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180207読んだ本&買った本

「王子様っていうのはね 〝一番自分を大切にしてくれる人〟のこと 〝一番自分が好きな人〟じゃなく
てね だって 恋も愛もいつか冷めるもの 〝きらいじゃないわ〟ぐらいがちょうどいいのよ」などと、
西炯子『姉の結婚②』(小学館フラワーコミックスα,2011)にあった(^_^;) 山を越えてコンビニまで
歩いて行ってみたけど、未だに雪がとけていないところがあった(@_@;) 冬季に日照の悪い場所が一目
瞭然なわけで、不動産を買う予定の人はこーゆー時期にこそチェックすべきなんじゃないかしら(@_@)

【買った本&読んだ本】

正徹(小川剛生・訳注)『正徹物語』(角川ソフィア文庫,2011)
山田芳裕『へうげもの』25(講談社モーニング,2018)

クロネコヤマトが別の営業所に誤送した上に、意趣返しのつもりか通常より1日遅れで届いた(-ω-、)
ともに新品で、他に3冊予約してて、計5冊4552円をポイント投入して2258円(´・_・`) 『正徹物語』は
ネットで古本を安く買えたんだけど、新品購入なんて慣れないことしたせいか、届いたばかりなのに
落として表紙カヴァーを破いちゃったよ(ノ_-;)ハア… 正徹は室町時代の歌人で本書は歌論書なんだけど、
正徹は藤原定家の信者なんだよね(^_^;) だから、本書の第1段(現代語訳)は次のように始まるの^_^;

   和歌の道に身を置きながら定家を軽んずるような連中には、道の神の加護は絶対にないし、
   罰を受けるに違いない。

藤原定家の歌で好きなのは1首ぐらいしかないと書いてたみどりん、早速「罰を受け」ちゃったのか^_^;
巻末の「解説」には次のようにある(@_@)

   時の歌壇では室町幕府将軍に信任された飛鳥井家と、これを擁する二条派が大勢を占めていた。
   冷泉家に師礼を取った正徹は足利義教に嫌悪され、勅撰和歌集(新続古今集)への入集を拒否
   されるなど不遇の一時期もあったが、一方で有力守護大名に知己も多く、比較的安定した生涯
   を送ることができた。しかし何よりも求心力が低下した歌道家を尻目に、党派にとらわれず
   旺盛な作家活動を展開したことが重要で、プロ歌人の嚆矢と称してもよい。  

実作者としては「党派にとらわれ」てなかったかもしれないけど、この歌論書は党派臭プンプン^_^;
上記の当時の歌壇の勢力関係を頭に入れてから、次の第10段(現代語訳)を御覧あれ(^_^;)

   飛鳥井家の先祖の雅経は、新古今集の五人の撰者の中に入りましたが、その頃は全くの若輩で
   あったので、ただ名を列ねたというだけである。・・・
   
この段に関しては流石の本書も補注8で次のように指摘せざるを得なかった^_^;

   永享五年(一四三三)新続古今集の下命に際し、冷泉家をさしおき飛鳥井家が二百年ぶりに
   撰者となったことへの反撥があろう。・・・

こーゆーポジショントークが本書には溢れているから、思いっきり「党派にとらわれ」た歌論書^_^;
この段については、百目鬼恭三郎『新古今和歌集一夕話』(新潮社,1982)は次のように評してる(^^)

   室町前期の歌人正徹は、自派冷泉家の競争相手である二条家に近い飛鳥井家の祖、という
   ことで、雅経にはいい感情をもっていなかったらしく、「雅経は新古今の撰者の中に入った
   けれど、そのころはまだほんの若輩で、ただ頭数の中に入ったということだけだったろう」と
   こき下ろしている。しかし、年齢でいえば、撰者の一人だった源通具は雅経よりさらに一年下
   だった。通具が六条家に近かった父の通親の代理であったように、雅経は新風の中心だった
   [後鳥羽]院の代理として送りこまれたのではあるまいか。つまり、御子左家は定家、家隆、
   寂蓮の三人。六条家は有家、通具の二人。新風派は雅経一人、という人選である。

「年齢でいえば」云々もそうだけど、この訳注書より『新古今和歌集一夕話』の方が優れてる感(^^)
本書には「索引」の他に、「主要歌書解説」が巻末に付いているんだけどさ、ざっと眺めただけでも、
「主要」と限定されてるとはいえ漏れが多くてスカスカな代物^_^; 「脚注・補注に引用されている
主な歌学書・歌論書を五十音順に挙げた。」云々としているにもかかわらず、第109段の「脚注」4に
「源俊頼の俊頼髄脳に承和の帝(仁明天皇)が一本菊を愛しこれを承和(そわ)菊と呼んだとある。」
とあるのに、この有名な『俊頼髄脳』を入れなかった理由が、みどりんには分りませんなぁ(@_@;)

『へうげもの』は、この第25服で完結なのがありがたい^_^; 本巻は読んだら意外に面白かった(^_^;)

お優しい××様が某ブログ主の無知をさりげな~く指摘するコメントをされてた(^_^;)
タグ:和歌
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