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180306読んだ本&昨日買った本

「コメント入力時の認証コード」は、コメントスパムとか弾いてくれているのかしら(´・_・`) 実際に
役に立ってる感じしないから(-ω-、) 「有効にする」にしてるのは、文字列指定で遊べるからだけど、
「CawaiiMiddrinn」にしたかったわオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)ヾ(-_-;)オイオイ...打ち間違えそうだし誰も
コメント入れてくれなくなるぞ! 昨夜22時30分には寝ようと思ったんだけど、返信コメで仮名遣いを
打ち間違えてたのに気付いたから、返信コメを3つ削除して、修正コメを入れ始めたら、最後の1つが
認証失敗とかで、22時39分から約40分コメント出来なかったんだけど、小生だけなのかしら(@_@;)

【昨日買った本&読んだ本】

深沢眞二&深沢了子編『芭蕉・蕪村 春夏秋冬を詠む 春夏編』(三弥井古典文庫,2015)

「爛漫亭日誌」様はいつも風雅な記事をお書きになられてるけど、紹介されてた芭蕉の句に衝撃(゚o゚;)

              春なれや名もなき山の朝がすみ

春は空から訪れるもので、その春の具体的な現象を「霞が立つ」ことと「王朝びと」は捉えていた(^^)
この春の霞を歌に詠む場合、始終目にする京都の東山や北山ではなく、滅多に見ない、或いは見たこと
すらないかもしれない奈良の山を持ってくるのが、和歌の約束事(^^) ソレが「歌枕」というもので、
天の香具山や吉野山などがその典型である(天の香具山には大和一国の霊魂がこもっていると考えられ、
吉野山は冬が厳しく春の訪れが遅いため、その吉野山に霞がかかれば間違いなく春と実感できる)(^^)
以上は西村亨『王朝びとの四季』(講談社学術文庫,1979)が丁寧に解説して例歌も幾つか挙げてた(^^)

壬生忠岑の拾遺和歌集の巻頭歌は代表例(^^)

    春立つと いふばかりにや み吉野の 山もかすみて 今朝は見ゆらむ

後鳥羽院の新古今和歌集の次の歌もそう(^^)

    ほのぼのと 春こそ空に 来にけらし 天の香具山 かすみたなびく

小町谷照彦(校注)『新日本古典文学大系7 拾遺和歌集』(岩波書店,1990)の忠岑の上記歌の脚注に、

    立春の霞は万葉集から見られるが、拾遺集で明確な類型となる。

と指摘してるように、拾遺集以降の勅撰和歌集では、(立)春の霞を詠んだ歌が頻出するんだよね(^^)

そんな知識があったから、件の芭蕉の句を見た瞬間に感嘆したのさ(^^) 〈春→霞〉という和歌の伝統を
踏まえつつも、吉野山などの歌枕である有名な山ではなく「名もなき山」を持ってきて和歌の約束事を
ひっくり返してて、機知・滑稽という「俳諧」のおかしみを遺憾無く発揮している句、と解したの(^-^)

前に蕪村の句を和歌の知識に拠って解釈したところ、後で俳句の注釈書を見たら、トンチンカンだった
ことがあったから(そのことは既に「追記」済み)、今回も念のため図書館で確認してきたよ(^_^;)

今栄蔵(校注)『新潮日本古典集成51 芭蕉句集』(新潮社,1982)85頁の頭注は、

    歌枕とは異なる、なんの変哲もない田舎道の山々の霞に春を感じ取った俳諧的新着想。

井本農一&堀信夫(注解)『新編日本古典文学全集70 松尾芭蕉集①』(小学館,1995)127頁は

    香具山・佐保山の霞に春を知るのはすでに和歌や謡曲で言いふるされたこと、
    それを「名もなき山」に打ち直したところが俳諧なのである。

以上、小生の解釈が間違いないことが判って安心したけど、紙幅の制約があるとはいえ、この両書の
解説(だけ)でフツーの人は解るのかしら(@_@;) 歌枕の山と関連付けて詠まれた(立)春の霞の歌
が沢山あり伝統となってることを知ってると、この芭蕉の句の意義深さもヨリ理解できるかと(´・_・`)

とブツブツ思ってたら、表紙が見えるように配架されていた本書が目に留まって、手に取ってみると、
忠岑の歌などを引いて和歌の上記約束事を丁寧に説明した上で、芭蕉の句の解説へと進んでいた(゚o゚;)

    一見、さらりとした、実景そのままの発句のように見える。だが、「新しい年がくれば
    すぐに霞が立つものだ」という本意[=「・・・日本の古典文学の伝統の中で培われた
    美意識のエッセンス・・・」]と、大和国の吉野山や春日山が新年の霞の詠まれる歌枕
    であることを踏まえれば、芭蕉が狙ったのは「春になったようだなぁ。名のある山ばかり
    でなく、名もなき山にも霞が立っている。奈良のあたり、吉野や春日山など名山の霞は
    堂々と立つのだろうが、名もなき山にも、おや、薄い霞が立っているな」というおかしみ
    であろう。「無名の山でもそれなりの薄霞で春の到来に反応している」と変わった角度
    から本意を見直したのであり、そう取らなければ俳諧にはならない。

なお、「薄い霞」「薄霞」とあるのは、本書は「春なれや名もなき山の薄霞」を採用してるから(^^)

764円「良い」をギフト券202円分を使って562円で(^^) 「バリューブックス」は楽天にも出品してて、
楽天だと千円を超えてたけど、アマゾンは買う前日に別の出品者が現われて最安値競争に入ったため、
一気に値が下がった(^^) 鉛筆による書き込みが散見され、また頁も折られていたけど、許容範囲(^^)
以上は巻頭から36頁まで読んだだけの感想ゆえ、その他の部分の記述(の是非)は知りません(^_^;)

予報ほど寒くなかった(´・_・`) 布団の中が暑いくらいで土曜の夜から湯タンポも使ってない(´・_・`)
タグ:和歌 俳諧
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