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170605読んだ本

巨人連敗!そりゃ日本の一大事だっ!!と大騒ぎするマスコミ関係者が減っただけ世の中マシに(^^)

【読んだ本】

芸術新潮2008年2月号所蔵誌

雑誌だから【読んだ本】じゃないのは分ってるが、もう直せぬ^_^; それに、読んだ「源氏物語千年紀
記念特集 源氏物語 天皇になれなかった皇子のものがたり」は後に「とんぼの本」で刊行済だし(^^)
三田村雅子へのインタヴュー形式となっている、同特集の第二部「光源氏、それは私だ 源氏幻想を
生きた権力者たち」を読むと、メチャ面白くて最初から最後までへぇ~!へぇ~!の連続だった(^^)
「ちなみに中世源氏学を集大成した『河海抄』が主張する、源氏物語は平安初期の醍醐天皇の宮廷を
モデルとするとの説はおそらく後醍醐の主導で構築されました。後醍醐天皇の名乗りは慣例と異なり、
没後の贈り名ではなく、生前に自ら定めたものであり、醍醐天皇の親政の理想をひきついでいること
を宣言するものでしたが、これは同時に源氏物語の中で理想の帝とみなされ、醍醐天皇をモデルに
したという桐壺帝に自らを準えているに他なりません。」とかね(゚o゚;) 光源氏に準える人も多いね
(゚o゚;) 「・・・複数の証本を綜合し、より権威あるテキストを作ろうと・・・」して「河内本源氏
物語」の編集を始めた「宗尊親王は御嵯峨天皇の皇子で、父帝に愛されながら母の身分が低かった
ために皇位継承者になれなかったところなど、まさに光源氏さながら。天皇が無理ならせめて関東の
王にというわけで、11歳で将軍に任じられて鎌倉に迎えられました。」とか^_^; これらの面白さは
星野之宣『宗像教授伝奇考』『宗像教授異考録』と似てる^_^; 面白いけど、文献の裏付けはあるの
かしら(@_@) 文献上の論拠がなきゃダメとは言わないけど、せめて合理的疑いを差し挟めないぐらい
状況証拠を積み重ねて固めてほしい^_^; 彼女の別の本では論証済なのかしら(..) 第二部のコピーも
「天皇家はなぜ滅びなかったのか?この日本史最大の謎を解く鍵は、源氏物語だった!」で〈天皇制
とは、源氏物語の人気を囲い込み、源氏物語を通じて、あるべき「王権」の構造を提示するシステム
の別名だったのかもしれません。〉や「たしかに、明治維新を主導したのは皇漢学を奉じるエリート
たちでしたが、そうした動きを下支えし、成功に導いたのが、パロディ本や雛や錦絵の形で社会の
すみずみまでゆきわたった王朝幻想・源氏幻想でした。その意味で、明治維新とは源氏物語による
王朝復古革命でもあったのです。」などなど、素直に首肯しかねる発言もあるし^_^; なお、随所に
さまざまな源氏絵の作品解説があり、色々と勉強になりましたm(__)m 『偐紫田舎源氏』の歌川国貞
の挿絵は、その構図まで柳亭種彦が考え抜いてたとは(゚o゚;) 加筆されてたら本買ってもいいかも(^^)

身体が早くも夏モードとなり朝起きて15度ぐらいでも肌寒く感じてしまう(..)
タグ:絵画 歴史 古典
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