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181105読んだ本&一昨日買った本

〈平成最後の日〉のブログ記事用にと、学生時代に買って未読のまま実家の本棚に置きっ放しだった
ギボン『ローマ帝国衰亡史』(岩波文庫,1951-59)全10巻を取って来たわよオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
んなわけねーだろ!(ノ`m´)ノ ~┻━┻ (/o\) ミドリン ヤメテー!! んにゃ、持って来たのは事実だけど、
このブログ、その日に読んだ本について、その日に書いてアップだから(-ω-、) 大変だよ(ノ_-;)ハァ…

【一昨日買った本&読んだ本】

杉本苑子『滝沢馬琴』(文春文庫,1983)上巻
杉本苑子『滝沢馬琴』(文春文庫,1983)下巻

一昨日に古本屋で、セットで1000円のを2割引で864円(^_^;) 『杉本苑子全集 第8巻 滝沢馬琴』(中央
公論社,1998)を借りて読了済(⇒ https://yomunjanakatsuta-orz.blog.so-net.ne.jp/2015-08-05 )&
『滝沢馬琴』(講談社文庫,1989)上・下巻は入手済(^_^;) コンプリート近しオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)

苑子タンの文庫化された全作品を読んだわけではないけど、苑子タンの本質は短篇小説にあるかと^_^;
その優れたストーリーテラーぶりは短篇小説でこそ活きるけど、長篇小説の場合、随所に切れ味の鋭さ
を見せつつも、ダレる感じがする(^_^;) この作品は例外の一つ(^^) メチャ面白かった記憶あるけど、
今考えると、森田誠吾『曲亭馬琴 遺稿』(新潮文庫,1990)を読んだ直後だったため、馬琴およびその
家族を始めとする人間関係に関する知識、つまり、レディネスがあったから、そう感じたのかも(^_^;)

ちなみに、『杉本苑子全集 第8巻 滝沢馬琴』には付いていた「あとがき」が両文庫版には無い(゚ロ゚;)

    杉本は「あとがき」(同書423頁)で小説の構成上の理由から史実と異なる叙述をした点を
    例示してるのはありがたいね(^^) ただ、それ以外にも、杉本同書414頁だと、松亭金水が
    二代目為永春水と名乗って『かなよみ八犬伝』を歌川国芳の挿画で出したとしてるが(この
    小説の展開的には面白い)、wikiだと二世為永春水を名乗り『仮名読八犬伝』を出したのは
    染崎延房となってる(^_^;) また清右衛門正次をお幸(馬琴の長女)の養子嗣(養女つぎと
    結婚)と杉本はするが、史実ではお幸と再婚みたい(ひたすら退屈で巻末「文献目録」しか
    役に立たぬ高牧實『馬琴一家の江戸暮らし』[中公新書,2003]巻頭「滝沢馬琴系図」参照)。
    更に、崋山による有名な宗伯の肖像画は、森田・後掲書54頁によると馬琴の依頼に基づく
    ものなのに、杉本は宗伯が依頼していたことにしたのは劇的効果を高める小説技法か(^_^;)

このように苑子タンの歴史小説は史実を改変することが結構あるので、読む側は真に受けないよう注意
が必要なんだけど、以上の情報は両文庫本の巻末の「解説」でも何一つ指摘されてないヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

両文庫本とも「解説」は、例によって、神谷次郎(ノ_-;)ハア… 案の定、次のような記述が((;゚Д゚)ヒィィィ!

    昭和五十二年文藝春秋刊の上下二巻にわたる書下ろし長編「滝沢馬琴」は、
    翌年、第十二回吉川英治文学賞を受賞した。大衆文学に金字塔をうちたてた
    故吉川英治氏の唯一の門下生であった杉本苑子さんには、この受賞はとくに
    意義深いものであったに違いない。

「杉本作品のコンプリートを目指し」てたと嘯き、杉本苑子『伯爵夫人の肖像』(徳間文庫,2018)の
「解説」の適格者のように装ったバカチン「歴史学者、小説家」澤田瞳子と同じ誤りを犯してる(-"-)
その時にも指摘したことだが(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-10-18 )、
苑子タン本人が〈故吉川英治氏の〝唯一の〟門下生〉に非ずと書いてるヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
そのエッセイ「変身以前」が収録されてる『片方の耳飾り』(中公文庫,1984)によれば、その一篇は、
小説クラブ1973年11月号掲載、1979年7月刊の単行本『片方の耳飾り』読売新聞社に収録されてた(-"-)
どれも『滝沢馬琴』の両文庫本の発行年より前なのに、読まずに「解説」かよ∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?

杉本苑子『孔雀茶屋心中』(集英社文庫,1985)の「解説」での杉本苑子作品全体に対する神谷次郎に
よる評の誤りは、磯貝勝太郎が杉本苑子『二条の后』(集英社文庫,1989)の「解説」で指摘してるし
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2016-09-04 )、神谷次郎は適格性が無いと
思うんだけど、よく「解説」を担当しているのは、杉本苑子と何か関係(?)があるのかしら(@_@;)

なお、馬琴と路(馬琴の息子の嫁)との関係について、中村真一郎が驚愕の事実を指摘していたことは
3年前の上記記事で紹介したけど、18禁のアダルトな内容だから、良い子のみんなは読んじゃダメ(^o^)丿

疲れたよ(-ω-、) 眠い(´ヘ`;) 疲れたよ(-ω-、) 眠い(´ヘ`;) 疲れたよ(-ω-、) 眠い(´ヘ`;)
タグ:小説
コメント(22) 
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コメント 22

センニン

こんばんは。
馬琴といえば千葉県民としては『里見八犬伝』。
この作品執筆中に失明したとか。
なので完結したものとしてはこれが最後となったようです。
明日は馬琴忌だそうです。
by センニン (2018-11-05 20:16) 

middrinn

そうなんですか( ̄◇ ̄;) なら、タイムリーだったのかしら(^_^;)
失明した馬琴の手となって、完結させたのが、路なんですよね(^^)
by middrinn (2018-11-05 20:23) 

ニッキー

『ローマ帝国衰亡史』全10巻(°_°)
満を持しての登場なんですね=(^.^)=
熟成させたからにはやはり平成最後の日に合わせるように
カウントダウンですよねぇ( ^ω^ )
by ニッキー (2018-11-05 22:06) 

middrinn

んなわけないじゃないですかぁ(ノ_-;)ハア…
こんなの読み通せないですよぉ(´ヘ`;)
これでは平成が「衰亡」したみたいで、
縁起の悪いチョイスでしたねぇ(-ω-、)
by middrinn (2018-11-05 22:33) 

ナベちはる

全10巻もあると、運ぶのも読むのも大変そうです…(;`・_・´)
by ナベちはる (2018-11-06 01:04) 

middrinn

しかも、雨が降ったりで、運ぶの面倒でしたし、通読は無理です(^_^;)
by middrinn (2018-11-06 07:31) 

mimimomo

おはようございます^^
滝沢馬琴は名前は知っているけれど、ほとんど知らないのと同じね。教科書に出てきた~という程度。
ローマの歴史は、塩野七海の「ローマ人の物語」全13巻だったかな―それを読んだくらいで知らないわ~(塩野七海の本は結構読んでるのよ)
by mimimomo (2018-11-06 07:50) 

そら

杉本苑子さん、少し興味が出て来ました!
機会があったら読んでみようかなぁ(^^)
by そら (2018-11-06 07:59) 

middrinn

森田誠吾『曲亭馬琴 遺稿』(新潮文庫,1990)や本書は、ともに絶版ですけど、
mimimomo様にお奨めしますよ(〃'∇'〃) 塩野七生は、小説は少ししか読んで
ませんが、現代のイタリアの政治に関する本がメチャ面白くて、その単行本を
親が勝手に売ってしまったのがメチャ残念です(+_+) 『ローマ人の物語』は、
単行本が何冊か親の蔵書にあるので、いずれ読んでみるつもりです(〃'∇'〃)
by middrinn (2018-11-06 08:13) 

middrinn

おそらく、カワセミさんを待つ間に
そら様はお読みになるでしょうから
短篇集がいいんじゃないかしら(^^)
by middrinn (2018-11-06 08:16) 

えくりぷす

文庫本の解説というのは、面倒くさい割には稿料が安くて、引き受けてくれる人が少ないのでは…と思います。豊崎由美という人がツイッターで「文庫解説の5,000円は安い、最低8,000円にしてくれ」と訴えてます。解説はなにを言っているのか意味不明の文章も多いですし、私は読みません。
by えくりぷす (2018-11-06 10:19) 

middrinn

著者に入る印税は、その本が増刷されればされるほど入ってきますが、
「解説」は最初に貰った原稿料だけなんですかね(@_@;) だとしたら、
気合い入れて書く気も失せるでしょうね(´ヘ`;) 先に「解説」を読む人
もいるから「解説」を書くのは大変なのに、報われないのは残念(-ω-、)
by middrinn (2018-11-06 10:50) 

Rifle

馬琴って日本史か現国で見かけたきりですなぁ。
登場人物だけ実在、他は滅茶苦茶なんていう某国営放送ドラマがある位ですから、小説技法もアリ・・・か??(^^;)??
by Rifle (2018-11-06 11:19) 

middrinn

『南総里見八犬伝』ぐらいですかねぇ、馬琴作で一般に知られている作品は(^_^;)
史実が明らかになってない部分を小説家の想像力で埋めるのが歴史小説かと(^_^;)
by middrinn (2018-11-06 11:48) 

mimimomo

こんにちは^^
またお邪魔します。
先ほど昼食をしながら夫にiddrinnさんのことを話していたの。
そしてギボンの『ローマ帝国衰亡史』のことを言ったら、「ギボンを知らないなんてベートーベンを
知らないのと同じだよ。そんなの常識中の常識」って言われてしまった(-。- おー
by mimimomo (2018-11-06 11:58) 

middrinn

mimimomo様の旦那様へ( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 特製ギボン座布団1枚 ♪
でも、ギボンと言えば『ローマ帝国衰亡史』、という条件反射風に知られてて、
ギボンの知名度はそこまで高くはないかと(^_^;) 教養人の旦那様ですね(^^)
by middrinn (2018-11-06 12:32) 

hanamura

偉人伝か(?)少年少女版「滝沢馬琴」の挿絵で、口述筆記の馬琴が妖怪の「ぬらりひょん」みたくて怖かった思い出がよみがえりました。
塩野七生「ローマ人の物語」が好きです。図書館で御婦人が「しおのななせい どこに ありますか?」って聞いてたっけなぁ~。
by hanamura (2018-11-06 13:37) 

middrinn

hanamura様の顔面にヾ(`◇´)ノ◇ 山田く~ん 特製馬琴座布団1枚ぶつけてやって!
hanamura様のために18禁アダルトを写したんだから読むのよオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
塩野七生の「七生」って、もしかして「七生報国」から名付けられたのかしら(@_@;)
[追記]〈名前の「七生」は、7月7日生まれであることに由来。〉とwikiにm(__)m
by middrinn (2018-11-06 16:12) 

美美

いつもご訪問いただきありがとうございます。
ギボン?お盆ならわかるのですが(^^;
読んだ本をその日に、私には到底無理な話です(-_-;)
by 美美 (2018-11-06 18:19) 

middrinn

美美様へ( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 特製お盆ギボン座布団1枚 ♪
美美様はお撮りになった写真も数日かけて選んでアップか(〃'∇'〃)
by middrinn (2018-11-06 18:50) 

enokorogusa

恥ずかしながら杉本苑子は全く知りませんでしたが、業平好き、伊勢物語好きの自分としては『二条の后』に興味がありますね。
ちょっと探してみようかな。
by enokorogusa (2018-11-06 19:41) 

middrinn

ただ、苑子タン、古典(更級日記)の誤読が再三あったりするし、
和歌の評価がおかしかったりしますよ(^_^;) ちなみに、苑子タン、
『伊勢物語 謎多き古典を読む』(中公文庫,2000)も上梓(^_^;)
by middrinn (2018-11-06 19:51) 

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