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170930読んだ本&Мアラート

空家同然ゆえに茫茫となってしまった草を刈りに本家・実家へ行かねばならぬ分家の悲哀(ノ_-;)ハア…

【Мアラート】

約20分後にブログ「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」を更新しますが、無視してプリーズ(^^)
更新を怠ると表示される広告が何故か増殖してるため緊急避難的にリンクを追記するだけだから^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『歴史を語る手紙たち』(文春文庫,1998)所蔵本

目崎徳衛『百人一首の作者たち』(角川ソフィア文庫,2005)で先日取り上げた古今集の前太政大臣
(藤原良房)の歌番号52「年ふれば よはひは老いぬ しかはあれど 花をし見れば 物思ひもなし」が
枕草子にも出てくることに気付いたが、もっと大部の古今集注釈書だったら、載ってるのかしら(..)
本書「第二章 泰平の中の文人たち」の「大田蜀山人」読了(^^) 取り上げてる手紙は2通で、大坂の
銅座詰めとなり、「・・・大坂到着後、江戸の家族にあてて出した幾便かのうちの一通・・・」と、
「・・・長崎から息子の定吉にあてて、文化元年の冬、十月、したためた書状・・・」だったよ(^^)
「世相や体制の堕落をえぐったり、批判したりすることに、蜀山人の意欲は旺盛にはうごかなかった。
体制は、彼にとって絶対な存在だったし、世相は滋味つきない興趣の対象であった。一歩退った批判者
の冷静よりも、世相に同化し調和して、愚者とも俗物とも一つ盃で酔う中に、無限のよろこびを見出し
ていた風流人なのである。」(^^) もし戦時下とかだったら、非難を浴びそうだなぁ^_^; 「たまたま
長崎奉行所に勤務し、ロシア艦隊の偉容を目にする機会に遭遇したにもかかわらず[「ロシアの使節
レザノフと握手」!]、彼はこの重大な事実を、たんなる〝奇事〟としか認識しなかったのである。」
と実際〆てるし^_^; 「悲惨な私生活」ゆえ「留守宅の状況が、だから常に不安だった。」からね(..)
とまれ、〈・・・役人としての大田直次郎は廉直の士で、出入り商人からの贈物などもほとんど突き
返してしまい、/「融通のきかん堅物や」/と、けむたがるほどの潔白ぶりであった。〉のに、手紙
の中の一文に注意を促し、「私信を公用の定期便に託して送っているのである。」と指摘し解説(゚o゚;)

ポイント払いで購入予定の本が10倍来ずヅガーン( ̄□ ̄;)ショックで超高額DVD購入ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
タグ:歴史 書簡 列伝
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170929読んだ本

「海の水ぜんぶ抜いたら戦艦大和が出てきた!」という番組なら視聴してやってもいいぜ( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

【読んだ本】

海音寺潮五郎(訳)『詩経』(中公文庫,1990)所蔵本

前に「朝日歌壇で郷隼人の歌を選んでいるのは、たいてい馬場あき子なんだが、誰も不審に思わない
のかな^_^;」と指摘したけどさ、今月25日のも馬場あき子だけが郷隼人の「コオロギがたった一匹で
夜を通し泣きて囚徒ら寝不足になり」を撰んでた(@_@) その「評」に「第二首、コオロギの鳴き声を
賞でるのは日本独特だったのだ。」とあり、気になる(..) 『詩経』の「豳風」の「七月」の「七月
在野 八月在宇 九月在戸 十月蟋蟀 入我牀下」という一節を、海音寺潮五郎は「七月、こおろぎ
野に鳴き/八月、軒下で/九月、戸の前で/十月には牀下で鳴く」と訳している(^^) 海音寺潮五郎
らしい訳だけど、最後は〝我が牀下にまで入って来て鳴いているよ〟とした方が原文に忠実かと^_^;
さて、この『詩経』の一節を、古代中国では「コオロギの鳴き声を賞で」ていたわけじゃない、と
馬場あき子は解するのかしら^_^; ちなみに、百人一首にも入ってる新古今集の摂政太政大臣(藤原
良経)の歌番号518「きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかも寝む」は『詩経』の
前記一節を踏まえたものと昔から指摘(細川幽斎など)されていたことは、久保田淳(校注)『新潮
日本古典集成 新古今和歌集』上(新潮社,1979)、久保田淳『新古今和歌集全注釈 二』(角川学芸
出版,2011)、島津忠夫(訳注)『新版 百人一首』(角川ソフィア文庫,1999)新版十六版、有吉保
(全訳注)『百人一首』(講談社学術文庫,1983)、井上宗雄『百人一首~王朝和歌から中世和歌へ
古典ルネッサンス』(笠間書院,2004)に(^^) 気になり「寝不足にな」ったから指摘しておく^_^;

「ダイヤモンド会員をキープするには09月30日までにあと857ポイント」は絶対無理だから陥落決定(..)
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170928読んだ本

柳の下にいつも泥鰌は居ないと言うが、2匹目の泥鰌が居たとは∑( ̄ロ ̄|||)マジ!? 前回は一日20本、
昨夜は一日30本も当たりがあるヤツだから、さほど引きが強いわけじゃない(^。^;) 昨日も夜遅くに
更新して申し訳ないので、このブログを読者登録してる方にも何か良いことがありますよーに(^o^)丿

【読んだ本】

杉本苑子『江戸芙蓉堂医館』(講談社文庫,1983)所蔵本

昨夜センニン様の刺激的かつ有益なブックレヴューを拝読してたら、オーフラ・ハーノイの名前が
登場してて懐かしく思い、久しぶりにCD「ハイドン:チェロ協奏曲第1番&第2番」を聴いた(^^)
日本でも人気となり1985年の発売時に買ったもので、森高千里じゃないが小生ただのミーハー^_^;
ソレを聴きながら本書読了(^^) 巻末「解説」の武蔵野次郎の言葉を借りると、「時代物としては
珍重に値するユーモア時代小説」で、「江戸歳時記ふうの趣向が意図されている」全7話の「各話
読切り形式の連作」(^^) 主人公の半井千鶴は幕府奥医師の法印・半井元養の娘で、芙蓉堂医館の
看板をかかげて町医を開業しているが、親切かつ腕っこきの女医ということで大繁盛(^^) しかも、
歳は23で、愛くるしい目鼻だちだけど、お嬢さん育ちの世間知らずで、おちゃっぴい、おキャン、
お転婆娘といった評がぴったしの魅力的キャラ^_^; 調べたら、昔ドラマ化されてて、好きだけど、
真野響子は(年齢的にも)違うと思う(..) 1つだけチト暗~くなる話あるけど、ユーモア物だから
どれも愉しく読めた(^^) ただ、食事中には読まない方が良いかと^_^; 特に、一番最初の話「天狗
の辻」は面白いんだけど、読んでても臭ってきそうで、小説現代の昭和47年1月号掲載とあるのが
マジ信じられん(@_@) 新年に相応しくないし、この話だけは絶対に映像化不可能と神に誓える^_^;

ほとんど雨だった一日(..) 運慶展、行きたいけど、人混みがイヤ(+_+) 今夜こそ早寝するぞ^_^;

タグ:音楽 小説 歴史
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170927読んだ本&買った本

喩えるなら、現役のプロ野球選手が長嶋一茂の父が誰か知らないようなもんだろ(゚ロ゚;)シンジラレン!?
ある学会の大会のポスター発表のフロアで、某施設の若い発表者たちに質問していたら、s先生が
いつのまにか傍におられて、ある技法の第一人者であるМ先生が昔おかしな発言を研修でしていた
というゴシップを披露されたので、s先生とは面識もないのに、つい話に加わってしまった(^。^;)
その流れで話題になったs先生の御尊父のことを、若いとはいえ発表者たちが知らなかったのには
隔世の感だわ∑( ̄ロ ̄|||)ナント!? 御父上のS先生は、同学会の母体となった研究会の創設者で、
同学会の会長も当然やられたし、この学問の理論面だけでなく実務においても指導者として君臨し、
学界・業界では神様に等しい存在なのに(゚ロ゚;) 学界・業界ではニューカマーの研究者グループが
某大学出版会から数年前に出した学術書には、S先生の御名前はおろか御著書も玉稿も出て来ず、
しかも、S先生より一世代は若いY先生の御名前を挙げて、Y先生が同学問を長年リードしてきた
云々との記述があったのにも驚いたけど(+_+) Y先生には長年お世話になってるし、指導も受けた
小生なので、同書の書評会では、そこは指摘しなかった(..) ちなみに、神様はもう一方おられて、
そのT先生の院の授業も9年受講し、マンツーマンだった年もあり、その学恩には大感謝だm(__)m
その毒舌と面白キャラに、つい興に乗って、父親がS先生ということでイジメられたりしましたか?
等々の不躾な質問までしちゃった^_^; 毎年いるから小生の顔も名前も御存知だった由、一安心^_^;

【買った本】

井上宗雄『百人一首~王朝和歌から中世和歌へ 古典ルネッサンス』(笠間書院,2004)
奥村恒哉『歌枕』(平凡社選書,1977)

去年、見付けた古本屋、去年は、桑田忠親『古田織部の茶道』(講談社学術文庫,1990)、杉本苑子
『女人古寺巡礼』(講談社文庫,1996)の2冊を買ったが、どの棚もセンスのいい品揃えだったから、
もう潰れちゃったかと思ったら、健在だった^_^; 700円と300円で計1080円(^^) 奥村のは(何故か
このブログに出てこないが)今春に借りて少し読み、いずれ買うべしと、読了せず返却したもの(^^)
ブックオフも行ったけど買うのは我慢し大判の漫画本コーナーの作者名「お」をチェックしてた(..)

【読んだ本】

杉本苑子『歴史を語る手紙たち』(文春文庫,1998)所蔵本

今日読んだのは「日本ナンチャラ学会第××回大会発表論文集」か^_^; 10日前には届いてたけど、
読み始めたのは電車に乗ってからで、会場に着き受付を済ませた後、誰もいないフロアのソファー
に座り、小生の研究領域のポスター発表24本だけは、やっと事前に目を通すことができたわ(^。^;)
本書「第二章 泰平の中の文人たち」の「元禄の文人たち」の「風貌に志の高さがにじむ―新井白石」
も読めたわ^_^; 取り上げられている手紙は「日附はない。/宛名も欠けているが、受けとり手は、
白石の晩年の友人、仙台藩のかかえ絵師で、学者でもあった佐久間洞巌である。」由(^^) それに
「佐久間洞巌とは、往復の書簡が多く、なかでも興味ふかいのは、『白石』の号について語った
一通であろう。」と、その一部の訳を載せていて、「私の号は、むかし中国人に、姜白石、黄白石、
沈白石などとあるのを知って、おもしろく思い、つけたまでです。」、論語の一節からとったの?
「・・・などと問う人もあるけれども、そんな深い心があってつけた号ではないのです。」(^。^;)
「むしろ失意の晩年こそ真に学者として、白石は精進の毎日を送ったのだ。『折りたく柴の記』
『東雅』『史疑』などの大作は、すべてこの期間に成ったものだし、生をとじるぎりぎりまで旧著
補正の筆をはなさなかったのである。」と〆てる(^^) 高齢者の方々が読んでヤル気になるような、
白石の晩年を描いた作品を誰か書いてくれないかしら(..) でも、年寄りが元気すぎるのもねぇ^_^;

実務経験ないけど実務家の皆様と現場の話をするのが一番楽しいし盛り上がるわ(^^)

タグ:歴史 書簡 列伝
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170926読んだ本&買った本

ルーヴルから「モナ・リザ」が盗まれ、あなたの友人ルパン氏の仕業では?とモーリス・ルブランが
新聞記者からインタヴューされているエピソードまで紹介するなど、メチャメチャ面白い話が満載の
種村季弘『詐欺師の楽園』(河出文庫,1990)(^^) 「モナ・リザ泥棒~無頼の王様アポリネール」の
章を読んでて小生が瞠目したのは、「大がかりな捜査陣が組まれた。美術省次官デュジャルダン・
ボーメエが陣頭指揮をとり、警視総監、セーヌならびにベルティヨン県の検察庁長官、犯罪人人体
測定局長が脇をかためた。」という一節だ(@_@) この「犯罪人人体測定局長」に、一世を風靡した
ロンブローゾの学説の影響力を改めて認識させられたよ(゚o゚;) 今日ロンブローゾを思い出したのは、
小生の前世はナマズか!?と昨日書いたら、小生と同じように、揺れる前に目が覚める、揺れる前に
気づく等のコメントを頂戴し、考えを改める必要性を感じたため(..) 人類の祖先はナマズであり、
進化に逆行した先祖返りでナマズの地震予知能力が偶然に出現した人々が一部に現存する!?という
ロンブローゾ風の仮説に改めた(^^) ロンブローゾは先祖返りした犯罪者には共通する身体的特徴が
あり、犯罪者は一目で解るというトンデモ学説を唱えたため、警察は被疑者逮捕の度に「人体測定」
を実施したわけ(^^) さてさて、地震予知能力以外に共通するのは・・・猫が好きなことかな(^。^;)

【買った本&読んだ本】

芸術新潮2017年10月号

棚卸しで昨日は休店だったため今日1割引きで購入(^^) 特集は「オールアバウト運慶」ね(^^) 東京
国立博物館平成館のと金沢文庫の2つの展覧会とのタイアップか^_^; 「・・・大方の研究者が運慶
作品として認める現存作と、本特集解説者の瀬谷貴之氏が運慶と考える作品(舞楽面2点)を写真で
掲げるとともに、文献により運慶が作ったと知られる、または推定される消失作品を絵で示した。」
という「運慶全仕事マップ」が面白いし、個人的には役に立ちそう(^^) パラパラと写真を眺めてて、
こんな立派な浄土式庭園の寺は初めて見たぞ!と吃驚したのは、「永福寺」の復元CGだった(^。^;)
松本清張『小説日本芸譚』(新潮文庫,1979改版)は前に借りて読んだけど、たしか慶派の仏師たちを
描いた一篇も収録されてたはずだが、誰だったかにゃあ(..) 書庫を調べると、芸術新潮1992年2月号
の特集「仏師・西村公朝が語る運慶の革命」(後に本になった由)、芸術新潮2009年1月号の大特集
「運慶 リアルを超えた天才仏師」(解説・山本勉)はすぐに見付かったから、この機会に併読して、
運慶と慶派の歴史について勉強するか(^^) 本誌に戻ると、第2特集「ザ・型破り・エンターテイナー
長沢芦雪」(山下裕二解説)が愉しみ(^^) yahantei様のソネブロ「俳諧と美術」が「芦雪あれこれ」
と題し、芦雪の各作品について興味深い解説を記されてて更新の度にへぇ~と驚かされてたよ(^。^;)
《薔薇に鶏・猫図襖》の「トラの真裏に描かれているのは、水辺で魚を狙う猫。そう、実は表のトラ、
魚の眼に映った猫だったのだ!」が好き(^^) でも、この虎の表情がどこか猫みたいでラヴリー(^。^;)

連日キューピーコーワゴールドα-プラスを一日二回服用しているが、身体の疲れが取れぬ(+_+)
タグ:アート 絵画
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170925読んだ本

ナマズに生まれ変わるよりは前世がナマズだった方がまし(^。^;) 寝たのがメチャ遅かったのに昨日
早朝に目が覚め、直後に伊豆近海の地震の微動を感じたし、20日早朝にも目が覚めた後に福島県沖の
地震をちゃんと体感できたから、もしかしたら小生はナマズの生れ変わりだったのかもね(@_@;)
阪神淡路大震災も論文(修論だったっけか?)の提出締切日で徹夜してワープロ(PCではない)を
必死に打ってる最中だったから揺れにびっくりしたけど、竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足り
ないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)を読むと、朝テレビを点けて初めて
知ったとあり、びっくり(@_@) その後、感じなかった人が都内にもいたと知って納得したけどさ^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『歴史を語る手紙たち』(文春文庫,1998)所蔵本

連日の睡眠不足の上に今日は長時間も電車に揺られ、立ったまま約100分も独りで喋りまくったので、
喉は痛いし(声帯労働者!)、マジ疲労困憊で、ブログ更新も億劫(+_+) 故に今日は手抜きm(__)m
本書の「第二章 泰平の中の文人たち」の「元禄の文人たち」の中の「つきあたった空しさ――近松
門左衛門」を読んだ(^^) 近松の手紙で残っているのは、ほとんどが和田忍笑(伊勢屋清三郎という
「・・・狂歌をよくした大坂の富商であると同時に、近松のパトロン的存在でもあった・・・」由)
に宛てたもので、取り上げてる手紙もそう(^^) 死の約四ヵ月前の七月十九日の日付で、その文中に
「西行法師が『同じくば花のもとにて春死なん、そのきさらぎの望月のころ』とかねがね詠み置かれ
候に違わず、二月十五日に終焉の本懐をとげられ候と申し候。われらも西行ほどはなくとも、同じく
は来月十五日名月に終りを取り申したくと、あまり苦しき時分は存じ候。」とあるのは何なの(@_@)
文春文庫のミスかと思い、元本『夢まぼろしの如くなり~書簡にみる歴史群像』(旺文社文庫,1985)
を確認したけど同じだったから、久保田淳&吉野朋美(校注)『西行全歌集』(岩波文庫,2013)で
山家集と御裳濯河歌合、念のために桑原博史(全訳注)『西行物語』(講談社学術文庫,1981)まで
チェックしたけど、どれも「願はくは」(@_@;) 近松門左衛門のミスか、杉本苑子のミスか(..)
ちなみに、〈「完璧という自己満足は、作家にはありえない。(吉川英治)」/偉大な作家たちは、
それでも貪欲に求めつづける。そして、彼みずからは満たされないまま、評価を後世にゆだねて、
その生を閉じてゆくのである。〉と、この項は〆られている_φ( ̄^ ̄ )メモメモ 疲れたわ(´・ω・`)

[追記]

アップ直前に「近松門左衛門 西行 同じくは」で検索したら、大阪日日新聞の「なにわ人物伝―光彩
を放つ―門左と相棒たち(22)」という2010年8月7日の記事がヒットし、近松門左衛門の当該手紙に
〈「西行 おなじくは花のもとにて春死なむ・・・」と認(したた)めている。〉とある由(@_@;)
「三善貞司」(「地域史研究者」らしい)という方が執筆者^_^; 苑子タン、疑ってゴメンねm(__)m

庭にあるか自信なくて彼岸花画像にnice!しまくり^_^; 他方で「はじドラ」様と並べられ恐惶恐縮^_^;
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170924読んだ本

楽天のラッキーくじを日付が変わった直後に次々と引いたら・・・ツチノコも都市伝説ではなく実在
する気がしてきたよウキウキ♪o(^-^ o ) 当ブログをお読みの皆様にも良いことがありますよーに(^o^)丿

【読んだ本】

目崎徳衛『百人一首の作者たち』(角川ソフィア文庫,2005)所蔵本

今夢中になって読んでる本書は、購入時に記したように百人一首の注釈・鑑賞が主題には非ず(^^)
百人一首の作者列伝でもなく、百人一首を素材(出し?)に「王朝文化論」を「試み」ている(^^)
文字通り精読しているため一日数頁しか進まなくて、やっと30頁足らずの「序章 王朝文化の系譜
――百人一首とはいかなるものか」を読み終えたよ(^。^;) 実に教わることが多く、へぇ~へぇ~
と膝を打つことばかりだが、ここでは気になった点のみをメモることに^_^; この序章、てゆーか、
本書は開口一番、次のように始まる(^^) 〈わが国で編まれたアンソロジーの中で、定家の小倉百人
一首ほど永くかつ広く愛唱の対象になったものはあるまい。その点では、編纂直後から早やばやと
忘却の羽目におちいり、千年もの長い間冬眠しつづけていた『万葉集』などは物の数でもない。
あれほど万葉に心酔した正岡子規も、万葉ぶりの歌人を歴史上に求めてわずかに実朝・良寛・元義
など、何人かの変り種を挙げることしかできなかったし、それ以前の国学者の万葉研究は、古語と
古道へ迫る手段として取り組んだもので、「敵は本能寺」の観をまぬがれない。私も万葉歌を愛唱
する点では人後に落ちないから、悪口を言うつもりは毛頭ないが、「万葉を学べ、短歌はそれで
よい」といった実作者の心得と、万葉という古典の国民的影響力が明治末年以後、わずか数十年に
限られているという歴史的事実への認識とは、混同するわけにはいかぬであろう。〉(^^) 小生は
万葉集に関して興味がないのでニュートラルな立場だけど、万葉集を偏重して古今集や新古今集を
貶めるような風潮は苦々しく思っているので、小気味好い論旨(^^) でも、冒頭の2~3行については
首を傾げたぞ(..) 石田吉貞『百人一首評解』(有精堂出版,1956)の巻頭「解説」の「三 歴史」は
「定家が撰んでから約百五十年ほどの間は、この百人一首のことは文献の上に見えていない。頓阿の
『水蛙眼目』に、はじめて前記のように見えてから、ぽつぽつ文献に見えるようになり、応永・文明
のころの藤原満基や宗祇に至ると、百人一首の註釈書が書かれるようになり、・・・」と記してるし、
片桐洋一『歌枕 歌ことば辞典 増訂版』(笠間書院,1999)の「引用歌書略解題」の「百人一首」の
項も「・・・室町時代後期以後に著しい影響が現れてくるが、鎌倉時代には問題にされていないこと
が気になる。」と〆てる(^^) つまり、小倉百人一首も実は「編纂直後から早やばやと忘却の羽目に
おちいり、」「約百五十年」「もの長い間冬眠しつづけていた」わけじゃん^_^; 「千年」の前では
「約百五十年」「などは物の数でもない」と言われりゃ、それまでだけど、本書の主題の価値を高め
ようと盛ってるな^_^; 次に〈承和九年(八四二)の嵯峨上皇の死を契機として擡頭した藤原良房は、
氏の血を引く文徳・清和両帝を擁して権勢をほしいままにするが、紫式部は光源氏の権勢を、良房の
おこなった「白馬」という正月儀礼を引いて説明している(「乙女」)。良房は権謀術数の人として
陰湿な影を史上に投じているが、一面『古今集』春上に、/染殿の后のお前に、花がめに桜の花を
挿させたまへるをみてよめる 前太政大臣/年ふればよはひは老いぬ しかはあれど 花をし見れば
物思ひもなし/という、のびやかな作をとどめ、また仁明天皇四十の賀に際して、興福寺の僧に祝賀
の長歌を献上させるなど、唐風・国風の接点に一つの位置を占める。〉と本書にはある(@_@) 注釈書
で良房の当該歌(歌番号52)を確認してみると、片桐洋一『原文&現代語訳シリーズ 古今和歌集』
(笠間書院,2005)の脚注は「和歌にはめずらしく固い言葉づかいである。」と、久曾神昇(全訳注)
『古今和歌集(一)』(講談社学術文庫,1979)の〔観賞〕もまた「歌の調子は漢文調で、柔らかみ
にかける。」と評してるように、同歌が「のびやかな作」とは理解に苦しむ(+_+) 同歌の詞書にある
「染殿の后」とは文徳天皇の后&清和天皇の御母である藤原良房の娘・明子のことなので、久曾神・
前掲書の〔観賞〕は「自分の娘が皇后となり、その栄えている姿を見て満足感に浸っている父大臣の
心情である。」と同歌の含意を喝破してるし、同歌は藤原道長の望月の歌を連想させるから望月の歌
と同様のニュアンスで「のびやかな作」だったりして(@_@) でも、前記引用部分から読み手に久曾神
の前記解釈まで思い至らせるなんて説明不足だし無理だろ(+_+) 目崎徳衛の和歌を見る眼は確かかと
問われると、チト心許なく感じられる次第(..) でも小生にとっては面白い本であることは確か(^^)v

「御覧」じゃなく「お読み」だぜ( ̄ー ̄)ニヤリッ 明日の準備で多忙(+_+) 祝日が土曜だと損した気分^_^;
タグ:歴史 古典 和歌
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170923読んだ本

車掌さんとか鉄道乗務員が趣味(?)の鉄道ファンとかいるのかしら(@_@;) 今日、大きな駅から
車掌見習と分かる腕章をした男女十人ほどが乗ってきたけど、あーゆーの見ると萌えるのかな(@_@)

【読んだ本】

杉本苑子『歴史を語る手紙たち』(文春文庫,1998)所蔵本

「第二章 泰平の中の文人たち」の「元禄の文人たち」へと読み進む(^^) 「芯の強い元禄の文化」
という序論のようなものがあり、「昭和元禄」と言われた「現代を、しいて江戸時代のある時期と
くらべるなら、元禄期より幕末の、文化・文政、天保あたりの爛熟に近いように思うけれども、
どうであろうか。」とある(^^) ちなみに、本書は最終頁に、「単行本 一九七四年一月 PHP
研究所刊」とあり、更に、旺文社文庫からも出てたこと、文春文庫収録の際に改題したことなども
注記してある^_^; んで、本論の1つが「強引な借金の申し込み――松尾芭蕉」^_^; 去来宛の2通が
先ず紹介されているが、〈それにしても、申し入れかたの、なんという図々しさだろう。はじめの
手紙では、/「おっつけ、あちこちから(餞別など)貰い溜めて返すつもりですが、わたしのこと
だから返さないかもしれません。」/と居なおり、つぎの手紙でも、/「いそいで返すか、のびのび
になるか、私の勝手にさせてください。もしかしたら、返済しませんよ」/などと、押さなくても
よい念を押している。〉(゚o゚;) でも、紹介している3通目は、「生き身の、たまらない淋しさを、
満身の真情を吐露して芭蕉が訴えている相手もまた、去来である。」(^^) 4通目は、「・・・江戸の
門弟の宝井其角が、大酒飲みなのを案じて、・・・[したためられた]面白い戒めの手紙・・・」^_^;
其角や嵐雪ら江戸蕉門の人々に対する芭蕉の厳しさは興味深い(^^) 「・・・痛憤を口にするとき、
芭蕉の舌端はなかなかするどく、辛辣さをおびる。痩せ枯れてよろよろした〝翁〟のイメージとは
ちがう。そうした一面が躍如とするのも、私信ならではのおもしろさであろう。」に、へぇ~(゚o゚;)
以下は私事^_^; 今日は秋季彼岸法会でお寺&お墓に行く日だが、昨日の内に御付届金&お供え物を
お寺に届けたということで、お役御免(^^) で、母の末の弟さんの奥様のお通夜で某政令指定都市へ
行って来た(..) 行く途中に昔ながらの古本屋を2軒発見(^^) 1軒目は良いのだが、2軒目はその街の
縮図のようなアナーキーな状態で、全く分類されてないぞ(゚ロ゚;) あれでは在庫管理できないだろう
からネットに出品してなさそうだし、掘り出し物もありそう^_^; 帰りに駅前の大きなブックオフも
寄ったけど収穫はなし(+_+) 先日の法事で気付くべきだったか、シャツの首回りが大き過ぎる(+_+)

こんな時間に更新してごめんなさいねm(__)m
タグ:歴史 書簡 列伝
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170922読んだ本&買った本

欠点もあるとはいえ好みのコと付き合ってるとこに、こんな魅力的なコが現われると困っちゃう(^。^;)

【読んだ本】

中村真一郎『頼山陽とその時代』上巻(中公文庫,1976)所蔵本

昨日読んだ本の流れで、若き頼山陽が「出奔」した事件について、本書「第一部 山陽の生涯」の
「二 病気と脱奔」を試しに読んでみたら、メッチャクッチャ面白いでやんの∑( ̄ロ ̄|||)ナント!?
釣られて、第一部の「まえがき」&「一 病気と江戸遊学」まで読んじゃったよ(^。^;) 「二十歳の
久太郎と四十歳の山陽とは、結果として見れば連続した一人格であるとしても、その連続は極く
ゆるやかであり、当時の久太郎の行動を全て、完成した山陽像の一部にはめこもうとすれば、
様々の無理がでてくる。先程も述べたように、完成した山陽像は、多くの彼の可能性の切り捨てに
よってのみ成立しているのである。」(^^) ところが、「山陽崇拝者たちは、この家出に、自由人
山陽となるための一段階を発見しようとしている。」とは、笑える^_^; ちなみに、中村真一郎は
自らの体験に照らして、頼山陽を神経症とする立場なのさ(^^) 興味深いのは、頼山陽の弟子間で
この事件を巡って論争が生じたこと(^^) 頼山陽歿後に門人の江木鰐水が撰した「行状」の記述に、
〈同門の先輩、森田節齋は痛烈な質問状を鰐水に送りつけて、先師の脱奔事件について「一語ノ之
ニ及ブ無キ」を攻撃した。〉(゚o゚;) 〈鰐水によれば、「家伝行状」というものは、「門人子弟之手」
によって作られれば、少しでもその文中に「齟齬」があったら、必ず「文飾、実ニ過グルヲ疑」われ
るにきまっている。〉とした上、江木鰐水の反論には「之ヲ書セバ、恐ラク所謂文飾ニ陥ラン。」
という一節があったけど、「文飾」は昨日の森銑三の評に照らすと気になるわな^_^; また頼山陽の
病気の一因として考えられそうなのが、「このように周囲を慌てさせたほどに、静子夫人の閨怨は
甚だしいものであった。彼女はそのように情に自然に従う性質の女性であり、従って夫[頼春水]の
留守中は、幼児[久太郎]が溺愛の対象となっただろう。」点であり、「或る山陽研究家」が彼女に
〈・・・今日で言う「教育ママ」のごとき姿を発見している。〉と記してるけど、昨日の杉本苑子も
「教育ママ」と評してた^_^; 更に続きも読みたくなるけど、本書まで併読できるほど精神の余裕は
ないよ(+_+) 中村真一郎の多読論に関する別ブログの記事を噛み締めることで何とか我慢せにゃ(..)

【買った本】

角田喜久雄『妖異忠臣蔵』(春陽文庫,1989改装)

ギフト券&ポイント使って205円(^^) 20日夕方の注文で状態も説明通りの「富士書房」に感謝m(__)m

今夢中な本は類書等を参照しながらの熟読玩味(吟味?)ゆえ一日数頁^_^; 苑子タンのは息抜き(^^)
タグ:伝記
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170921読んだ本&買った本

酒井千佳ぐらいの色黒で、コレに比べりゃ、昨日のは、なにわのブラックダイヤモンド橋本梨菜^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『歴史を語る手紙たち』(文春文庫,1998)所蔵本

「第二章 泰平の中の文人たち」に入り、「春草と山陽夫妻」を読了(^^) 1通目は、頼春草(頼春水
の末弟)が出した手紙で、その内容は甥の久太郎(後の頼山陽)が「逐電」するという頼家にとって
一大事が発生したので大至急その身柄を確保するよう依頼したもの^_^; 2通目は、頼山陽が「・・・
老母[儒学者・飯岡義斎の次女で頼春水の妻・静子]にあてた新年の賀状である。」(^^) 3通目は、
中国地方の友人達から扇面や画幅を送られ賛を求められたのに、「・・・忙しさにまぎれて延引し、
小一年もほうりっぱなしになってしまった。」ことの言い訳等も記したユーモア溢れる頼山陽の手紙
(^^) 4通目もまた、頼山陽の「これも、一読、吹き出しかねない愉快な招待状・・・・・・。」^_^;
5通目は、病床の頼山陽の様子を詳述した妻・梨影[りえ]の手紙(..) ソレは9月21日付で、森銑三
『偉人暦』(中公文庫,1996)下巻の「九月二十三日 頼山陽」は頼山陽の最期を描くが、「以上は
りえの手紙に拠った。」とあり、「門人江木鰐水の選んだ行状には、その日山陽なお眼鏡を着けて
『政記』を刪潤していた。・・・眼鏡を脱せずして云々は文飾であったかも知れない。」とも(..)
本書に戻ると、「・・・当時の飛脚賃というものは諸物価に比較してなかなか高く、まずしい階層の
手にはとどかなかった。」由(゚o゚;) それ故、「とにかく、このような状況下での飛脚便のやりとり
というのは、一種のぜいたく行為であって、手紙をもらうだけで、じゅうぶん恐縮にあたいする贈物
なのである。そのうえ瀬戸内海名産の、ひと塩の干物までもらっては、これは山陽ならずとも、/
「慚愧の至りにござ候」/と、低頭しないわけにいかない。」という手紙の解説にはナルホド(^。^;)

【買った本】

角田喜久雄『妖花伝』(春陽文庫,1988改装)

遅い遅いと再三ブー垂れたし少々ヤケてる410円だけど、他の出品者の値に釣られて数時間単位で
最安値と最高値の間を小刻みに変動するのを見極めて注文し、150円ほど得した会心の買い物(^^)v
超ウルトラスーパー些細なことだけど、背の部分の書名と著者名との間にある二重丸の記号の色が
他の角田喜久雄作品と異なる点が小生の美意識からすると気になって気になって仕方ない(@_@;)

「ブログ検索機能を2017年10月10日(火)に終了とさせていただきます。」(゚ロ゚;) いずれblogも終了?
タグ:歴史 書簡 列伝
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