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171130視たアニメ&読んだ本

「逆です。それがしは普通で、他の日本人が狂っておる。」「紹介いたそう。峰不二子ちゃん。つまり、
それがしのガールフレンドで。」____φ( ̄^ ̄ )メモメモ 以上は、1971年に放送された旧ルパンの第五話
「十三代目五ヱ門登場」での台詞(^_^;) 本作が「ルパン三世ベストセレクション」の第3位ねぇ(@_@)

【読んだ本】

丸谷才一&木村尚三郎&山崎正和『「鼎談書評」三人で本を読む』(文藝春秋,1985)所蔵本

体調がメチャ悪いため、頂戴したコメントを拝読して思い出した本書を、既読だけど流し読み(^_^;)
書評を載せてこなかった文藝春秋誌が始めた鼎談書評、その体験者によると、「対談書評というのは、
やっている方はひどく疲れる。ある点について対談者が同じぐらいの知識を持っていることは少ない
から、どうしても片方が語り、片方は聞き役になる。聞いている間も気が抜けない。それやこれやで
かなりまいるものであった。/ところが鼎談は気が楽だ。ほっと一息いれて、適当な発言場所がくる
まで待つことができる。他の二人の話に耳をかたむけていることができる。」(渡部昇一「鼎談書評」
同『古語俗解』[文藝春秋,1983]所収)由(^^) 読む側も、一人の手による書評よりも、三人の方が
複眼的多角的な批評となるから、読み応えも当然あるよね(^^) 知識・教養もセンスも欠如した三人が
集まったのもあるけどさ(+_+) その点、本書は文藝春秋読者賞も受賞した好評連載を纏めた一冊(^^)
所蔵(←恥!)してるのを確認したら、表紙、背、奥付と書名&副題が全てバラバラなのに気付いた
ベストセラーのホイチョイ・プロダクション『見栄講座』(小学館,1983)を採り上げた回もあって、
「木村 丸谷さんはいま、非難しようとは思わないとおっしゃいましたが、私は声を大にしてこの本
を非難したい。(笑)/まず第一に、私はいままでフランスでも日本でもレストランに行くと、まず
キールを、それからボージョレーを注文していたんです。(笑)/山崎 まさに『見栄講座』のすす
めてあるとおりですね。(笑)/木村 そうです。ところがこの本が出てから、私はキールもボージョ
レーも注文できなくなった。(笑)・・・」という件は、何回読んでも爆笑する(^_^;) と、そこで、
思い出したことが(..) 小学生の頃にFМで聴いて気に入った曲があって、大昔の話ゆえ、カラヤン&
ベルリンフィルのカセットテープを購入し、その後、中学か高校の頃にはソニーがCDを開発・発売
したので、早速CDでもソレを買い求めたほど(^_^;) 他人から好きな曲を訊かれれば、ソレを即答
してたけど、今やミーハーと誤解されそうで口にすることもできなくなったぞ、のだめの所為で(-"-)

ずっと寒気(時々熱っぽいけど熱はナシ)がする一方、指先は汗で湿っぽく、身体が超ダルい(+_+)
コメント(24) 

171129読んだ本

暖かさにマイケルも階段で日向ぼっこしてたので写真を撮ってから撫でると気持ち良さそ~な感じ(^^)
が、切り上げて立ち去ろうとしてもマイケルは無反応で、何度か振り返っても一瞥すらしてくれぬ(;_;)
猫さんの気持ちは解からぬ(..) 体調も気分も良くない一日も猫さんを愛でられたことが救いかな(^_^;)

【読んだ本】

杉本苑子『続今昔物語ふぁんたじあ』(講談社文庫,1978)所蔵本

「銅の精」と「笛を砕く」の2篇を読んだ(^^) 何度か商売を変えてみたりしたけど芽は出ず、ついに
無一文となってしまった弥源太と松若は、空きっ腹をかかえつつ一夜をしのぐために、見つけた穴に
入って、ウトウトしかけたところ、同様に行きくれた旅人が一人、穴に入ってきて、先客の二人には
気付くことなく、「神様がおいでなら、お宿をお借りした罪を御許し下さいまし、お供え物をいたし
ますから」と、餅を置いたので、弥源太はソレを盗って松若とともに音もたてずに食べてしまう^_^;
置いたはずの餅が無くなって驚いてる旅人の顔を弥源太が冷やっこい手で撫でたものだから、旅人は
悲鳴を上げて飛び出して行ってしまったので、残された布包みを開けると、餅、着替え、銭の他に、
金目になりそうな銅鑼も入っていた・・・その後の弥源太の悪知恵をフーンと思いながら読了(^_^;)
次の「笛を吹く」は説話風の小品(^^) 法家の出で検非違使庁に勤める中原夏雄は手堅いまじめな男と
評価され順当に昇進してきたのに、新たに上司となった徳大寺公実によって昇進を妨げられるように
なったのは、妻の綾児が好色男と評判の公実の元カノだったから(゚o゚;) 今日も重~い足取りで登庁
しようとしたら、行く手にトラブルが起きてる様子なので、人垣の後ろから覗いてみると、落し物を
届けた餅売りに対し、御礼をしたくないからか持ち主は金の粒が一つ減ってると難癖をつけて盗っ人
呼ばわりしていた・・・杉本苑子にしては珍しくホっとする結末に終わり、良かった、良かった(^^)

引退会見中に着信音を鳴らす不作法を非難する声もあるので、この社会も捨てたものではないかと(..)
タグ:小説 歴史
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171128読んだ本

ジョウビタキが庭に来てた由(^^) エナガを見てみたいな(..) 欲を言えば、小首を傾げた姿のを(^_^;)

【読んだ本】

駒田信二『女は強く男も強い物語』(徳間文庫,1981)所蔵本

本書は「雲の上のはなし(『如意君伝』より)」と「雲の下のはなし(『痴婆子伝』より)」の2篇
から構成されているが、前者を読了(^^) 元は週刊文春に連載された読物で、毎回その「・・・半分を
余談に使っている点・・・」(「文庫版あとがき」)が特色だが、ソレは「白話」(口語)の短篇小説
では「本話」の前に必ず「入話」という、言わば(落語などでの)「まくら」が置かれていることに
倣った由^_^; さて、『如意君伝』とは「これは明代に書かれた文言(漢文)の風流小説で、[中国
史上唯一の女帝となった唐の]則天武后と薛敖曹(如意君)との淫行の次第を述べたもの・・・」^_^;
例の道鏡説話も民間で語り継がれていく過程で『如意君伝』が取り入れられたことは「・・・十分に
あり得ることである。」とし、『如意君伝』が江戸時代に国学者の手で翻案されたのが『花の幸』との
高橋鉄の指摘を引くけど、どうかな(@_@) 「・・・巨陽と巨陰・・・」ゆえ、満たされることのない
人生を送ってきた2人が結ばれるんだけど、「薛敖曹が宮中に召されて武后との大快戦がはじまるのは、
・・・延載二年(六九五)で、このとき武后は七十二歳、薛敖曹は三十三歳であった。」とは(゚ロ゚;)
さてさて、その内容は、エロとはいっても漢文の訓読だし、むしろ艶笑譚に近いんじゃないかしら^_^;
中でも、大爆笑した件は、夏の夜に清風閣で眠ってた武后を見て、催して挑みかかった薛敖曹に対し、
武后が「君命を俟[ま]たずして深く禁閨に入る。汝、何の罪に当るや」と専制君主らしく叱責すると
薛敖曹が「微臣、死を冒して鴻門に入る。惟[ただ]、主に忠ならんことを思うのみ」と答えたから、
武后も「大いに笑・・・」ったとあるけど、小生も思わず「樊噲かよ!?」とツッコミを入れ大爆笑^_^;
鴻門の会で項羽(厳密には、項羽の従弟の項荘だが)によって殺されそうな主君・劉邦の身を案じて
乱入した樊噲は、たしかに劉邦の家臣団の中では「微臣」だしね(^_^;) 他にも、論語の有名な文句を
もじるなど、痴というより知的な文章^_^; とはいえ、現時点では再読する気は起こらないけどさ^_^;
なお、薛敖曹のことは、駒田信二『中国妖姫伝』(講談社文庫,1979)は「稗史には」云々として紹介
しているが、駒田信二(著)村上豊(絵)『中国妖女伝』(旺文社文庫,1985)には出てこないし、
守屋洋『中国皇帝列伝《創業篇》』(徳間文庫,1985)「唐の則天武后 武照」も同様_φ( ̄^ ̄ )メモメモ

朝日の朝刊多摩版の「矯正研究所本庁」は、正しくは「矯正研修所」だし、「本庁」とは言わぬ(-"-)
タグ:小説 中国 歴史
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171127読んだ本

旅のブログではなく食べ物のブログだったとはね(゚o゚;) 某ブログ主は男性と思ってたら、どうも女性
らしいことに最近になって気付いた時も吃驚仰天したぞ( ̄□ ̄;)本人には絶対に言えない(^_^;)

【読んだ本】

杉本苑子『続今昔物語ふぁんたじあ』(講談社文庫,1978)所蔵本

「榎屋敷の女」を読んだ(^^) 左大臣家の邸内警固のために信濃から京へ出てきた在郷武者の小次郎、
休暇を与えられ洛中見物に出かけて見掛けた美女に一目惚れし、榎の大納言と言われる藤原隆房卿の
屋敷に入って行くまでつけてしまった^_^; 三月が経ち、左大臣家に群盗が押し入り、仲間とともに
応戦した小次郎だが、賊どもは火を放ち、什宝を運び出し始めたので・・・可もなく不可もなし(..)
続けて「狩人と僧」も読了(^^) 妙楽寺の住職覚浄のもとに「老母の阿児矢が鬼になりました!」と
猟師の竜若が真夜中にやってきた(゚o゚;) 一緒に竜若の家へ駆けつけると、竜若の兄で猟師の虎若が、
母は死んだ、と言う(T_T) 鬼になって兄弟に襲い掛かって来たので、寝所に閉じ込め、戸を抑えて
いたが、声がしなくなったので、こわごわ戸を引き開けてみると、大量に血を流して息絶えてた由、
覚浄は事の経緯を始めから聴くが・・・苑子タン、お主は心底ワルよのぉ~ψ(*`ー´)ψヶヶヶ...

駅ビル地下の金券ショップで先週より1円安くなった1枚48円で無地の年賀ハガキ購入(..)
タグ:小説 歴史
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171126読んだ本

寝不足なので、いつもより30分早く消灯したら、30分早く目が覚めた(ノ ̄皿 ̄)ノナンデヤネン!┫:・’
日曜ゆえ向かいの家のリフォーム工事も休みと思い、カーテン開けてたら、何故か来たから、今日も
2階は陽光を採り入れられなくて、気温18度はあったのに家の中が寒い(+_+) 夏は簾で対処できた(..)

【読んだ本】

宮崎市定『水滸伝~虚構のなかの史実』(中公文庫,1993)所蔵本

その後、第二章から第九章、そして「あとがき」と礪波護による「解説」も読んで、本書も読了(^^)
碩学による好著としか言いようがない、マル(^_^;) 水滸伝に登場する人物やあまり登場しない人物が
実際にはどうだったかとか、水滸伝の記述から実際の宋代の歴史・制度・民情等を解説してたりして、
メチャ面白かったよ(^^) 本書の白眉は、宮崎市定自身が自負してるように、宋江二人説を提唱した
「第二章 二人の宋江」だろうね(^^) 官から追われ梁山泊に立て籠もった108人の豪傑の頭領宋江が、
後に朝廷の招きに応じて帰順し、梁山泊集団が一転して官軍となって方臘を討伐するという水滸伝の
筋書きは歴史的事実に基づいているとされてたけど、宋朝に反乱を起こした宋江と、宋朝による方臘
討伐軍に参加した将軍・宋江とは、実は別人であることを本書が論証していく過程には知的興奮(^^)
宮崎市定の宋江二人説は、既読の佐竹靖彦『梁山泊~水滸伝・108人の豪傑たち』(中公新書,1992)
でも紹介されていたけど、あまり印象に残ってなかった(..) 小生の記憶力の問題かもしれないけど、
いわば〈まとめサイト〉より〈一次情報〉に当たるべきで、〈原典〉の持つ面白さを味わうべし(^^)
ちなみに、同書の当該箇所や本書と関連する箇所を再読してみると、同書も充分に面白かったから、
やはり読む順番の問題と確認(^^) 新しい本さえ読めばいい、というわけではないのさ( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

依然エンジンに火が点かず、あと数日しかない(..) 諦めモードに入りつつある(+_+)
タグ:歴史
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171125読んだ本&買った本

見識を疑うよ(@_@;) だってさ、ル・コルビュジエ(8/27)、フランク・ロイド・ライト(4/9)、
ミース・ファン・デル・ローエ(8/17)らは載ってるんだけど、ブルーノ・タウト(12/24)まで
載せておきながら、ヴァルター・グロピウス(7/5)が載ってないんだからねヒィィィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

【買った本&読んだ本】

芸術新潮2017年12月号

一割引きで買って来たけど、今月号は付録あり(^^) 特集の「これだけは見ておきたい2018年美術展
ベスト25」は、2017年12月から2018年11月に開催予定の目ぼしい美術展を各月ごとに紹介してる(^^)
「1冊で12号分おいしい」なる惹句が付いてるけど、来年の1~11月号の各特集は、ここで取り上げた
各美術展になるということか^_^; この特集には「コラム」も付いてるけど、月ごとの各美術展の紹介
記事自体がそんなに分量が多くないから、コラムみたいで読み易い(^^) 2月に出てる「コレクター、
ビュールレ氏の人生すごろく」は、何度も贋作を掴まされたり、ナチスによる略奪美術品として返却
を命ぜられたり、更には盗まれたりと凄すぎ( ̄◇ ̄;) 1月の仁和寺の薬師如来坐像、像高11.8cmで
「最小の国宝仏」と紹介されてるけど、実物大写真を見ると可愛い(^^) なお、今月号の別冊付録が
「芸新手帳2018」なる冊子で、その内容は「カレンダー」と「全国主要美術館・博物館リスト」^_^;
後者は開催予定の企画展・特別展その他の情報も記載されていて、前者には芸術家(?)の生没年が、
その没した日に載ってるんだけど、その人選が全く解らぬ(@_@) 藤原定家(8/20)なんか選びながら、
松尾芭蕉(10/12)が載ってないし(与謝蕪村は12/25に載せてるのにね)、日本人建築家は丹下健三
(3/22)とともに黒川紀章(10/12)を選びながら、前川國男(6/26)を落とすかね(゚ロ゚;) 中国から
蘇東坡(蘇軾7/28)、黄庭堅(9/30)、張大千(4/2)の3人だけとは、没した日が不明な文人が多い
からだろうけど、この3人しかチョイスできないのはチト不思議(@_@;) 全ての日が埋まってるわけ
ではなく、7月なんて31日中18日が誰の名前も載ってないわけだし(@_@) 本誌に戻ると、インタビュー
連載「原田マハ、美のパイオニアに会いに行く」で、〈鈴木[郷史(ポーラのトップで、ポーラ美術
振興財団理事長)] ・・・正直、先代の印象派のコレクションには、20代の頃は興味なかった。
「会社の経営者って、こういうのが好きだよね」って。/原田 バッサリ切りましたね(笑)。〉の
件は笑った^_^; 細野不二彦『ギャラリーフェイク』の「窓際の番人」に登場した「北白川」の台詞
じゃないけどさ、経営者に限らず、日本の年齢が高~い世代は、「十年一日のごとく、印象派一辺倒」
だったよねぇ^_^; 最近になって変ってきたけど(^^) 今夜は『ギャラリーフェイク』でも読もっと(^^)

眠い、寒い、マジでヤバい(+_+)
タグ:建築 アート
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171124読んだ本&買った本

ローカルネタだが、1年前の今日は東京に雪が降り(54年ぶり)、小生の地域は大雪注意報( ̄◇ ̄;)
1年前は36歳かぁ・・・1年で2歳も年とっちゃったよ(+_+) 腹筋&腕立てをサボってるからなぁ(..)
甘い物は少し控えないと・・・と思いつつ、東海寿「小倉トーストラングドシャ」__φ( ̄^ ̄ )メモメモ

【読んだ本】

杉本苑子『続今昔物語ふぁんたじあ』(講談社文庫,1978)所蔵本

「碁仙人」を読んだが、小生好みの短篇だったな(^^) 宇多天皇は、碁、しかも、賭け碁が大好きで、
廷臣たちを誘っては盤を囲み、その大事な品々を召し上げてしまうものだから、ついには廷臣たちも
逃げ回るようになったけど、新しく宮中に召し抱えられた殿上法師(帝らの玉体安穏を修する僧)の
寛蓮という老僧が碁の達人で、宇多天皇から十局のうち七局は勝ちをとるほどの腕前なものだから、
宇多天皇も宝物珍品を次々と寛蓮に取られてしまうようになっちゃった(^_^;) この事態を苦々しく
見てたのが太政大臣藤原基経だけど、宇多天皇は子供の頃に老人達から「基経はたいへんな碁打ちで、
碁仙とでも申しましょうか」と言われた記憶があるので、本人に確かめたり碁に誘ったりしてみるも、
「勝負事は嫌いだし、碁石など生まれてから持ったこともありません」とむきになって否定(@_@;)
むしろ基経は若い殿上人達をけしかけて勝った寛蓮から賭け物を無理矢理に奪おうとしたりする^_^;
宇多天皇が「誰に碁を習ったのか?」と訊ねると、寛蓮は「仙人からの直伝で、碁仙に遇って、習得
したのでござる」と答えて、世にも不思議な物語を語り始めた・・・が、その話は知ってたよ(^_^;)
百目鬼恭三郎『奇談の時代』(朝日文庫,1981)「人異篇 第一 9 術の三」で読んだ今昔物語の話で、
その「いささか尾籠」な話=艶笑譚が知りた~いという方は「今昔物語 道範 外法」等で検索ね^_^;
ただ、この「碁仙人」という作品は、その話の後に更に別の話へと展開してて、ネタバレになるから
書かないけど、ソレまた元ネタは今昔物語であることは、百目鬼・前掲書の「人異篇 第一 10 名人」
で紹介されていたことに気付いた^_^; ついでにネットで色々と検索したら、大商大の紀要と思しき
増田忠彦「資料にみえる 碁の上手たち(江戸時代以前の碁打ちたち)という論文も_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
両元ネタとも杉本苑子は少々アレンジしてるけど、この伏線には何か根拠(史実)があるのかな^_^;

【買った本】

ネルソン・デミル『ゴールド・コースト』上(文春文庫,1994)

「発送は注文確定後3日から4日程度を要す場合が」と書いてあったし、「お届け予定日」も11月26日
から12月2日と表示されてたから、今日届いたのは早い方なんだろうけど、注文したの18日だから^_^;
夜になると5000円台に跳ね上がる謎の価格設定だけど、ギフト券202円分を使って354円でゲット^_^;
「良い」のはずだが「可」に近い状態で、コレで556円~5000円台は・・・(@_@) なお、付いてた帯に
「江國滋氏絶賛!/この小説の不思議な魅力を、ひとことで表現する能力を、/私は持ち合わせて
いない。が、おもしろいものはおもしろいのだ。」(^_^;) 血眼になって探してた本ゲットで満足(^^)

電気行火やめたら痒み消えたが7時間でも眠いし鼻やはり風邪か(+_+) ダグザ中佐とギルボアさん(T_T)
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171123視たアニメ(ネタバレ)&読んだ本

ルパンからガールズ&パンツァー秋山優花里へと伝統は受け継・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;未成年は喫煙禁止!

【視たアニメ(ネタバレ)&読んだ本】

何度も視聴したことある1971年の旧ルパン第四話「脱獄のチャンスは一度」を録画で丁寧に鑑賞(^^)
日本テレビの「ルパン三世ベストセレクション」の第4位に選出されたのも納得の名作だったね(^^)
黒姫刑務所での死刑執行20分前、教誨を終え立ち去ろうとする和尚(次元の変装)に対し、独居房の
ルパンが「和尚、タバコくれよぉ」と声を掛け、銭形警部も許可したので、和尚=次元からタバコを
咥えさせてもらって火を点けてもらうシーンの〈意味〉に初めて気づいたよ(^_^;) 読み解くための
補助線となったのは、庄司薫の名作『白鳥の歌なんか聞えない』(中公文庫,1973)で、物知りで凄く
頭もいいが何となくトボケたところがあって面白い友人・横田と主人公・薫との会話シーンだった(^^)
「じゃこれはどうだ。またまた問題の十九歳の少年Aがね、人生に絶望して四畳半のアパートの一室で
ガス自殺をはかったんだ。そしてガス栓をひねって、ガスがそろそろ部屋にいっぱいになってきて、
さあいよいよ死ぬなと思ったところで、彼は最後のタバコを吸おうと考えた。そしてマッチをすったら、
とたんにボンといってアパートじゅうふっとんで、ところが彼は奇蹟的にも軽いやけどで助かった。」
/「ははあ。」/「おかしいだろう?」/「え?」/「あなたはニブイなあ。最後のタバコってところ
がいいんだよ。安田トリデ落城の時の学生の手記にもあったけれど、帝国陸軍以来の伝統なんだよ。」
とあるように、東大安田講堂に立て籠もった「学生」や旧ルパン製作スタッフ達には死を覚悟しての
〈最後の一服〉という「帝国陸軍以来の伝統」が生きていたことを読み取ったわけさ( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚
気になるのは第四話のラストで、まんまと脱獄に成功したルパンだが、お宝を隠してた森は整地され、
ダイナマイトによる爆破でお宝(小判)は吹き飛ばされてしまうという事態に呆然とした後、次元に
タバコを咥えさせ、火を点けてあげてから、「御仏の慈悲だ」という一言を呟き、2人は大笑いして、
エンディングを迎えてた(@_@) 死刑直前のタバコのシーンとのコントラストで良いエンディングだが、
死刑直前のタバコに込められた〈最後の一服〉という含意がボカされ薄れてしまった嫌いが(@_@;)
生まれる前に放送された昔のアニメ作品でもDVD等で視聴できる便利な時代にはなったけれど、作品を
コンテクストに絡めて解釈・鑑賞できる知識教養がないと上っ面だけの作品理解になりがちなだけに、
あのラストだと、死刑直前の一服が何を示唆・表現しているのか気付くことなくスルーされそう(..)
旧ルパンに「宮崎駿は参加していないのですが、宮崎のテイストが感じられるエピソードや絵柄も多く、
宮崎の方が影響を受けているのかも?」というトンチンカンなことを堂々と書くブロガーもいるし^_^;

昨夜は布団に入ると両足指先がシモヤケで痛痒くなり全く眠れず(+_+) 鼻づまりに唇腫れは風邪?
タグ:アニメ 小説
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171122読んだ本

「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」風に今年発売の話題の本を取り上げてやるよ( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

お時間のある方は、次の文章をお読み頂きたい(^^)

  十月の中旬、新田義貞は、恒良・尊良を奉じて叡山から北陸へのがれようとするが、このとき
  かれは、近江からかれの目ざす越前敦賀へ通ずる七里半越(古代の愛発関)がすでに斯波軍に
  ふさがれたと聞いて、はるか東北方を迂回して木芽峠を越えた。新田軍はここで例年にない
  寒気に加えて、猛吹雪にあい、凍死者・脱落者続出の惨苦をなめて、ようやく敦賀に着いた。/
  これは『太平記』の記述であって、陰暦十月の下旬、わずか六百メートル余の木芽峠での凍死
  には、虚構の疑いがありそうだが、気候七百年周期説を唱える人文地理学者、西岡秀雄氏は
  『寒暖の歴史』の中でこの点について、つぎのような興味深い研究を発表している。長野県木曽
  御料林のヒノキの年輪成長曲線の示すところによれば、延元元年(一三三六)は前後の十数年に
  比してももっともヒノキの成長の悪かった年である。したがって『太平記』の記事は支持できる
  というのである。

内容も語り口も歴史研究の面白さが存分に伝わってくる歴史叙述だよね(^^) では、次の文章は如何?

  そもそも南北朝時代自体が、恒常的に異常気象が発生する時代だったらしい。古くから
  知られているところでは、建武三年(一三三六)は異常に寒冷な年であった。『太平記』には、
  同年一〇月中旬に比叡山から北陸へ逃れた新田義貞が越前国木ノ芽峠を越えたとき、季節外れの
  猛吹雪に遭って多数の凍死者を出したことが描写されている。この年が非常に寒かったことは、
  長野県木曽地方のヒノキの年輪成長曲線の調査からも裏づけられる。

先の引用文を読んでなければ、へぇ~へぇ~と感心しながら読めたのかもしれないけど、正直な話、
炭酸の抜けたコーラのようにしか感じないのは小生だけかしら(^_^;) 後の方の文章は絶賛発売中の
亀田俊和『観応の擾乱~室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』(中公新書,2017)で、
佐藤進一『日本の歴史9 南北朝の動乱』(中公文庫,1974)から、最初の方の文章は引用した(^^)

「随分と古い本ばかりのようですが」と評されちゃった拙ブログでも何度か取り上げてきた、
佐藤進一の『南北朝の動乱』、その単行本の刊行は1965年で、もう半世紀前なんだよ(゚o゚;)
でも、今年発売の亀田俊和の『観応の擾乱』と比べて、どちらの叙述が魅力的かしら(^_^;)

佐藤進一の『南北朝の動乱』は、2005年に改版が出て、巻末に新たに付された「解説」で、
森茂暁が次のように書いてるよ(^^)

  私も、これまでにこの本を何度繰り返し読んだかわからない。だいたい本というものは
  何十年か経つと古臭くなり読むに耐えなくなるものだが、佐藤氏のこの本に限っていうと、
  それが全くない。

拙ブログで何度か取り上げた『南北朝の動乱』は「全く」「古臭くな」いと専門家も太鼓判(^^)v

読売新聞の2015年11月8日の朝刊でも、やはり専門家の清水克行が「マイベスト日本中世史」として、

  南北朝時代史では、いまだこれを超える本は現れていない。

と佐藤進一の『南北朝の動乱』を絶賛してたよ(^^)

亀田俊和『観応の擾乱』も佐藤進一『南北朝の動乱』が示した観応の擾乱の構図を批判する一方で、

  ・・・戦後の南北朝史研究の金字塔となり、現代も同分野の必読文献となっている
  佐藤進一『南北朝の動乱』(一九六五年)・・・

としてるのに、この「必読文献」すら読まずに『観応の擾乱』を絶賛してるレヴューの多いこと^_^;

「必読文献」と言えば、亀田俊和は『観応の擾乱』の「あとがき」で

  ・・・観応の擾乱に関しては、やはり本書が今後の必読文献になることができればと考えている。

と書くけど、先の両引用文を読み比べると、「必読文献」となりうるだけの叙述力が無いかな^_^;

さて、もう一度、両者を読み比べてほしい(^^) 両引用文には重要な違いがあるのに気付いたかな^_^;

佐藤進一の『南北朝の動乱』は、

  ・・・西岡秀雄氏は『寒暖の歴史』の中で・・・つぎのような興味深い研究を発表している。

と自らが拠り所とした先行研究の研究者名と文献名をきちんと明記し、興味深い「研究」と表現(^^)

ところが、亀田俊和の『観応の擾乱』は、

  この年が非常に寒かったことは、長野県木曽地方のヒノキの年輪成長曲線の調査からも
  裏づけられる。

西岡秀雄の名前も著作も全く出てないけど、それは、実はこの本文(引用箇所)だけでなく、
『観応の擾乱』巻末の「主要参考文献」にも、西岡秀雄の著作は挙げられていないぞ(゚ロ゚;)エェッ!?
西岡秀雄の「研究」や著作を知らず、また佐藤進一の『南北朝の動乱』を読んでない人たちは、
この「長野県木曽地方のヒノキの年輪成長曲線の調査」をしたのは亀田俊和だと誤解しそうな
書き方になってて、亀田俊和は他人の研究業績・成果をパクっていると批判されかねんぞ(-"-)

細かいことのようだが、亀田俊和は西岡秀雄の「研究」を「調査」と軽視した表現を用いてて、
その何様な上から目線も『観応の擾乱』の各所で見受けられる先行研究を軽視する姿勢の現れ(-"-)
ちなみに、拙ブログの「170826読んだ本」で『観応の擾乱』について、

  先学や先行研究の扱いが酷くて、特に、ある先学の著作を誤読してるらしく、誤った引用に
  よって、その著作に対する印象操作を行ない、不当に貶めるレッテル貼りをしている件・・・

と書いたのは、上記の箇所ではないからね^_^; つまり、ココだけじゃないということ(-"-)

亀田俊和は「本書が今後の必読文献になることができれば」と「あとがき」で願望してたけど、
他人の先行研究を粗略に扱いながら自分のは「必読」の先行研究として尊重しろとは厚顔^_^;

公平を期すと、「170817読んだ本」で亀田俊和の『南朝の真実~忠臣という幻想』(吉川弘文館
歴史文化ライブラリー,2014)を取り上げた際に「・・・亀田俊和は良心的な研究者なんだなぁと
メチャ好感(^^)」と書いているし、「170826読んだ本」では「色々と教わる点があり、しかも、
従来の定説を次々と否定し覆す野心作だった(^^)」と『観応の擾乱』を評価もしてるからね(^^)

ただ、『南朝の真実』に関しては「170816読んだ本」と「170817読んだ本」で疑問点を書いたけど、
「170826読んだ本」でも指摘したように『観応の擾乱』にも通じていて、いずれ後日書く予定(^^)

新刊本を好意的に紹介してるブログに気を遣って「古い本ばかり」取り上げ(批判して)るのかも^_^;
タグ:歴史
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171121読んだ本

全出品者が9900円前後の中、5095円の出品にラッキーと思った途端、18401円に値上げされた(゚ロ゚;)エェッ!?
先週末注文の文庫本も日中は559円まで下がるのに夜には5000円台に跳ね上がるという謎の価格設定(@_@)

【読んだ本】

杉本苑子『続今昔物語ふぁんたじあ』(講談社文庫,1978)所蔵本

「婢女」という一篇を読んだ(^^) 井戸掘りの現場で見つかった銀製の碗に少し銀を加えて作られた
堤子[ひさげ]を盗んだのは葛城という名の婢女だと九歳になる姫1人が疑っているけど確証はなく、
検非違使の尉を務める主人は群盗に斬り殺され、その服葬の最中に失火から屋敷はまる焼けとなり、
北ノ方と姫の母子は親類宅を転々とするも、奉公人も散り散りとなったのに葛城だけは踏み留まり、
母子の世話をし続けた・・・サイテー(+_+) 救いようのないストーリーで、杉本苑子はドSか(^_^;)
『今昔物語ふぁんたじあ』(講談社文庫,1978)の「待ちぼうけ」(「171022読んだ本&買った本」&
「171119読んだ本」)に登場する陰陽師の慈岳川人、百目鬼恭三郎『奇談の時代』(朝日文庫,1981)
の「人異篇 第一 6 占験」にも登場していたから補足しておく(^^) 滋岳川人[ママ]の書いた古い
勘文の中に、貞観以後の壬午の年に聖人が生まれるだろうとあり、藤原師実がちょうどその干支年に
生まれており、勘文の予言が当たったと人々が賞讃する中、師実の政敵である白河法皇は「その勘文
には、なにがしの年に平地が九丈も埋まる大水が出ようと書いてあるが、その年に水は出なかった
ではないか。だからそんな勘文は信用できない」と言ったと、『続古事談』には載っている由(^_^;) 
後拾遺和歌集は白河天皇、金葉和歌集は白河院と、歌に熱心でないのに2度も勅撰集を編むよう命じた
わけだが、後拾遺集は歌壇の長老・源経信をさしおいて、独撰するだけの手腕力量もない藤原通俊を
撰者としたし、金葉集は順当に源俊頼(経信の子)を撰者とするも、「天治元年(一一二四)に奏覧
した初度本は貫之ら三代集歌人を重視しすぎていたということで返却され、二度本を作りなおし、
二度本の精撰本を翌年に奏上したが、三代集歌人を無視しすぎたために再び返却。翌々年の大治元年
(一一二六)に三奏本を作り奏上、やっと受納された。」(片桐洋一『歌枕 歌ことば辞典 増訂版』
[笠間書院,1999])といった具合で、その権力者としてのやりたい放題ぶりが目に余るぞ( ̄ヘ ̄; )

疲れちゃったよ(+_+)
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