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170831読んだ本

「藤澤桂 美人毒舌フリーライター。ETUに迫る!」という小口に載る登場人物紹介が好き(^。^;)
庭のトロロアオイは次々咲き始めたが、拙宅前のは葉が虫に食べられるわ萎れるわで瀕死の状態(+_+)
でも、今朝(何故かウチの方を向いてたけど)花が咲き、午前中の小雨で葉っぱも復活(^^) しかし、
充分に水は遣ってたはずなのに、この変りようには何かムカつく(^。^;) 咲いたから良しとする^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『平家物語を歩く』(講談社文庫,1985)所蔵本

「頼朝の挙兵と文覚」と「富士川合戦と清盛の死」の両章を読了(^^) 神護寺、那智ノ滝、蛭ケ小島、
石橋山、富士川、興福寺、猿沢池、般若寺、音戸ノ瀬戸、厳島神社が取り上げられ「ガイド」に(^^)
某名勝史跡を「これは本物の・・・ではない。超大作、ワイド映画の撮影のために、映画屋さんが
つくったセットだ、と思った。何千万かけようと、セットはしょせんセットである。」云々と、酷評
していたのにはマジで驚いたよ(゚o゚;) 小生は行ったことないから、その当否は何とも言えないけど、
有名作家による紀行文では珍しいかと(..) 今なら表現を和らげるよう版元側が泣きを入れそう^_^;

21時半に消灯も夢見が悪く3時に目覚めてしまうが夢はコントロールできぬ(+_+) 日中は涼しい(^^)
タグ:歴史 古典 紀行
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170830読んだ本

「お前が言うな」「自作自演」等の罵詈雑言を浴びせられて、今なら炎上・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;シャレ!?

【読んだ本】

杉本苑子『平家物語を歩く』(講談社文庫,1985)所蔵本

「反平家の陰謀」と「頼政の挙兵と福原遷都」の両章を読んだ(^^) 日吉神社、鹿ケ谷、双林寺(平
判官康頼が隠棲)、宇治橋、平等院、以仁王墓、三井寺、神戸の清盛塚が取り上げられ、「ガイド」
に交通案内あり(^^) 〈例の、酒の瓶子を引き倒して、/「平氏倒れ候いぬ」/と、猿楽もどきに
打ち興じたという古典・平家の記載からは、いかにも軽佻な、痴子の集りのような印象をうけるが、
現実に鹿ケ谷の静寂に佇ってみると、けっしてそんないいかげんな気持ちで、彼らがこの山中へ、
喘ぎ登ったのではないことが実感される。〉由、この辺が紀行文らしい「実感」で興味深いね(^^)
小生が気になったのは、源三位頼政の挙兵に三井寺の僧兵も加担したとして、平知盛を総大将とし、
平忠度を副将とする討伐軍が三井寺へと差し向けられ、その堂舎塔廟が兵火に包まれただけでなく、
「・・・山麓大津の民家一千八百余軒もまきぞえをうけて灰と化した。」とある件(@_@) その原文は
杉本圭三郎(全訳注)『平家物語(四)』(講談社学術文庫,1982)の「三井寺炎上」には「焼くる
ところ、・・・大津の在家一千八百五十三宇、・・・忽ち煙となるこそかなしけれ。」とある(..)
何度も取り上げたが、撰者・藤原俊成に頼んで千載集に入れてもらったと平家物語にある平忠度の歌
「さざ波やしがの都はあれにしをむかしながらの山ざくらかな」について、忠度と「江州大津との
地縁は定かではない」と前に書いたけど、地縁(?)あったね^_^; でもさ、忠度は自ら大津の町を
焼き払っておきながら、知らぬ顏して、「志賀の大津の都は荒廃してしまったが、長等山の山桜は、
昔のままの美しさだ。」と詠んだのか(゚ロ゚;)マジ!? 芸術至上主義も極まれりだな(^。^;) ちなみに、
同書の〈解説〉によると、この平家による三井寺攻撃は物語では治承4年(1180年)5月27日のこと
としてるが、『玉葉』によると頼朝挙兵や富士川の戦い後の同年12月のことであり(その十数日後に
平重衡の南都焼討ちで東大寺・興福寺が炎上)、民家の被災・炎上に関しては、同書に引用されてる
『玉葉』や『山槐記』の記述を見る限り、その状況・程度は読み取れなかった(..) 調べないけど^_^;

昨夜22時前に消灯して今朝5時前に目が覚めて充分に眠ったつもりが昼食後に睡魔が襲ってきた(+_+)
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170829読んだ本

今夜からUCが再び始まるの楽しみだけど、マリーダさんの死なないヴァージョンあればいいのに(..)

【読んだ本】

杉本苑子『平家物語を歩く』(講談社文庫,1985)所蔵本

「平家の勃興」と「平家の栄華」の両章を読んだ(^^) 本書「あとがき」によれば、二十年以上前に
淡交新社から出した『カメラ紀行 平家物語』から文章のみを独立させて文庫化した由(^^) 旅行者の
ためのガイドブックではないのだから、という講談社の勧めで旧態のまま出したそうだが、巻末には
本文で言及された寺などへの交通案内の「ガイド」があり、本文に「編集部で適宜挿入」した講談社
資料センターの写真は「従って本文の記述と多少異なるところがあります。」と断り書きされてるし、
巻末の地図も文庫サイズで見にくい(..) んなわけで、コンセプトがイマイチはっきりしない本(+_+)
「晩年、重盛ははなはだしい厭世観にとらわれた。病弱のせいもあったろうが、平家物語に登場する
多くの人々の中で、この事実は、ひとつの特色をおびている。/・・・戦いに負けたから自殺する
とか、我が子が討たれたから出家するといったたぐいの厭世観ではなく、物質にも栄誉にも愛にも、
じゅうぶん満たされながら味わっている絶望感なのである。/・・・栄華のまっただ中で世を厭うた
のは、平家物語中、男性ではこの重盛、女性では仏御前の二人だけだ。」_φ( ̄^ ̄ )メモメモ 仏御前は、
杉本苑子『対談 にっぽん女性史』(中公文庫,2008改版)を前に読んだ時に言及済__φ( ̄^ ̄ )メモメモ
「ガイド」にも出てくる場所は、六波羅蜜寺、若一神社、仁和寺、白河院址、祇園女御塚、(小松谷
御坊)正林寺、祇王寺(^^) なお、「祇」という字は両方とも本書と違うけど見つからなかった(..)

マジで暑い(+_+) PCも熱い(+_+)
タグ:歴史 古典 紀行
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170828読んだ本&買った本

扇風機の前ガードを指でなぞると結構な量の埃が取れてアカスリしてる気分になりませんかね(^。^;)

【読んだ本】

開高健『歩く影たち』(新潮文庫,1982)所蔵本

んなわけで、少々ネタバレになるが、本書所収の川端康成賞受賞の短篇「玉、砕ける」を読んだ^_^;
戦場からの帰路、香港に立ち寄って日本語の流暢な知人と再会し、教えてもらった銭湯で、主人公は
垢すり等を体験し、取れた垢を丸めた玉をもらった話(゚ロ゚;) さっぱり分からぬという声もあるけど、
日本ペンクラブ電子文藝館の同作品のページを見ると〈直接的な戦場の描写はないが、己の肉体から
擦り取られた「垢の玉」には、戦場の疲れや自己の影が、象徴されている。〉とあり、これがプロの
読み方で、前半に何度も出てくるも垢に取って代わられたっぽい「黴[かび]」もそうかもね(@_@)
でも、「玉、砕け」てハッピーエンドとは読めない(+_+) 作中の、妙手の答えが見つからない問い=
戦争(ベトナム)や政治(文化大革命)の特殊状況での処し方が主題で、「玉」は中国の作家・老舎
を象徴し、「玉、砕ける」は老舎が文革中に非業の死を遂げたことを寓意したものと思うのだが(..)
なお、有吉佐和子『有吉佐和子の中国レポート』(新潮文庫,1983)で老舎の未亡人が「老舎の死に
ついて」真相を語ってた(;_;) 文革に関しては通り一遍の知識しか無いので真偽は不明だけどね(..)

【買った本】

上村悦子(全訳注)『蜻蛉日記(下)』(講談社学術文庫,1978)

ベランダの窓に簾を付け、気になってた物干し竿の位置も上げた(^^) ネジ回しを使っただけなのに、
一仕事した気分になり、電車で街へ出たよ^_^; 昨年末の2割引セールでもスルーした本書を購入(..)
一見するとメチャ美品も、僅かだが黒マジックの痕が地にあって、そのインキが滲み込んで、数頁に
亘ってロールシャッハみたいな黒い染みw(゚o゚)wオー!ノー! 気になるのでスルーしてたが、その後も誰も
買わなくて、今回ついに値下がりし、また500円以上なら120円割引券もあったので、440円で購入(..)

昨夜は涼しくて久しぶりに気持ちよく眠れたけど、また今日は暑くなっちゃったよ(+_+)
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170827読んだ本

今朝トロロアオイが咲いたが、その大きな花の上に巨大カマキリが乗ってて庭を睥睨してた(^。^;)
先週の土曜に取り寄せを頼んだ本の入荷連絡が金曜にあったけど、街まで歩くのがチト億劫(+_+)
今月末までの割引券もあるし行かねばと思いつつグダグダしてる内に夕方になり、花も萎んだ(..)

【読んだ本】

杉本苑子『開化乗合馬車』(文春文庫,1985)所蔵本

「魔女に食われた男」を読んで本書も読了(^^) 神谷次郎の「解説」に、〈「魔女に食われた男」の
主人公は、江戸時代からのクラシックな手品をアメリカ巡業、欧州帰りの新機軸によってあらため
一世を風靡した奇術師松旭斎天一。芸能界のスターであるこの奔放な漁色家のなぐさみ者になった
一人の少女は、そんな師匠を踏み台にして大正・昭和へかけて魔術の女王にのしあがる松旭斎天勝
であった。〉とある^_^; 『手品先輩』を想像した人(^o^)丿ハーイ!ヾ(-_-;)オイオイ...似てないのでは?

打数も少なく鈍足でも昨夜の二塁打で通算記録歴代単独19位に躍り出たがニュースにならん^_^;
タグ:小説 評伝 歴史
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170826読んだ本

クリスマスローズやハナイカダの鉢に水を遣ってたら、ちゃっかりトカゲさんが水浴びしてた(^。^;)
17時間ぶりの食事が2食分というのは暴食だったのか、胃痛など各症状がネットで調べた腸閉塞のに
そっくり(゚ロ゚;) 去年のアノ地獄の入院生活を再体験するのかよぉ~と更に汗をかいてしまったけど、
21時過ぎに胃痛は治まった(^。^;) コーヒー飲み過ぎで胃痛になるから、その所為もあったかも(..)

【読んだ本】

亀田俊和『観応の擾乱~室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』(中公新書,2017)

読了(^^) 新品で購入決定(^o^)丿 でも、買いたい本の優先順位はあるし、ポイント貯まってからに
なるから、もしブックオフで安い美品とか見つかったら、著者&出版社、ごめんなさいになるか^_^;
観応の擾乱は小生の大好物なんだけど、色々と教わる点があり、しかも、従来の定説を次々と否定し
覆す野心作だった(^^) でも、『南朝の真実~忠臣という幻想』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー,
2014)について前に指摘したように、この著者は決め打ちしてるらしく、結論ありきで従来の定説を
否定すること自体が自己目的化してるとしか思えない論点も幾つかある(@_@) それとも関連するが、
先学や先行研究の扱いが酷くて、特に、ある先学の著作を誤読してるらしく、誤った引用によって、
その著作に対する印象操作を行ない、不当に貶めるレッテル貼りをしている件は見過ごせないので、
別ブログ「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」で採り上げる(-"-) 更新を一定期間怠ると表示
される広告を消したいし、今夜にも10万に達しそうで、アクセスしてくれる方に申し訳ないから(..)

午前中に1時間ほど歩き廻ったら喉が渇いてマジ死ぬかと思った(+_+)
タグ:歴史
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170825読んだ本&買った本

古本は108円あるいは258円じゃないと高いよぉ~!と思ってしまう金銭感覚になってる(´・ω・`)

【読んだ本】

杉本苑子『開化乗合馬車』(文春文庫,1985)所蔵本

短篇小説「阿修羅の妻」を読んだ(^^) 主人公は、紀州の古社・闘鶏神社の娘・田村松枝だけれど、
描かれてるのは、その夫・南方熊楠の生涯(^^) ブームになった時、全くフォローしなかったので、
興味深かった(^^) 「女学校を卒業するとまもなく、彼女[熊楠の長女・文枝]は助産婦、看護婦
の資格をとった。兄の病気・・・・・・自分の中にもひそんでいるかもしれない狂気の血への恐怖
・・・・・・。/結婚を、文枝は断念していた。縁談には、いっさい耳をかさなかった。視力が弱り
出した父にかわって顕微鏡をのぞき、菌譜をかきつづけて三十歳を越した。/そんな娘のすがたに
松枝は泣いた。気性のはげしい反面、ひどく情にもろい南方も、娘への哀憐に癇をたかぶらせた。
明るい家庭ではなかったのである。」(;_;) でもさ、熊楠についても、かなり頁が割かれている、
岡茂雄の名著『本屋風情』(中公文庫,1983)には、「・・・その料理万端は、前月女学校を卒業
したばかりのお嬢さん――いまの岡本清造氏夫人文枝さんが、調えて下さったということを後日の
お手紙で知った。」とある(@_@) 熊楠のwikiには、1911年生まれの文枝は「1946年(昭和21年)に
岡本清造と結婚する。」とあるし、杉本苑子の小説は熊楠が昭和16年末に亡くなって、その頭蓋を
遺言により解剖したところで終わっているから、上記の叙述も即間違いとは言わないけどさ(^。^;)

【買った本】

角田喜久雄『月姫系図』(春陽文庫,1988改装)

状態も「良い」には見えないし、415円と高いが、クーポン&ポイントで(..)

健診後に朝食と昼食を一気に食べた所為か腹が痛くなり午後は予定変更(T_T)
タグ:小説 評伝 歴史
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170824読んだ本

それは「なんと気持のいい連中だろう」(大公家公邸の庭師の老人)のことなりよ( ̄^ ̄)エヘン

【読んだ本】

角田喜久雄『虹に立つ侍』(春陽文庫,1988改装)所蔵

読了(^^) 今まで読んだ角田喜久雄の時代伝奇小説とは毛色の異なる作品(゚o゚;) 次から次へと謎が
繰り出されるわ、ヒロインや主人公が危機を脱したと思ったら再び罠に陥るパターンの連続だわ、
そんな展開にハラハラドキドキぐいぐい惹き込まれながら一気に読まされる感じの作品に非ず^_^;
謎はあるけど、角田喜久雄作品的なのを予想してると、なーんだ、となるし、ヒロイン&主人公が
窮地に追い込まれる場面も他の作品より少ない(というと、ヒロイン浪路には悪いが)(@_@) でも、
キャラの魅力で最後まで愉しみつつニコニコ頁をめくった(^^) 主人公・羽鳥重四郎が超魅力的で、
「もう助」と綽名を付けられたように、のっそりと牛のように呑気な男だけど、やる時はやるし、
その性格・態度は男から惚れられるだけでなく(敵方の悪党すら親友に)、女達からはモテまくり、
ハーレム展開(^。^;) でも、女心を擽る台詞を吐くくせに、猛烈にアタックしてくるお妻さんには
へどもどして逃げ回るのがメチャおかしい(^^) 他のキャラも大変魅力的で、お蘭の方や楓姫など、
登場場面は多くなくとも魅かれるものがあるし、個人的には、お妻さんが酒乱だけど超可愛い(^^)
伊太郎も飄々として重四郎との会話シーンなど読んでて愉しい(^^) ストーリーは、ある目的から
猿屋敷(黒猿屋敷・黒沢屋敷)という地元ではその名を口にする事さえ禁じられている謎の屋敷を
訪ねようと、江戸から信州高遠へとやって来た羽鳥重四郎と、その道中、独り旅も何故か重四郎に
付きまとってくるお妻が、ある事件を目撃したのが発端となり、殺された女の口から洩れた最期の
言葉から、重四郎は何やらキナ臭い騒動へと巻き込まれていく(^^) 物語最終盤に明かされた真相
の一つは、予想の範囲内だったから驚きは少なかったけど、その直後に大ドンデン返しがあって、
夜中に声を上げちった(^。^;) なお、ラストシーンの会話は「カリオストロの城」での有名な台詞
(≠銭形の名言)を髣髴させ余情ある名作的エンディング(;_;) マイ・フェイヴァリット認定(^^)

あまりの暑さに日中は歩いてる人がいなくて、まるでゴーストタウンのよう(゚ロ゚;)
タグ:小説 歴史
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170823読んだ本

某ブログを御覧の方なら何の話か判るかもしれない、みどりんのチョットここだけの話ヾ(¬。¬ )
週刊文春の年に一度の恒例の企画で、某小説が施設をリアルに描いてる、との評論家のコメントが
あり、専門外だけど何度か見学した施設だし、借りて読んだのさ(^^) だけど、作品の核心部分が
アホくさと呟いちまうような代物(+_+) ●□△と○×△の制服は全然違うし(^。^;) 『半落ち』の
デタラメぶりと一緒に、よく講義のネタに使ったもんだ^_^; その後、そこの施設長を務めたことも
ある方と同書の話題になり、よく描けているが、もしかしたら著者は・・・とおっしゃってたけど、
体験記は結構あるしね^_^; いつの時代の話だよ、という屑本も中にはあるので(なのに再出版した
強者も)、屑本を参考に執筆しなかっただけ著者は運が良く、その幸運は作品にも及んだわけだ^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『開化乗合馬車』(文春文庫,1985)所蔵本

短篇、てゆーか、中篇小説「骸骨哄笑」読了(^^) これまた、ある人物を語り手に、女医の草分け・
高橋瑞子の生涯を客観的に描こうとした作品(^^) 「勉学はむずかしい。金がとぼしいのもつらい。
[高橋瑞子]先生や萩野吟子女史[女医資格取得試験合格者第1号]など、草創期の道を切り拓いた
女医たちをしんそこ悩ましたのは、しかし貧苦でも勉強の困難さでもなかった。周囲の男たちの
無理解、それとの絶えまない戦いこそが最大の難行だったのである。」(;_;) 故に「ついに見事に、
先生は〝女〟と絶縁し〝女〟を超克して、一個の医師として完成したのだ。」と(T_T) この作品で
描かれた高橋瑞子の血の滲むような努力は勿論、人々による支援、特に済生学舎の長谷川泰学長の
存在は記憶に留めたい(;_;) この高橋瑞子を主役にした漫画がある(@_@) 寡作なのに引きが強い
一ノ関圭の「女傑往来」『ビッグコミック賞作家作品集①らんぷの下』(小学館ビッグコミックス,
1980)所収と同「女傑走る」同『ビッグコミック賞作家作品集②裸のお百』所収という両短篇で、
彼女の『らんぷの下』(小学館文庫,2000)にも両方収録されてる(@_@) しかし、「女傑往来」では
女医資格取得のために学業に励む目的を金持ちになるためと高橋瑞子に語らせ、「女傑往来」では
開業後に探偵ごっこのようなことまで高橋瑞子にさせてる(゚ロ゚;)マジ!? 特に「女傑往来」において、
下宿で男と相部屋にして男に屁を喰らわすなど酷い描かれよう(+_+) ちなみに、杉本苑子『歴史に
咲く花々~人物おんな日本史』(集英社文庫,1984)に「高橋瑞子」という一篇も収録されてる(^^)

旧ルパン「タイムマシンに気をつけろ!」が第17位とは下位すぎ(゚ロ゚;) イザークの母親は美人^_^;
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170822読んだ本

メッシュ表示の天気予報とdボタンの天気予報とが常に一致しないがどちらを信じるべきか(´・ω・`)

【読んだ本】

杉本苑子『開化乗合馬車』(文春文庫,1985)所蔵本

短篇(中篇?)「大きな迷子」を読んだが、「後記」によると〝明治物〟で短篇集を編むに当たり、
本作品を「書き下ろして芯にし」た由(^^) また「この本の総題名も、幾つかの個性の〝乗り合い〟
という意味から、『開化乗合馬車』とつけてみた・・・」とある(^^) 〈剣技であれ医学であれ、
一つの世界に打ち込みすぎて、孤独の袋小路に嵌ってしまうと、世の中の推移が見えなくなる。/
(歴史の変転に対応しきれず、いつのまにか時流からはみ出して、迷子になってしまうのだ)/子供
は親にはぐれると、心細さに耐えきれず泣き騒ぐけれども、大人の〝迷子〟は、はみ出し者になって
しまった自分に気づかない。うすうす気づいても、それを認めようとしたがらない。世の中のほうが
訝[おか]しい、ずれている、どこか狂っているのだと信じこむ。そしてますます疎外感を深め、
孤影を濃くしてゆく。/(そうならぬという保証は、だれにもない。わたしにも、無い)〉という
主人公の独白が作中にある(..) 時代の先頭を疾走する馬車からは、かなり遅れた馬車の話だね(^。^;)
本作品は幕末から明治の剣客・榊原鍵吉(wikiにも出てる)を描いたものだが、小説の構成としては、
ある主人公の目に映る榊原鍵吉という形を採り、榊原鍵吉に対する主人公の感情変化が面白いね(^^)
「(親を見失った迷子、渡りの列から脱落したはぐれ鳥・・・・・・)」という評も作中あったけど、
榊原鍵吉の性格が子供っぽいとこを鑑みると、「大きな迷子」というネーミングは冴えてるかな^_^;
素人考えだけど、上田美忠、逸見宗助が挑戦して衝撃が加わった後だから兜割りに成功した気が^_^;

超寝不足で午前中に昼寝しようとしたが失敗(+_+)
タグ:小説 評伝 歴史
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