So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

180430読んだ本&買った本

ブックオフの3日からのセールの下見が目的だったのに(ノ_-;)ハア… んにゃ、アノ悲劇を繰り返さぬよう
先んじたのよオホホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*) 些細なことだけど、昨日から最新記事のコメント数の表示が
実際の数より異常に少なく表示されるね(´・_・`) ブログ「また、つまらぬ物を読んでしまったorz」の
杉本苑子『引越し大名の笑い』へのアクセスが朝から何故か多くて、「引越し大名」「引っ越し大名」
「松平直矩」「ネタバレ」などの検索ワードがあるけど、ドラマ化・映画化でもするのかしら(@_@;)

【買った本&読んだ本】

森銑三(小出昌洋編)『新編 おらんだ正月』(岩波文庫,2003年)

今日もメチャ強風だったけど、歩いて山を越え谷を越えて、街へ行ってきたよp(・ω・*q) ブックオフの
セールの下見が目的だったけど、目ぼしいものは無かった(-ω-、) でも、本書を発見したよん(⌒~⌒)
冨山房百科文庫から「江戸時代の科学者達」という副題付きで出ていた時から安いのを探してたの(^^)
戦前に児童向けに書かれた列伝で、本書を貶す人はいないはず(^_^;) みなもと太郎の歴史ギャグ漫画
『風雲児たち』と比べることで満点評価としてないレヴュー見たけど、ラクビーとサッカーを比較する
如きナンセンスかと(^_^;) ついでに新版の「序」(昭和22年11月下旬とあるのにも要注目)を引くと、

    『おらんだ正月』は、江戸時代の科学者を中心に、それに同時代の地理学者、
    土木家、探検家などをも併せて、すべてで五十余人の人々の事蹟を、少年諸君
    のために、努めて平易に、少しでも興味深く読まれるようにと思って記述した
    私の旧著です。前版には副題を「日本の科学者達」として置きましたが正しくは
    「近世実学者叢伝」とでもした方がよかったかも知れません。しかし実学という
    言葉は、今は行われていないので、使うことを避けたのでした。/・・・
    『おらんだ正月』一冊に収めた五十余人の人々は、志す方面こそ違え、何れも
    よい日本を、よい社会を造るために、まじめに真剣に努力した尊敬すべき人々
    だったということが出来ましょう。戦争によって一つの躓きをしたわが国を新しく
    建て直すためには、国民の全体が、まじめに真剣に、お互の携わるところに従って、
    その持場持場をしっかりと固めて行くより外には途がありますまい。その点に於て、
    本書の内の人々は、私たちに立派な手本を示されているといってよいのです。
    私の記述には、まだまだ到らぬ点が多いでしょうが、次の時代にわが国を背負って
    立つ少国民諸君が、本書を通して本書の内の人々に親しみを持ち、それらの人々から
    大いに学ぼうとして下さるなら、私としてはそれに越した悦びはありません。・・・
    /旧版の『おらんだ正月』は、私の著書の内では一般の歓迎を受けたものでしたが、
    どちらかというと、大人の読物となってしまっていたようでした。大人の人々を
    拒むわけではありませんけれども、実をいうと、私にはそれが不満でした。重ねて
    申して置きますが、本書は少年諸君を対象として、そのつもりで筆を執ったのです。
    ・・・

故に、読者対象ではない「大人」が本書を読んで、偉人伝のような点が残念とかレヴューしてる人も
小学校低学年向けの絵本に対して使われている漢字が少ないなどと不平を言うようなものかと(^_^;)

さて、値札は510円で美品とはいえ高い(ノ_-;)ハア… 3日まで待てば2割引だけど、セール初日はセドリ
が行列を作り、開店と同時にフロアへ走って、ブルドーザーのように棚ごと一気にカゴに放り込んで
しまうから、ヒヨドリさんに蹴散らされるスズメちゃんの如しみどりんは対抗できぬ(´;ω;`)ウッ…
だから、買っちゃったけど、アマゾンで調べたら、1000円以上するじゃんヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪

樋口芳麻呂『王朝の歌人10 後鳥羽院』(集英社,1985)
江崎俊平『名城伝説』(社会思想社教養文庫,1983)
N・ブランデル&R・ボア『ワールド・グレーティスト・シリーズ 世界怪奇実話集』(教養文庫,1988)
M・ガードナー『奇妙な論理 だまされやすさの研究』(教養文庫,1989)

『後鳥羽院』は汚れてて100円でもいい状態なのに300円で、他は100均(+_+) セールで計518円(´・_・`)

今日のクレジットカード決済の引き落としは来月じゃなく再来月になるといいな(´・_・`)
コメント(22) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

180429読んだ本

モモイロヒルザキツキミソウの鉢が満開だけど、庭の色んなところでも一輪ずつ咲いてるよ(〃'∇'〃)
これは風のお蔭かしら(⌒~⌒) でも、今日もまたメチャ強風で街へ出掛けるのは断念したぞ(ノ_-;)ハア…
ところで、「女郎花」、コレを読めるようになったのが、ここ数年なのはナイショだよ(〃'∇'〃)テヘペロ

【読んだ本】

正宗敦夫『金葉和歌集講義』(自治日報社,1968)所蔵本

    芦垣の 外[ほか]とは見れど 藤の花 にほひはわれを へだてざりけり

金葉集の春歌に入ってる「隣家ノ藤ノ花といへることをよめる」と詞書のある内大臣家越後の歌だけど、
本書には次のように解説されている(なお、引用歌の口語訳を補ったけど、奥村恆哉[校注]『新潮
日本古典集成 古今和歌集』[新潮社,1978]の頭注に拠った)(^^)

    一首の意は、垣は我を隔ててゐて外[そと]に藤の花は咲いてゐるが、其の匂ひは
    垣が有つても我を隔てはせず匂つて来るといふのである。藤の花の匂ひは今日の
    我々にはあまり感じられないが。昔の人は今人が香が無いと思ふ花にもよく匂ひを
    詠んでゐる。桜なぞは多く香[ママ]ひを詠んでゐる。もとより匂ひも有るが、
    古今集「春雨に匂へる色もあかなくに香[か]さへなつかし山吹の花」[春雨に
    洗われて映える色だけでも、尽きぬ趣をもつというのに、さらにその香りにまで
    心ひかれる、山吹の花だ。]とよみ、「女郎花ふき過ぎてくる秋風は目には見えねど
    香こそしるけれ」[女郎花を吹きすぎてくる秋風は、目には見えないけれど、香りが
    高いので、すぐにそれとわかる。]など詠んでゐる。かゝる花にも随分香が有る様に
    詠んでゐる。古人は今の人より鼻の感じがするどかつたのかも知れない。

そうなのかな( ̄◇ ̄;) となると、現代人は嗅覚が退化したということなのかしらん(@_@;)

昨夜TVでやってた映画を最後まで視ちゃったため、午後の読書タイムで10分ほど記憶が無い(-ω-、)
タグ:和歌
コメント(42) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

180428読んだ本

下ネタかもしらんが、楽天の期間限定くじ、1ポイントが50000本と当たり易かったから当たったけど、
同くじの「協賛」が「オカモトコンドームズ」( ̄◇ ̄;) 当たらないための商品を製造販売なのに^_^;
ブックオフのセールは3日~6日ですか_φ( ̄^ ̄ )メモメモ そろそろ下見しておいた方がいいかな(´・_・`)
目ぼしい本があれば、他の人に買われちゃダメよ、と呪いをかけてあげるわオホホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)

【読んだ本】

杉本苑子『西国巡拝記』(中公文庫,1980)所蔵本

「第二十六番 一乗寺」を読んだ(^^) 最寄駅(といっても寺までタクシーで40~50分とか)の「北条
――といえば、ここには近ごろ、若杉慧さんの紹介などもあって脚光をあび出した石仏群があるから、
一乗寺巡礼のかたがたは立ち寄って見てゆかれるのも面白いかもしれない。」由____φ( ̄^ ̄ )メモメモ

法華山一乗寺も(第二十五番の御嶽山播州清水寺と同様に)開基は法道仙人という伝説のインド僧^_^;
仏教伝来以前に、紫雲に乗って日本へ飛行してきたが、播磨に霊峰を見つけ、舞い降りて止住したのが
法華山の由(゚o゚;)

    持ちものといえば、一体の観音像と仏舎利と鉄の宝鉢のみ。おなかがすくとこの鉄鉢
    [てつぱつ]を飛ばして供養を乞うので、里人は彼を空[から]鉢仙人と愛称していた。
    ところがたまたま、瀬戸内海、高砂の沖を官米を満載した船が通りかかったので、
    仙人は得意の鉢をとばして法華山中に坐ったまま、「一飯、めぐんでくれやァい」/
    と、どなった。声のほうもスピーカーなみだったのだろう。船上の役人は、しかし、/
    「朝廷へおさめる税物だ。ひと粒だってやれるものか」/と、とりあわない。しかたなく
    回れ右して、鉄鉢はもどってきたが、その鉢のあとをしたって米俵までが、一俵のこらず
    山中へ飛んできてしまったから役人は肝をつぶした。庵室へやってきて謝罪したので、
    仙人は笑って又、米俵を船へもどしてやった。このとき、一俵だけ落ちたところが、
    印南郡の米堕[よねだ]村――いまの米田町で、むかしから富者が多いとされている。

こーゆー話、好き(〃'∇'〃) 勿論、この「・・・伝説そのものは周知の通り、同工異曲のエピソード
が信貴山縁起にのこされている。」と、杉本苑子タンはちゃんと付け加えているよん(⌒~⌒)

芸術新潮2016年4月号、特集は「出版戦国時代のモンスター べらんめえ国芳」だけどさ、第2特集は
「展示替えなし!巻替えなし! ノンストップで楽しむ国宝《信貴山縁起絵巻》展」だったのさ(^^)
近藤ようこ「今は昔《信貴山縁起絵巻》のこと」という啓蒙的な漫画も4頁載ってるし、山﨑長者巻、
延喜加持巻、尼公巻(←「日本絵画で現存する最古の猫」が描かれてるよ!)を紹介してて有益(^^)
その山﨑長者巻の内容は、

    金色に輝く鉢が突然、山崎長者の家の米倉を載せて飛んでいってしまった。鉢は
    信貴山の命蓮上人がお布施に貰うために長者の家に飛ばしたもの。長者はいつも
    鉢に米を入れて差し上げていたが、この日は忌々しくなって倉に放置していたのだ。
    長者の一行はあとを追って信貴山にゆき無事米俵を返してもらうのだが、
    その返却方法がまたぶっ飛んでいて・・・・・・。

この山﨑長者巻は、古本説話集や宇治拾遺物語の「信濃国聖ノ事」の話と同じ内容と推測されると、
近藤ようこの漫画は解説してるけど、やはり百目鬼恭三郎『奇談の時代』(朝日文庫,1981)の方が
文献調査が行き届いていて、本朝神仙伝の話(比良山の僧が琵琶湖の大津に入る船に鉢を飛ばして
托鉢をするのを習いとしてたが・・・)と、この山崎長者巻は、元は同じ話だろうとする説を紹介し、
更に命蓮上人について色々な考証を行なっている( ̄◇ ̄;) 百目鬼によれば、法力で鉢を飛ばす話は
沢山あるそうで、空飛ぶ円盤の目撃談の真相はコレだったりして(^_^;) ただ、百目鬼の次の指摘、

    飛鉢というのは、横着のようだが、托鉢のひまも惜しんで仏法の修行に励む、
    というところから生まれた話であろう。

ホンマかいな( ̄◇ ̄;)

今日のMXテレビ「西国三十三所 観音巡礼 祈りの旅」は第二十四番の紫雲山中山寺__φ( ̄^ ̄ )メモメモ
コメント(26) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

180427読んだ本

ハッピーターンとカールの味の違いが分からないみどりんとしては、芸能人格付けチェックの問題に
使えるんじゃないかしらと独りニヤニヤしておりますv( ̄∇ ̄)ヾ( ̄o ̄;)オイオイどっちが高級なんだ?
今日は新聞の一面を飾るようなビッグニュースが多すぎないかしら( ̄◇ ̄;) そんな状況を見越して
ドサクサ紛れに発表したっぽいのも^_^; 競馬やらないけど、スペシャルウィークの死は悲しい(;_;)

【読んだ本】

杉本苑子『西国巡拝記』(中公文庫,1980)所蔵本

「第二十五番 清水寺」を読んだ(^^) 「たいへんな山の中にある」由、芭蕉は「名月やどの山みても
みな低き」と詠んだらしい(^_^;) 開山はインド僧の法道仙人で「仏法が日本に渡来する以前に当山へ
やってきて、機会を待っていたという伝説上の人物」とか(^_^;) その後、色々とあるけど、やはり、

    ・・・やがて蝦夷を討って凱旋した彼[=坂上田村麻呂]は、邸を賜り、武官として
    京都に駐在することになる。このためふるさと清水寺の観世音を洛中に勧請し、
    地型のよく似た東山にお堂をたててお祀りしたというのが、音羽山清水寺の始まり
    なのである。/兵庫の清水寺の山号は御嶽山――。山中から流れ出る川を鴨川、
    その枝川を木津川とよぶなど、地名の上からも京都との類似点が多い。また現在も
    三木峠、不帰坂[このさか]へんに窯跡の残る立杭[たちくい]焼きの工人を、
    田村麻呂が京へつれて行ったのが、清水焼きの濫觴となったとも口碑には伝えられ
    ている。いわば京の清水寺は、御嶽山の後身であり、両者のあいだがらは兄弟に
    ひとしいわけだ。

ちなみに、「法道仙人が水神に祈って湧出した〝滾[こん]浄水〟と名づける霊泉」もある由(^_^;)

昼前からメールは届くもネット閲覧が出来なくなり、その後、ヤフーとソネットは開けるようになるも
それ以外がダメ(+_+) そんな状況が2時間近く続いたから、関連文献とか読み込む時間なかった(ノ_-;)ハア…

昨夜は多分6時間は寝たけど眠い(+_+) 今にも降りそうな曇り空だったから少しだけ歩いた(^_^;)
タグ:宗教 紀行
コメント(32) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

180426読んだ本

蜜柑の女王は「はるみ」らしいが、未完の女王は「しのぶ」( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚ はるみは静岡生まれだし、
hanamura様しか話が通じないかもしれんが、西村しのぶのことだよんv( ̄∇ ̄)ニヤッ 『サード・ガール』
『メディックス』『一緒に遭難したいひと』『RUSH』『SLIP』『ライン』『アルコール』
『砂とアイリス』と、刊行された単行本の長篇作品は『美紅・舞子』以外は全て未完だぞヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
このままじゃ、みどりん、首長竜に進化しちゃうよ(-ω-、) 読者登録が一人でもいるブログはもっと
更新しろや(ノ`m´)ノ ~┻━┻ (/o\) ミドリンヤメテー!! お昼は冷やし中華(^_^;) まだ4月なのに(´・_・`)

【読んだ本】

小林信彦『女優で観るか、監督を追うか~本音を申せば⑪』(文春文庫,2018)所蔵本

承前ではないけど、2014年7月分の続きを読んだ^_^; 先ずは「梅雨のなかの思い」('14.7.10号)で、

    今年のように雨が多くては、散歩もできない。/雨――というより豪雨、雷、竜巻、
    ひょうであり、ぼくの子供のころにはなかったものだ。東京で竜巻なんて信じられない。

という書き出しが気になる(@_@;) こないだの冬は異常に寒くて、2014年以来の大雪も降ったけど、
4年前も異常に寒かったと本書に ⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-02-10
となると、もしかして今年も「雨が多く」なり、「豪雨、雷、竜巻、ひょう」が・・・ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
もしかしてもしかすると、新古今和歌集とか好きなのは、循環史観に立ってるからだったりして(^_^;)

本篇は政治批判がメインになってるけど、それはさておいて、もう一つ気になったのが次の件(@_@;)

    ぼくの住む町は、バブル期以後、商店がしだいにシャッターを閉めて、空地が多くなり、
    たまに小さなアパートが建つぐらいである。腕時計が故障しても渋谷まで出なければ
    ならない。KOKUYOのメモパッドを買うのも渋谷だ。不自由きわまりない。

その町は都内(渋谷区のはず)なのに( ̄◇ ̄;) 「メモパッド」以外はウチの地元も変わらん(-ω-、)

「明白に危険な時期」('14.7.17号)は、前半は政権批判も、後半は第36回モスクワ国際映画祭で、
最優秀男優賞を浅野忠信が得、そして最優秀作品賞を得た熊切和嘉監督の「私の男」について(^^)

    モスクワの映画祭は、新藤兼人監督が一九六一年に「裸の島」でグランプリを得たので、
    日本人に親しいものとなった。新藤監督は「裸の十九才」、「生きたい」でもグランプリ
    を得ている。新藤さんのための賞みたいなところもあった。

この書き方がなんか可笑しかったけど、もしかしたら新藤兼人の政治的スタンスを踏まえた深読みを
すべきなのかしらね(@_@;) なお、本篇の最後には、俳優・斎藤晴彦の訃報が出ていたよ(-ω-、)

TOKIOのメンバーは最初からこの5人と解説してるTV局関係者がいたが、歴史を歪めてないか(´・_・`)
『「明星」50年 601枚の表紙 カラー版』⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-04-04

今日は晴れた(^^) だから、少し歩いた(^_^;)
タグ:評論 随筆
コメント(26) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

180425読んだ本&買った本

関東南部は午前中の雨、激しかったヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ お蔭で庭の植木や鉢に水を遣らずに済んだとも^_^;
毎回この冒頭の枕の話を書くのに苦しんでて、今日なんか天気ぐらいしか書くことないんだよね(-ω-、)
そう言えば、買う候補の古本が送料別だけど1円で「可」が出品されたから、先に出品されてた「良」も
一気に1円まで下がると思って毎日何回もチェックしてたんだけど、全く下がらねーでやんの(ノ_-;)ハア…

【買った本&読んだ本】

芸術新潮2018年5月号

西国三十三ヵ所巡拝の続きを期待してた方には悪いけど、毎月25日は芸術新潮の発売日なの(⌒~⌒)
一割引きでも1601円と高い(+_+) 「永久保存版 これだけは見ておきたい 最強の日本絵画100」という
特集は、山下裕二がチーフナビゲーターとして古代から現代までの「最強の日本絵画」100点を選ぶ
という「無理難題」(^_^;) 対談形式で、〈古代から鎌倉時代までは、平安仏画研究の第一人者である
泉武夫さん。室町時代から江戸時代までは、「若冲ブーム」の仕掛け人としても知られる狩野博幸さん。
そして、明治時代以降は、近代の知られざる画家の発掘を数々手がけてきた野地耕一郎さん。〉らが、
相手役を務めてる(以上は、山下裕二「巻頭言 日本絵画史をアップデートする」)(^^) 同巻頭言は、
選んだ作品に対する「異論反論」は「どうぞ編集部に意見を寄せていただきますよう。」とした上で、

    絵画に対する、絶対的な価値基準など、そもそもない。客観的な評価などというものも、
    そもそもありえない。しかし、ある時点で、充分な経験を積んだ個人が主観に責任を持ち、
    その主観を広く世に問い、歴史的な文脈を踏まえた上で、それに対する反応をフィード
    バックしてさらに歴史化することには意味があると思う。

御尤かと(^^) 失礼な奴のことを連想して不愉快になるけどさ(-"-) 同特集で目に留まったのは、

    山下 それより断然推したいのは《かるかや》[下]なんです。中世の本物の
       アウトサイダー。この手の素朴系の絵巻はいくつかありますが、最高に
       ぶっ飛んでるのがこれ。「ヘタウマ」じゃなくて「ヘタヘタ」(笑)。

    狩野 一般的な感覚からすると意外すぎるな(笑)

    山下 変化球なのは承知してるんですけれどね。でも、ずいぶん昔に「芸術新潮」で
       「私が推す『新国宝』」というアンケート企画があって、そのときに辻惟雄先生
       が挙げていたうちの一つがこれでした。こういうものを大切に受け継いできた
       日本はつくづくすごい国だと思いますよ。

マジで「ヘタヘタ」(^_^;) こんなのを選んで何故アレを選ばぬかと「異論反論」がありそう(^_^;)
掲載図版のキャプションに「家族を捨てて出家した刈萱(かるかや)道心と、息子・石童丸の物語。
ラストを飾るこの絵は、親子がともに阿弥陀二十五菩薩の来迎にあずかる場面。左のお堂は刈萱が
最後に暮らした長野の善光寺である。お堂の建つ山や来迎を表す光の描写の、勢いまかせな感じも
いい。」云々とあり、御興味ある方は「かるかや サントリー美術館」で画像検索と言いたいけど、
部分図、しかも小さいのしか見つからなかったよ(-ω-、) 他にも面白そうな記事はあったけどさ、
「中野京子が読み解く画家とモデル」の連載第2回は「ベラスケスと《バリェーカスの少年》」^_^;
最後に、ここまでくれば読む人も少ないだろうから、私的備忘録を(´・_・`) 激しい雨の午前中に、
玄関の方から門扉へと向かう人を室内から目撃し、その人は門扉の鍵を開けて外=道路を見渡すと、
再び戻って来て、今度は庭の方へ向かい始めた∑( ̄ロ ̄|||)なんと!? 慌てて玄関から出て、誰何
すると、ヤマト運輸の人だったんだけどさ、勝手に敷地内に入って拙宅の周囲を半周していたこと、
更に、手に持ってる書類封筒はビニール袋に入れてなく、びしょびしょだったので、それらのことを
咎めると、ムッとして、弁償すると言い出し、引き渡しを拒否ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ ズブ濡れになりつつ、
引き渡しを要求し(相手はレインコート着用)、やっと受け取ることができ、びしょ濡れの受領書も
僅かな濡れてないスペースにサインした(´・_・`) 中身は大丈夫だったけど、表に記されているように
「書類」だから弁償できんぞ(^_^;) 門以外から(無断で隣家を通って)許可なく敷地内に入ったのは
住居侵入罪も問えるケースだけど(現に最初は泥棒かと)、人手不足な業界だと、問題を起こしそうな
人でも採用され、また充分な研修もなされずに、現場へと出されちゃうんだろうなぁと推察(@_@;)
この話を冒頭の枕にしたら?との声もありそうだが、こーゆー読んだら不愉快になる話はねぇ(´・_・`)
失礼な奴が現われ我が物顔に振る舞うから閲覧しても不愉快で前みたいにコメする気になれぬ(-ω-、)

2夜連続で寝落ち(ノ_-;)ハア… 夜中に目が覚め消灯できたが何してて寝落ちしたか記憶なし((;゚Д゚)ヒィィィ!
タグ:絵画
コメント(30) 
共通テーマ:blog

180424読んだ本

時間の経つのが速く感じるのは、年を取った証拠なんだろうけどさ、時間が足りなすぎるよ(ノ_-;)ハア…
連日6時間も寝てないし別に遊んでるわけでもないのに、部屋の片付けに取り掛かる時間がない(-ω-、)
今日済んだ用事は、年賀状の当せん番号をチェックしたことと、爪を切ったことぐらい(´;ω;`)ウッ…

【読んだ本】

杉本苑子『西国巡拝記』(中公文庫,1980)所蔵本

最近このブログは色々な本を取り上げてはいるけど、和歌に関する記述の誤りを指摘しては著者に対し
「ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!」を浴びせるワンパターンで、「けふもバカチン あすもバカチン」
状態だね( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚ つい先日まで「けふもすぎもと あすもすぎもと」だったのにC= (-。- ) フゥー
年賀状の当せん番号チェックの結果を踏まえ、少しは運気を呼ぼうと、2/12以来の西国三十三ヵ所巡り
を再開することにしたよ(-ω-、) ちなみに、「第十三番 石山寺」には、

    石段を登りつめたとっつきの小祠は、西国札所の観音像の、小型の模刻を一字の内に
    あつめたお堂で、ここにさえ参れば、三十三ヵ所歩かなくても同様の利益を得られる
    という忙しい人間にはすこぶる重宝な存在である。

とあったけど、それよりも、西国三十三ヵ所を巡礼した杉本苑子の本書を読了しさえすれば、同様に
三十三ヵ所全てを巡拝したつもりになれるという裏技なのである(._+ )☆ヾ( ̄ヘ ̄; )んな、アホな!

とまれ、「第二十四番 中山寺」を読んだ(^^) 「安産、子育てを標榜」し、「にぎやかな寺」の由(^^)
寺伝によれば「聖徳太子が草創した古刹」だが、「多田源氏との結びつきが深い。」ということで、

    [多田蔵人]行綱の妻の不信心を、本尊の十一面観世音が戒めたと伝説にある
    〝鐘の緒〟も、いまなお保存されてい、安産の腹帯として女人の信仰があつい。/
    中山寺と、安産子育ての信仰につながりが生まれたのは、どうもこの、行綱の妻の話
    あたりかららしく、豊臣秀吉は当山に祈誓し、淀君の腹に秀頼をもうけたと言われて
    いるし、孝明天皇の妃中山一位ノ局も懐妊中、中山寺の腹帯をうけて明治帝を安産した
    と伝えられている。

ちなみに、御本尊の「十一面観音は秘仏だが、古代インドのアユジャ国王妃、シュリーマーラー夫人
(勝鬘夫人)をモデルにしたといわれているだけあって、異国的な、ひじょうに特異な立像である。
だいいちに御相好が変っている。観音さまというより不動さまに近い。」由、気になるね( ̄◇ ̄;)

この一篇、非常に長くて、「こぼれ梅」「石の唐戸」「聖徳太子の、木像」「卜部左近の墓」などの
キーワードをメモっておきますかね_φ( ̄^ ̄ )メモメモ 苑子タンが「特筆に値する見ものが一つある。」
として紹介しているのが「石の唐戸」で、「仲哀天皇の妃、大仲津媛のおくつきと言われ」ている由、

    天皇と大仲津媛はいとこ同士のあいだがらで、香坂王子、忍熊王子をもうけていたが、
    のち、天皇は丹波ノ主[おみ]家から息長足娘(神功皇后)を迎えてきさきとした。/
    丹波ノ主家というのは、新羅人の血を濃く享けている大族である。当時、朝廷の内部には、
    朝鮮半島の動乱に乗じて新羅をかすめ、武器や人的資源を掠奪しようとの計画が
    すすめられていた。

常時SSL化のお知らせ、「修正」されたけど、結局、画像のリンクのみ「https」に修正しろ、と(^_^;)
タグ:歴史 宗教 紀行
コメント(22) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

180423読んだ本&買った本

建売住宅より注文住宅がいいのかな^_^; 前にヒヨドリさんが庭に作った巣なんか芸術的だったし(^_^;)
去年の剪定の際に市販の巣箱を庭の樹に設置してもらったけど、結局、誰も入居しなかったみたい^_^;
昨日は28度もあったけど、今日は一転して涼しかったから、マジで体調管理に注意しなきゃp(・ω・*q)

【買った本&読んだ本】

中野京子『名画の謎 陰謀の歴史篇』(文春文庫,2018)

楽天の前回および今回のセール、ともに品切れで、キレかかってたところ、セール中にやっと入荷も、
6倍のショップで注文できなかった上に、漫画の予約と併せた注文(928円+596円-145p)は1割引き
にならず、損してしまった(ノ_-;)ハア… 本書の単行本『中野京子と読み解く名画の謎 陰謀の歴史篇』
(文藝春秋,2013)は図書館で借りて、2014年3月に読了と手帖に記録(^^) その手帖を見ると、評価も
悪くないし、また特記事項も無いということは、一読しておかしなところは無かったみたいだね(^^)
でも、所蔵本となれば、付箋を貼りつつ、じっくり精読できるから、気になる点が出てくるかも^_^;

古本を買い求めてる小生だが、中野京子の文庫本・新書は新品を買うことが多いのはファンゆえ^_^;
ファンというより信者みたいな方もおられますね(@_@;) 本書巻末に「一人の中野京子ファン」こと
宮部みゆきが「解説 マジシャンの特設展」を書いているけど、中野京子を褒めるために、美術史家を
貶しているのには呆れたヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 『名画の謎 旧約・新約聖書篇』(文春文庫,2016)の巻末の
野口悠紀雄「解説 本書を読んで教養を高め、尊敬を勝ち取ろう」に匹敵する信者っぷりだよね(^_^;)

    私がそれまで出会ってきた画集や美術史の本では、数多の画家や名画は
    全て教科書的なくくりで分類・解説されていました。地域と時代ごとに区分され、
    「印象派」「フランドル派」などの作風で分類され、時系列で並べられていた
    わけです。でも『怖い絵』は違った。「怖い」というコンセプトのみで
    名画のアンソロジーが作られていました。/本書のシリーズも同じです。
    「謎」というコンセプトで、全四巻の特設展を構成している。これって
    コロンブスの卵ですよね。中野さんが登場するまで、名画を解説する
    プロの美術家[ママ]や学者さんたちも、それを受け止める私たち読者も、
    教科書的な分類が当たり前で、西洋絵画を「ちゃんと鑑賞する」には
    それしかないと思っていた。お勉強的に向き合うのが正しいと思っていた。
    中野さんはマジシャンのように軽やかな手つきで、その思い込みを翻して
    しまいました。

宮部みゆきのファン・信者がいるかもしれないから、とりあえずノーコメントとさせて頂きます(^_^;)

    作品の成立した背景を正しく知り、本物の教養に触れる楽しみを覚えると、
    今度は私たち読者の側の鑑賞するまなざしも変わってきます。「謎」や「怖い」
    のような普遍的なコンセプトに沿って得た知識はスムーズに血肉となるので、
    中野さんのご本を置いて美術館に出かけても、他の画集を開いても、それまでとは
    鑑賞する姿勢が違ってくる。これこそが「中野効果」。芸術についての知識を得て
    教養を深めてゆくのは、実はとても幸せなことなのだと私たちに教えてくれる
    素敵な効果です。

絵画作品について専門家である美術史家と「作家、ドイツ文学者」とが異なってることを記してる場合に
後者の記述を無条件で信じるのなら、もはや信者^_^; てゆーか、そもそも「プロの美術家や学者さん
たち」の解説とか読んでなさそう^_^; 〈無知の知〉ならぬ〈無知の無知〉による「幸せ」かと(^_^;)

小生も読書経験は貧しい方だけど、中野京子と美術史家とで作品解説が異なる例を挙げときます(^_^;)

『名画の謎 旧約・新約聖書篇』(文春文庫,2016)~ブリューゲル『バベルの塔』
  ⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2016-07-24
  ⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-25

『名画の謎 旧約・新約聖書篇』(文春文庫,2016)~ボッティチェリ『東方三博士の礼拝』
  ⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2016-07-25

『名画の謎 旧約・新約聖書篇』(文春文庫,2016)~カラヴァッジョ『聖マタイの召命』
  ⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2016-07-26

『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』(光文社新書,2008)&『怖い絵 泣く女篇』
 (角川文庫,2011)&『怖い絵』(角川文庫,2013)~ベラスケス『黒衣のフェリペ四世』
  ⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-01-08

処女論文の表題は「・・・のイコノロジー」だったけど、レトリックとして使用しただけだしね(^_^;)
タグ:絵画
コメント(26) 
共通テーマ:アート

180422読んだ本

4月の下旬に入ったばかりなのに28度(ノ_-;)ハア… このままだと今年の夏は・・・2020年の夏は・・・
オリンピックでは死者が出ると予想ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 部屋を片付けて今夏こそエアコン使うぞp(・ω・*q)

【読んだ本】

角田喜久雄『影丸極道帖』上(春陽文庫,1989新装)所蔵本

読了(^^) 表紙カヴァー袖の内容紹介文からネタバレしない範囲でストーリーの冒頭部分のみメモ(^^)

    八丁堀の銭湯へ朝風呂に現れた町方同心志賀三平は、与力職をせがれ源太郎に
    譲って隠居した松並白亭老人と顔を合わせた。白亭の養女小夜は三平にとって
    妹同然の娘であった。/若き敏腕の同心三平とかつての名与力白亭の間に
    交わされた話は、怪盗影の影丸のことであった。・・・

「180410読んだ本&買った本」でも紹介したけどさ、縄田一男「人と作品 角田喜久雄」(角田喜久雄
『怪異雛人形』[講談社大衆文学館文庫コレクション,1995]所収)は、次のように評してた(@_@;)

    しかし何といっても、戦後の角田作品の最高峰は『影丸極道帖』(「東京タイムズ」
    昭和三十八年~四十年)である。時代小説の中に「本格推理小説」的骨格を持ち込み、
    ・・・を描いたこの作品は、構成の緻密さ、そして作中人物、主に・・・を通して
    行われる人間洞察の確かさにおいて、角田作品の集大成といっていい出来栄えを
    示している。

この「最高峰」「集大成」というのは、上巻を読んだ限りでは、どうかしらん(^_^;) んにゃ、勿論、
作品としての出来が悪いという意味ではない(^_^;) そもそも、小生が読了した角田喜久雄の時代伝奇
小説は(短篇集『怪異雛人形』を除くと)下記の通りであり、代表作と(多分)されている『妖棋伝』
『髑髏銭』『風雲将棋谷』は未読だから、判断する資格ないんだけどね(^_^;) 北上次郎が推している
『半九郎闇日記』は読んだけど(たしかに傑作)、北上次郎が小学館文庫版下巻の「解説」で挙げてる
「五つの条件」を、本作品も( ←「も」だけど)充たしてはいないかと(^_^;) とまれ、小生が読んだ
角田喜久雄の時代伝奇小説は、次から次へと謎が示されて結末まで読み手をぐいぐいと引っ張っていく
ストーリーテラーぶりと、魅力的なキャラ造型の2つが特色だった(^^) 前者は、ヒロインや主人公が
危機を脱したと思ったら再び罠に陥るパターンの連続で、ハラハラドキドキぐいぐい惹き込まれながら
一気に読まされる感じで、後者の方は、特に悪党の類を見ない怪人ぶりや謎めいた人物がメチャ魅力的
だったりする(^_^;) ところが、本作品は上巻を読んだ限りでは、ちょっと違うなぁ(^_^;) たしかに謎
はあるし、また「影の影丸」(変なネーミング)は魅力的な悪党(?)で、惹き込まれるけどね(^_^;)
あと、どーでもいいことだが、角田喜久雄の時代伝奇小説で初めて濡れ場がほんの少しあったぞ(゚o゚;)
とりあえず、上巻を読んだ限りでは、〈時代小説の中に「本格推理小説」的骨格を持ち込〉んだ感じが
濃厚で、ミステリ素人の小生はベッド・ディテクティヴ (bed detective)を連想(^_^;) 下巻で余程の
展開が無い限り、小生の趣味(テイスト)からすると、 「最高峰」「集大成」とは思えないかな(^_^;)

『寝みだれ夜叉』上⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2016-12-02
『寝みだれ夜叉』下⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2016-12-04
『まぼろし若衆』⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-15
『振袖地獄』⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-30
『緋牡丹盗賊』⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-08
『恋慕奉行』上⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-10
『恋慕奉行』下⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-18
『半九郎闇日記』上・下⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-07-01
『緋鹿子伝法』⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-07-03
『姫夜叉行状記』⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-21
『虹に立つ侍』⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-24
『妖異忠臣蔵』⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-01-28
『白蝋小町』⇒ http://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-01-30

夕方タヌキみたいな初見の猫が庭に居た(^_^;) 本物のタヌキを見かけることもあるけど(@_@;)

[追記180614]

センニン様の御指摘で気付いたけど「アームチェア・ディテクティヴ Armchair Detective」が適切かも^_^;

[追記180615]

上巻再読で「ベッド」とした理由判明も、人物を取り違えてたから「アームチェア」に訂正m(__)m
タグ:小説 歴史
コメント(44) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

180421読んだ本&買った本

やっとのことで一つだけスズランが咲いたとして、タブレットでスズランの育て方を調べてたよ(^_^;)
他方で、クンシランがダメになった由(ノ_-;)ハア… 世の中、そうウマくはいかないねぇ(´;ω;`)ウッ…
今日は最高気温が25度を超えたみたいだぉ((;゚Д゚)ヒィィィ! Tシャツでコンビニに行っちゃったよ(^_^;)

【買った本&読んだ本】

高橋貢(全訳注)『古本説話集』(講談社学術文庫,2001)上巻

昭和17年に発見され、その存在が初めて知られた『古本[こほん]説話集』∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
その書名も不明なために〝古本説話集〟と呼ばれている(゚o゚;) 平安後期から鎌倉初期に書かれたと
されてる説話集で今昔物語等と被ってる内容が多いけど、上巻は歌人・和歌説話、下巻が仏教説話で
構成されてる(^^) このブログにも記録してきたことだけど、去年のGWにブックオフで上・下巻ともに
860円の美品を見付けたのさ(@_@) ただ、小生は新古今歌人が趣味で、本書上巻のはもっと前の時代の
歌人たちだし、索引は興味の無い仏教説話の下巻に付いてるため、セール用予算が尽きたこともあり、
スルーした次第(@_@;) その後、やっぱり買おうと思って、ブックオフに行く度に、次のセールまで
誰にも買われちゃダメだよと呪いをかけてたのに、セール直前の12/28に無くなってたヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
ネットで上巻なんか2000円以上の値が付けられてたから、セドリ達が見逃すわけないわなぁ(ノ_-;)ハア…
すると、送料を含めて593円「良い」が出品されてた( ̄◇ ̄;)エッ!? ギフト券払いで注文した(⌒~⌒)
コンディションは全く問題がなく、梱包はビニールだけで追跡番号も無いけど、発送は注文数時間後
という迅速さだった「ガブット書店【古本・CD・DVD・ゲーム 買取します!】」、ありがとうm(__)m

和泉式部の歌「冥[くら]きより 冥き道にぞ 入りぬべき はるかに照らせ 山の端[は]の月」を、
近藤みゆき(訳注)『和泉式部日記 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫,2003)が「生涯の代表歌」
などと評していたから、そういう愚かなことを言う輩を藤原公任が「十分知りもしないことを言う
ものだ。」と難じてたとする和歌説話を『俊頼髄脳』(橋本不美男&有吉保&藤平春男[校注・訳]
『新編日本古典文学全集87 歌論集』[小学館,2002]所収の橋本文美男訳に拠った)から紹介して、
近藤みゆきに対するバカチン認定をしたのが、昨日の記事の要旨であ~るψ(*`ー´)ψヶヶヶ...

同歌は本書の「和泉式部歌事 第七」にも出てくるので、その当該部分の本文と〈口語訳〉を引く(^^)

    ・・・また書写の聖のもとへ、/暗きより暗き道にぞ入りぬべきはるかに照らせ
    山の端の月/と詠みたてまつりたりければ、御返事に、袈裟をぞつかはしたりける。
    病ひづきて失せむとしける日、その袈裟をぞ着たりける。歌の徳に後の世も助かりけむ、
    いとめでたき事。

     ・・・また書写山の性空聖人のところに/暗きより・・・・・・私は迷いの暗い
     世界から抜け出すことができずにいますが、やがて死出の暗い道に旅立とうと
     しています。山の端のかかった月のような聖人様、どうか私を迷わないように
     悟りの世界に導いて下さい。/とよんでさし上げたところ、御返事として袈裟を
     お贈りになった。式部が病気となって死ぬ日にその袈裟を身につけた。歌の功徳で
     死後の苦からも免かれたことであろう。本当にすばらしいことである。

本書の〈語釈〉の〈「暗きより」の歌〉の項の解説中には、ちゃんと次の一文も記されていたよ(^^)

    この歌は『法華経』〈化城喩品[けじょうゆほん]〉の「冥きより冥きに入りて、
    永く仏の名を聞かず」の一句による。

小町谷照彦(校注)『新 日本古典文学大系7 拾遺和歌集』(岩波書店,1990)の同歌脚注にも出てるし、
前掲・『俊頼髄脳』でも、次のように指摘されていたことなんだよ(^^)

    ・・・公任卿は、「その世評、なんと人は十分知りもしないことを言うものだ。
    『暗きより暗き道にぞ』と表現した初二句は、『法華経』の文言ではないか。
    そうであれば、式部が苦心して考えついた表現とも考えられない。また下句の、
    『はるかに照らせ』云々という表現は、上句に引きつけられて、やすやすと
    詠むことができたのであろう。

んなわけで、法華経の文言をパクり、「やすやすと詠むことができた」ような歌を「生涯の代表歌」と
高評した近藤みゆきに対し、「なんと人は十分知りもしないことを言うものだ。」と、公任ならずとも
批判したくなりませんかね( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚ 藤岡忠美(校注)『新 日本古典文学大系 29 袋草紙』
(岩波書店,1995)の方では、藤原公任は、この歌を「秀歌と称す」「世」の人々に対して、「案内を
知らざるなり。」(「歌の奥のことまでは分かっていない。」)と批判ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!

コンビニ帰りにマイケル(通りすがりの小学校低学年がそう呼んでた)を愛でようとするも居ず(-ω-、)
タグ:和歌 説話
コメント(24) 
共通テーマ:趣味・カルチャー