同書より語釈等の情報は圧倒的に多いし、各歌の訳もなされている(^^) 巻末に「初句索引」
があるのは当然だとしても、「人名索引」は「作者名索引」と「詞書等人名索引」から成り、ともに
各人名には略歴も記されているし、「地名索引」は各地名に解説が施されてるから読み応えもある(^^)
あと栞として使うヒモが備わってるけど、色の違う2本なところが心憎いね(^^) 新品をポイントで(^^)

安彦良和『ヤマトタケル④』(角川コミックス・エース,2017)

2月の新刊チェックで見落としてたか、新品をポイントで(^^) ③から2年経つし、①から読まにゃ^_^;

他にも注文してたのが届いたけど、瑕疵が見つかったので、解決してからメモることにする(..)
タグ:アート 評論
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