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170424読んだ本

小嶋陽菜(1988.4.19-)卒業で、みどりん詠める「春なれや昭和は遠くなりにけり」^_^; 例によって、
下の句は「それにつけても金の欲しさよ」(..) 昨日のは掘り出し物だったが懐具合は真冬の寒さ(+_+)

【読んだ本】

駒田信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)所蔵本

「カトリーヌ・ド・メディチ」を読んだが、その内容は澁澤龍彦『世界悪女物語』(河出文庫,1982)
所収の「カトリーヌ・ド・メディチ」で描かれてることと同じ(@_@) ただ、澁澤の方にしか書かれて
いないことがあるね(..) 両方で引用されている、ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』、メリメ
『シャルル九世年代記』、モオロア(澁澤は「モォロワ」)『フランス史』だが、どれも訳文はほぼ
同一も、『フランス史』の引用に駒田に無く澁澤にはある一文が存在して、澁澤が駒田から剽窃した
疑いは晴れる^_^; 更に、アンドレ・モロワ『フランス史[上]』(新潮文庫,1956)には、当該引用
部分の中途に両者とも引用してない一文が存在し、種本が誤引用したことに気付かず孫引きか(゚ロ゚;)
澁澤に〈メリメの『シャルル九世年代記』によると、「血はセーヌ河に向かって四方から流れ来り、
往来を通る者は、たえず窓から投げ出される死骸の下敷になって押しつぶされる危険があった」という
ことである。〉とあるが、メリメ『シャルル九世年代記』(岩波文庫,1952)に当たってみたところ、
当該引用部分の前には「その頃の史家の記録によると、」との断りがあり、しかも、註が付されてて、
巻末に「ドービーニェの「萬國史」(原作者註)。」と(@_@;) このドービーニェを萩尾望都『王妃
マルゴ⑤』(集英社愛蔵版コミックス,2017)が下品な詩人に矮小化して描いてることは前に指摘^_^;
んなことはさておき、「これでもフランス文学が専門で、肩書にはフランス文学者と書かれることが
多い・・・」と『悪魔のいる文学史~神秘家と狂詩人』(中公文庫,1982)の「文庫版あとがき」に
記した澁澤だけど、この『シャルル九世年代記』の原著(&岩波文庫)に目を通してないことが判明
(なお、二宮敬による別訳は未確認)(゚ロ゚;) どうやら、ともに種本から剽窃したか、種本を剽窃した
澁澤(1964年刊の桃源社版単行本)から駒田は剽窃したか、どちらかっぽいな(+_+) もし新潮社なら
例の御自慢の「校閲部」がちゃんと原書や翻訳本もチェックして、原稿に朱が入ってたのかしら^_^;

またМXが映らなくなってきた(+_+) 借りてきた本、読んでいたらまた買いたくなっちゃったよ^_^;
タグ:列伝
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