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170501読んだ本&買った本

かしら、かしら、ご存じかしら? ClariSのニューシングルCMを視る度に「少女革命ウテナ」の
「影絵少女」を連想するのは小生だけか^_^; 院の演習で質問する際には枕詞のように使ってた
この「影絵少女」の台詞は有名だが、ネット上に流布する表記ではなくて次の2冊に拠った^_^;

さいとうちほ&ビーパパス原作『少女革命ウテナ①』(小学館フラワーコミックスアニメ版,1998)
ビーパパス監修『ちゃお特別編集 少女革命ウテナ 薔薇の告白』(小学館,1998)

【読んだ本】

樋口芳麻呂&後藤重郎校注『定家八代抄―続王朝秀歌選―(上)』(岩波文庫,1996)所蔵本

本書巻末「解説」は「『定家八代抄』(『二四代集』とも)は、・・・」云々で始まるが、久保田淳
『新古今和歌集全注釈 六』(角川学芸出版,2012)の「引用書目解題」の「定家八代抄」の項には
〈・・・「二四代集」「八代知顕抄」「八代集抄」とも。原題は不明。「定家八代抄」も研究者に
よる便宜的な書名。〉とあって、本書に対する違和感も解消^_^; 小生は、石田吉貞『百人一首評解』
(有精堂出版,1956)の「解説」の影響で、「二四[にし]代集」という名称に馴染んでたから^_^;
片桐洋一『歌枕 歌ことば辞典 増訂版』(笠間書院,1999)の「引用歌作者略伝」の「定家」の項に
「・・・また『二十四代集』や『百人一首』など・・・」とあるけど正誤表を作成すべきかしら(..)
ただ、島津忠夫訳注『百人一首』(角川文庫,1969)の改版22版(1984年)の巻末の「解説」の注に
〈『二四代集』とも、『定家八代抄』(未刊国文資料)ともいわれたが、徳川美術館蔵の鎌倉期の
古写残簡一巻(伝為家筆)に、「八代抄巻十八」という内題があり、書名が判明する(樋口芳麻呂氏
「徳川美術館蔵八代抄について」〈「和歌史研究会会報」四十四号〉)。〉とあり、久保田の記述も
そうだけど、本書の書名も謎( ̄▽ ̄;) ところで、本書の「解説」に、この「八代抄」の「初撰本と
再撰本について、入集歌数の多い歌人を比べてみると、・・・」として掲げられた表が興味深い(^^)
ベスト5だけ見ても、初撰本だと西行35首、俊成34首、慈円26首、人麻呂24首、和泉式部22首なのに、
再撰本は人麻呂56首、俊成53首、西行50首、貫之49首、業平38首(^^) ちなみに、初撰本は873首で、
再撰本は1809首ゆえ、数が違うわけ(^^) んで、「・・・新古今歌人の歌を優遇する初撰本に対し、
再撰本は、人麻呂・貫之・業平を多くふやし、古代歌人・現代歌人のバランスをよくしている。」
云々と論じてて面白い(^^) ところが、本書をネット検索すると、ある百人一首のサイトがヒットし、
「最後に定家八代抄(1809首)入選歌数ランキング ベスト10は、、、」として紹介されているのを
見て目を疑った(゚ロ゚;) その上位3名は、俊成87首、西行85首、人麻呂80首となってて、小生が昨日
購入した本書は第1刷だから間違ってて、増刷の際に訂正されたのか、と慌ててしまったよ(@_@;)
本書の表と見比べて判ったけど、このサイトのは、作成者が、本書掲載の初撰本と再撰本それぞれの
入集歌数多い順リストを何故か歌人ごとに合算しちゃって順位を出してたのね( ̄▽ ̄;) それだと、
重複する同じ歌を2重に計上しちゃうし、そもそも「1809首」を超えちゃうじゃんねぇ^_^; しかも、
コメント欄(?)で「私も俊成が第1位なのを見て、アレッと思いました。」とレスして恥の上塗り
するようなこと語ってるから、読んでて可哀想に思えてきた(;_;) ネット世界は愚者の楽園かも(+_+)

【買った本】

角田喜久雄『妖棋伝』(春陽文庫,1991新装版)

最近どこもポイントくれなくなったけど、コツコツ毎日ゲットして塵も積もって全額ポイントで^_^;
3月末から角田喜久雄の春陽文庫の現在購入可能な新品を買いまくったけど、計13冊総額9819円から
2178円割引できたので、2割引は超えて少し満足^_^; 読み始めると眠れなくなるので今は読めぬ(..)

【買った本&読んだ本】

石田穣二訳注『新版 枕草子 上巻 付 現代語訳』(角川文庫ソフィア,1979)
石田穣二訳注『新版 枕草子 下巻 付 現代語訳』(角川文庫ソフィア,1980)

ギフト券で少しだけ割り引いて、上下セットが610円だけど、状態は「可」に近い「良い」だな^_^;
図書館で見比べた上で購入を決めた2書の内の1つで、上坂信男&神作光一&湯本なぎさ&鈴木美弥
全訳注『枕草子』上・中・下(講談社学術文庫,1999~2003)の本文表記がどうも馴染めなかった点
と本書は上巻巻末の「解説」が読み応えあった点の2つが、その理由かな(^^) 早速その「解説」を
摘み読みすると「本書が、特にどの本を底本にするとことわらなかった理由も、・・・」論じられ、
また「・・・『大鏡』は、菅原道真を才[ざえ]の人として、大和魂の人である藤原時平との対立、
そして失脚の悲運を描き、そして、伊周と道長の対立を、このいわば図式の再現として描く。」由
(゚o゚;) そして、「清少納言も明らかにこの才の系譜につらなる。」として、『紫式部日記』による
清少納言の「断罪」も読み解いている等々、じっくり読みたいね(^^) 講談社学術文庫のは各章段の
[余説]はそれなりにあるけど、下巻巻末の全体の「解説」があっさりしているのが残念かな(..)
ただ、講談社学術文庫のは下巻巻末に「枕草子人物一覧」があって、人名索引としての機能もあり、
これは便利そう(^^) ただ、本書下巻巻末には「語彙索引」があり(講談社学術文庫は「章段索引」
しかない)、人名の一部も立項されてる(^^) とりあえず枕草子にチャレンジする態勢は整った(^^)

予報通り昼過ぎには一転して一時雷雨(+_+) 太腿痛い(+_+) クリスタの瞳が巨大な惑星みたい^_^;

[追記170501]

見直すと説明不足のような気もするので、『定家八代抄―続王朝秀歌選―(上)』巻末の「解説」に
「『定家八代抄』は二〇巻一八〇九首の伝本が最初から撰定されたものではない。・・・八七三首を
選出した初撰本がまず作られ、ついで巻の順序を記し、歌を増補した再撰本が撰定されたと考えられる。
初撰本の歌はすべて再撰本に含まれている。」と明記されていることを補足説明しておく^_^;
タグ:古典 随筆 和歌
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