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170612読んだ本

少年期に義貞と同性愛に耽った尊氏が後醍醐との三角関係に悩み直義とフュージョンしてロンメル
将軍に憑依し西住流戦車道を古今伝受されたお蔭で英軍をも撃破したストーリーのわけがない^_^;
吉川英治の弟子で歴史小説・時代小説の代表的な作家が日本史の教科書にも登場する有名な武将を
主人公に描くわけだからBLや荒唐無稽な架空戦記の如き話になるはずがないのだが・・・(@_@)

【読んだ本】

杉本苑子『風の群像~小説・足利尊氏』上・下(講談社文庫,2000)所蔵本

チト思い出したことがあって、昨年読了した本書だけど付箋を貼った箇所を中心に読み直した(^^)
杉本苑子の歴史小説なので案の定へぇ~と思う箇所がメチャ多くて、付箋を大量消費してたよ^_^;
でも、この作品の評価は小生的には低い(..) 細かい点が多いので書かないけどさ^_^; ただ、この
作品の出来や魅力に関しては、そもそも主人公(副題は文庫化の際に付された由)がアレだから、
難しいわな^_^; アノ佐藤進一『日本の歴史9 南北朝の動乱』(中公文庫,1974 → 2005改版)も、
「もう一つ注目すべき点は、常識をもってはかりがたいかれのいくつかの行動である。」として、
「かれの父貞氏に発狂の病歴があり、祖父家時は天下がとれないことを嘆いて自殺したという伝え
があり、そのほかにも先祖に変死者が出ている。子孫の中にも、曾孫の義教を筆頭に、異常性格
もしくはそれに近い人間がいく人か出る。尊氏の性格は、このような異常な血統と無関係ではない
だろう。」とする^_^; お、狂気と聞いて、『平安朝 皇位継承の闇』(角川選書,2014)を書いた
倉本一宏がアップを始めたようです(゚ロ゚;) んなわけねー^_^; 三浦周行(林屋辰三郎&朝尾直弘編)
『新編 歴史と人物』(岩波文庫,1990)によれば、「先祖」の足利義兼は「・・・佯狂して一命
を全うしたと伝えられている。」由(^^) ここで日本語の抜き打ちテストをしまーす(^o^)丿 本書
上巻にある〈この日、尊氏は一日中、上機嫌だった。源頼朝は安徳帝を敵とし、後白河法皇の院宣を
受けて平家を倒した。そして後鳥羽天皇を立てて征夷大将軍となり、東大寺を再建して幕威を四海に
かがやかしたが、/「この、おれも同じではないか」/と、彼は気負う。/「後醍醐帝を敵とし、
光厳上皇の院宣を受けて義貞らを亡ぼした。そして光明天皇を立てて征夷大将軍となり、いま東大寺
に匹敵する大伽藍[=のちの天竜寺]の建立に着手しかけている」/源家の棟梁、大先達でもある
頼朝の業績に、つとめて尊氏は倣おうとしていた。頼朝の轍を踏むことで、安心もしていられる尊氏
だったのである。〉という件で、日本語の誤用はどこでしょうか? ちょっと簡単すぎたかしら^_^;











大辞林の「轍を踏む」は「前の人の失敗を繰り返すたとえ。」だが杉本苑子の広辞苑は違うのかな^_^;
タグ:小説 言語 歴史
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